第10位「オクラ」・・・17票
null「納豆に入れてよく混ぜ、粘りを出して食べると、さらに美味しかった。水やりをすれば丈夫に育つ」(51歳/主婦)
「オクラは虫を駆除する必要がありますが、茹でたり、サラダに入れたり、さまざまなパターンで楽しめます」(29歳/公務員)
「トマト、ナス、インゲン、オクラでラタトゥイユができて、色々使えるので」(32歳/営業・販売)
「オクラやモロヘイヤは、茹でてお浸しやみそ汁の具に」(60歳/その他)
「普通におかずに使う。素揚げなど」(48歳/総務・人事・事務)
第10位は“オクラ”。納豆やモロヘイヤなど、ネバネバ×ネバネバの相性がクセになりそうです。個人的には食欲が進まない時に、たくあんをアクセントに、オクラと納豆、トロロ、モズクをご飯に乗せた“ネバネバ丼”を食べるとパワーがでます。輪切りにすると切り口もかわいいのでサラダや味噌汁などのアクセントにも。
第9位「ミント」・・・18票
null「ミントはケーキに添えます」(69歳/主婦)
「アイスティーにハーブを入れて楽しんでいます。見た感じもおしゃれに見えて満足してます」(49歳/その他)
「あまり手入れをしなくても元気に育つ。飾り付けやハーブティーに利用する」(53歳/主婦)
「ミントティーや料理のアクセントとして」(67歳/主婦)
「氷水にいれてミントドリンクにする。育てやすい」(30歳/総務・人事・事務)
「ミントは虫除けにもなる」(27歳/その他)
「ミントティーにして飲む。すっきりする」(61歳/主婦)
ローズマリーやセージ、レモンバームなどいろんなハーブの名前が挙がりましたが、中でも生命力が強く、使い方色々の“ミント”が堂々の9位にランクインしました。香りを嗅いでいるだけで頭がスッキリし、癒されます。
ハーブを水に浮かべたフレーバーウォーターもおすすめです。レモンやオレンジ、ライムなどの柑橘系をハーブと同量入れるとより香り豊かになるそうです。
第8位「ナス」・・・20票
null「放っておいてもたくさん実りやすく、料理にも使いやすいのでオススメです。天ぷらにしても、素揚げして麺類に乗せたり炒めたり、幅広く使える野菜ばかりです」(31歳/主婦)
「夏なので漬物にして食べます」(26歳/主婦)
「ナスのミートソースを作って、パスタに絡めます。日当たりにさえ気を付ければ育てやすいです」(34歳/主婦)
「ナスは揚げ浸しが好きなので毎年作ります。天ぷらやナスカレー、バーベキューの具材にもします」(38歳/その他)
育てるのに少しハードルが高そうな“ナス”が第8位にランクインしたのは意外でしたが、食べると美味しいのがナス! 冷やしうどんやそばにナスの素揚げがついてくると気分が上がりますよね。夏バテにはさっぱりした水ナスの漬物が効きそうです。
第7位「パセリ」・・・22票
null「ハンバーグの付け合せに」(49歳/営業・販売)
「サラダやタルタルソースにパセリを使う」(50歳/主婦)
「パセリはレンジでドライパセリにして瓶に保管しておくと便利」(44歳/その他)
「刻んでポテトサラダに混ぜる。天ぷらにする」(62歳/主婦)
「パセリは乾燥パセリにしてサラダや洋食、何にでも振る。卵焼きにも入れる」(49歳/主婦)
「夏場は冷凍している」(59歳/主婦)
「お弁当にはミニトマト、パセリなどの薬味はいつもちょっとずつプランターから採ってきて便利です」(38歳/主婦)
「唐揚げの彩り」(50歳/総務・人事・事務)
「お刺身を食べるとき、大葉やパセリを一緒に。育てるのに手間がかからない」(50歳/会社経営・役員)
「イタリアンパセリをサラダやカルパッチョなど香りが大事な料理に使う」(56歳/総務・人事・事務)
第7位は“パセリ”。筆者は店で出てくるとついつい皿の脇に避けてしまうタイプですが、自家栽培となると話は変わって美味しく食べられそう。大量にできたらドライパセリにするのもナイスアイデアです。
第6位「ゴーヤ」・・・24票
null「ゴーヤは苗からでも種からでも育てられると思います。去年のこぼれ種でも発芽します」(58歳/主婦)
「ゴーヤで佃煮を作る。スムージーに入れる」(76歳/主婦)
「ゴーヤチャンプルー。日除けにもできる」(55歳/その他)
「納豆に入れて食べる」(55歳/主婦)
「ゴーヤはチャンプルー、佃煮にします。葉が良く茂り、グリーンカーテンにもなります」(59歳/主婦)
「ゴーヤの葉は夏の陽射しを和らげてくれますし、ゴーヤは卵や豆腐、お肉などと炒め、ゴーヤチャンプルーとして頂くと美味しく頂けます」(77歳/主婦)
「虫も付かないし育てやすい、日除けにもなる。収穫したらスライスして冷凍保存出来る。ゴーヤは炒めたり、さっと茹でて鰹節で食べる。一度冷凍保存すると柔らかくなるので食べやすいです」(61歳/その他)
もう少し上位にランクインするかと思われた“ザ・夏の野菜”ゴーヤですが、第6位に留まりました。好き嫌いが分かれる野菜でもありますが、あの苦味と青臭さは一度ハマるとワンシーズンに何度も食べたくなりますよね。
日除けカーテンとしてツルを茂らせ、収穫も沢山したいという欲張りな人には、「30センチ位育ったら先の芽を摘むと、脇からの芽が伸びて沢山収穫できます」というアドバイスをいただきました。上手に育ててモリモリ収穫したいです。
第5位「バジル」・・・25票
null「パスタ、ピザ、チキンを焼いたり、バジルはイタリアン全般につかえる。タイ料理のガパオライスにも」(48歳/金融関係)
「トマトとモッツァレラとバジルでカプレーゼにしたり、ジェノベーゼソースにして保存」(39歳/その他)
「バジルはパスタやピザトーストに」(45歳/主婦)
「バジルはにんにくとオリーブオイルと松の実をミキサーで混ぜて、バジルオイルに。スパゲッティに混ぜたりパンにのせたりする」(66歳/主婦)
「トマトとモッツァレラのカプレーゼ。ピザトーストにトッピング。野菜サラダに混ぜる」(29歳/営業・販売)
「パスタを作ったり、トマトとチーズと和えてサラダにしたりしている」(37歳/公務員)
「お肉を焼く時に香りづけ、臭み取りに」(45歳/その他)
「バジルをたっぷりピザにのせてます」(50歳/主婦)
「水をあげるのを怠らなければよく育つ。バジルはトマト料理に合う」(27歳/その他)
おしゃれなイタリア料理の前菜“カプレーゼ”の人気に後押しされてか、“バジル”が第5位となりました。イタリアンには欠かせない食材のひとつで、ピザやパスタとの相性は抜群ですよね。ミキサーで混ぜて作るバジルオイルはぜひ真似したい。長期保存も効くので年中楽しめそうです。
第4位「キュウリ」・・・26票
null「キュウリのたたき、キュウリの浅漬け、モロキュー」(26歳/その他)
「キュウリは味噌をつけてビールのお供に」(60歳/その他)
「キュウリの漬物。成長スピードも早く何個もできるのでいい」(30歳/主婦)
「夏場は麺類や冷やししゃぶしゃぶなどよく食べるので、いつでも食べられて助かります。子どもが学校で栽培していたのをきっかけに育てるようになりました。育て方も水さえしっかりやっていればどんどん育つので楽です」(42歳/主婦)
「キュウリは浅漬けにしたり、サラダにしたりしている」(35歳/主婦)
第4位は“キュウリ”。暑さであまり食欲がなくてもさっぱり食べられるので夏の食卓には欠かせません。浅漬けやたたきも美味しいですが、マヨネーズや味噌をつけてそのままガブリと食べるのがやっぱり美味しい!
第3位「トマト」・・・30票
null「トマトは自家製のミートソースを作るのに使ったり、市販のキムチの素を使ってトマトキムチを作ると美味しいです。そうめんの薬味代わりにもなります」(38歳/その他)
「ただ単に見映えのためにトマトをおいたり、トマトピューレにしたりする」(32歳/その他)
「夏野菜はカレーや、煮込んでソースにすることが多いです。トマトは、特にハイブリッドの種類は育てやすいです。一度越冬して4年間毎年大量の実をつけたトマトがありました」(53歳/会社経営・役員)
「主人がトマトを毎朝食べるので、買うと高いし、無農薬だから育てる」(42歳/主婦)
「ピザやパスタ、スープにも大活躍です」(53歳/主婦)
「ジュースにする」(34歳/その他)
「トマトやいんげんはラタトゥイユなどに使いやすいです。冷凍もできるので便利です」(36歳/デザイン関係)
「サラダが庭で採った野菜でつくれる。よくサラダをつくる」(55歳/主婦)
第3位は「トマト」。大ぶりのトマトがなったら汚れるのも気にせず、もぎたてをそのままガブリといきたくなっちゃいますね。ピューレにしたり、トマトキムチにしたり、ジュースにしたり、たくさん採れたときのみなさんのトマト活用法の幅広さに驚かされます。ベランダで採れたトマトで作るジュースなんて美味しいに決まってる!
第2位「大葉」・・・57票
null「そうめんや豚しゃぶサラダ、冷やしうどんの薬味になるので便利」(45歳/その他)
「餃子の皮が余ったら大葉とチーズを包んで焼いたりしても美味しいです」(55歳/その他)
「新鮮な大葉青汁」(25歳/デザイン関係)
「ピザにのせたり、ササミと一緒にカツにしたり」(32歳/主婦)
「大葉はたくさんとれるので、キャベツの代わりにしてお好み焼きを作ります」(47歳/主婦)
「大葉は手巻き寿司するときに便利」(34歳/主婦)
「みじん切りにしてしょうゆ漬けにして、なんにでもトッピング」(47歳/主婦)
「そうめんやハンバーグなどの肉料理。秋には種が一杯取れるので、翌年もプランターでたくさん育ちます」(61歳/主婦)
「刺身のつま」(50歳/営業・販売)
「ちらし寿司をしたとき、大葉を刻んでちらし寿司にのせます」(67歳/主婦)
「大葉は納豆や天ぷら、フライの具に巻いたり、炊きたての白ご飯に醤油と一緒に混ぜたり。細かく刻んだ大葉に花かつおを混ぜ、醤油で味を整え、箸やすめを作る」(77歳/主婦)
そうめんの薬味としても大活躍の“大葉”が納得の第2位入り。どんな料理にも幅広く使え、料理に少量プラスするだけで味の印象をガラリと変えてくれるので重宝します。甘いくるみ味噌を大葉で巻いて軽く炒めた東北の郷土料理、しそ巻きはちょっとしたお茶請けになるのでぜひ作って欲しい一品。
第1位「ミニトマト」・・・72票
null「ミニトマトは湯剥きして冷して食べると美味しいです」(43歳/その他)
「あまり手間がかからずたくさん出来るのでおかずの彩りが少ないときに足します。見映えが良いので重宝します」(46歳/その他)
「ミニトマトは特別な手入れが無くてもよく育ち、たくさん収穫できます。はつか大根とミニトマトはサラダにして食べます」(29歳/公務員)
「ミニトマトはピクルスに」(56歳/主婦)
「ミニトマトはかわいいので癒されます。サラダに1、2個添えると見栄えもいいし、あまったら冷凍してシャーベット代わりに食べられます」(51歳/主婦)
「ミニトマトは旦那のお弁当用に欠かせない食材なので、それを自分で作ると節約にもなるので良い」(30歳/主婦)
「子供と一緒に毎日収穫し朝に食べる」(39歳/主婦)
「サラダやパスタソースに使う。簡単に育つので楽ちんです。採れたての野菜は最高においしいです」(24歳/その他)
「ミニトマトはお弁当の彩りやピクルスにする」(35歳/主婦)
「折角自分で育てた野菜なので、塩のみで素材の味を生かして食べる」(35歳/その他)
大葉から15票と大差をつけて、ダントツ1位が“ミニトマト”でした。お弁当派には絶大なる人気で、味はもちろん、彩りとして欠かせない野菜として名前が挙がりました。コロンとした見た目の可愛らしさも人気の秘訣のようです。最近は赤だけでなく、黄色やオレンジのミニトマトもあるのでいろんなミニトマトを育て比べしてみるのもいいかもしれません。
ベランダ菜園は育てれば育てた分だけ食卓に反映されていくので、育て甲斐がありますよね。お子さんのいる方は毎日の成長日記をつけていったら夏休みの自由研究にもなりそう。
自家栽培の良さは好きな分だけ採って使えること。「スーパーで買うと多すぎるものでも家で育てれば使う分だけ収穫して新鮮なまま料理できるので栄養たっぷりのご飯を作れます」(32歳/その他)。無駄がなく、新鮮なお野菜が食べられて、いいこと尽くしのベランダ菜園。まだ始めていない方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
文/清土奈々子