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子どもと一緒に!カッテージチーズ&クロテッド風クリームの作り方。食べ方もご紹介します

“外出自粛”を経験してわかったこと。それは実は買わなくても“自分たちで色々作れてしまう”こと。この発見はとても新鮮で楽しいものでした。中でもカッテージチーズ作りやクロテッド風クリーム作りは簡単で楽しいので、週末になるとしょっちゅう子どもたちとやっています。

牛乳と酢だけでできる“カッテージチーズ”

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新型コロナウイルスの影響で学校が休校になり、給食の牛乳が廃棄処分になるというニュースが流れたことがありました。多くの料理家たちが牛乳を使ったレシピを発表されていましたが、実は牛乳を使った料理があまり得意でないわが家……でも何とか協力できないものかと思い、そういえば学生の頃、よくあまった牛乳でカッテージチーズを作っていたことを思い出したのです! さっそくやってみました。

カッテージチーズの作り方

<材料>

牛乳1リットル

酢大さじ4

<作り方>

(1)鍋に牛乳を入れ、沸騰直前まで温める。

(2)プツプツと泡立ってきたら火を止め、酢を入れ、ゆっくりと全体をかき混ぜる。3分くらいして分離してきたら、キッチンペーパーをしいたざるに流し入れ、こす。

たったこれだけで完成。酢の代わりにレモン汁で作ってもできます。ちなみに私は中途半端に牛乳を余らせるのがイヤでいつも1パック=1リットルで作っていますが、量が多いという人は牛乳500mlに対し、酢大さじ2にしても構いません。

カッテージチーズは“使う場面”の多さも魅力

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スモークサーモンとベビーリーフのサラダにかけたり(あとはレモンをしぼって、オリーブオイルをまわしかけるだけ。黒こしょうをかけても美味)、トーストにフルーツと一緒にのせ、はちみつをかけて食べるのもおすすめです(こちらも大人は最後に黒こしょうをぱらり)。

普通はモッツァレラチーズで作るカプレーゼをカッテージチーズで作ってもおいしいですよ! トマトとバジルを交互に並べ、カッテージチーズをふりかけ、塩、こしょう、オリーブオイルを回しかければ出来上がり。

そして昔から私がいちばん好きなカッテージチーズの食べ方が「トマト味のスープ」にかける食べ方。ミネストローネでもなんでも構いません。カッテージチーズを入れることでクリーミーになるし、ボリュームも増し、おいしさがアップするんです。

そしてやっぱり出来立てのチーズっておいしいんですね。
低カロリーで低脂質、低糖質なカッテージチーズ、ダイエット向きの食品でもあるので、ぜひ作ってみてください。

腕が鍛えられる“クロテッド風クリーム”作り

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クロテッドクリームとは、イギリスで2,000年以上前から作られてきた伝統的なクリームと言われています。

本来は脂肪分の高い牛乳をじっくりと煮詰め、ひと晩おくことで表面に固まった脂肪分をコツコツとためて作る、非常に手間と時間のかかるもの。

とはいえリッチで濃厚な味わい、スコーンに塗るとおいしいですよね。それだけに市販のクロテッドクリームはお高いし、町の小さなスーパーだと取り扱っていないこともあります。牛乳や生クリームほど頻繁に使わないですものね。

そこで生クリームを使って「ほぼクロテッドクリーム」になるものをうちはいつも作っています。昔、牧場に遊びに行ったときに教えてもらったレシピです。

<材料>

生クリーム(動物性のもの) 1パック

※前日からよく冷やしておく。生クリームは、脂肪分が高いものを使った方がクロテッドクリームらしく固まります

<作り方>
しっかりと密閉できるフタつきの瓶に入れて、ひたすら振る。

はい。作り方はたったこれだけ。

コツがあるとすれば左右に振るのではなく、できるだけ上下にまっすぐ振ること。こうすると最初「シャバシャバ」言っていた瓶の中が、2~3分後には「ゴボゴボ」という音に変わり、6~7分後には音がしなくなります。そしてこの“音がしなくなったら”完成の合図。

このあと、水分が分離するまで振ってしまうと、バターになってしまうので、お気をつけください。

市販されているクロテッドクリームよりは軽い口あたりですが、それだけに食べやすいクロテッド風クリームの出来上がり。

スコーンにつけてぜひ食べてみてください。正統派はかつジャムをプラスすると思うのですが、私クロテッド風クリームだけで充分おいしくいただけると思っています。ひと晩、冷蔵庫で冷やし、ちょっと固まったくらいのものもおいしいですよ。

クロテッド風クリーム作り、上下に振る作業が以外に“腕にくる”んです(笑)。上下に6~7分間必死に振るってかなりの運動になり、出来上がったときのおいしさもひとしお。

 

カッテージチーズもクロテッド風クリームも材料もレシピ行程も少なくて単純なので、ぜひ親子で挑戦してみてください。

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