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布団のnishikawaのリカバリーウェアが「一味違う」と思うわけ。夏向けのドライタイプをお試ししてみた

最近、リカバリーウェアをネットや店頭で見かけることが多くなったような気がします。一般医療機器の登録がされているリカバリーウェアも多く、それらは疲労回復や血行促進、筋肉のコリなどの改善の効果が謳われています。筆者自身、リカバリーウェア歴は約3年で、これまでいくつか試してきました。

そして今はnishikawaのリカバリーウェアを使っていて、これまでとは一味違うかもと感じていますよ。特にお気に入りの点を紹介する前に、nishikawaのリカバリーウェアについて簡単に紹介していきますね。

特殊繊維から放出される遠赤外線がポイント

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筆者が使っているのは「[エアーリカバリー]スリープテック※ウェア ドライタイプ」(以下、スリープテックウェア)というリカバリーウェアです。夏向けのnishikawaのエアーリカバリーは、ドライタイプ以外にもライトタイプがあります。

どちらにするかで迷ったのですが、筆者はドライタイプを選んでいます。理由はドライタイプは一般医療機器の登録がされているから。一般医療機器の登録があった方が、なんとなく気持ちの上で違ってきそうに思いました。

とはいえ、ライトタイプもドライタイプと同じ機能をもつ生地が使用されているため、リカバリーの効果には大きな違いはないようです。

さらに生地のサラサラ感やデザインにも大きな違いはありません。ただカラー展開に違いがあり、ドライタイプはネイビーとピンクの2色。ライトタイプはグレー、ピンク、グリーンの3色ですから、色で選ぶのもよさそうですよ。

サイズに関しては、筆者が使っているドライタイプはMとLがあり、身長160cmの筆者はMサイズを着用しています。

※nishikawaの寝具関連テクノロジー

先ほども書いた通り、スリープテックウェアは一般医療機器の登録がされていて、疲労回復や血行促進などの効果が期待できます。

リカバリーウェアの多くは特殊な繊維を使用し、遠赤外線を利用して血行促進の効果を生み出しますが、スリープテックウェアも仕組みは同じ。

スリープテックウェアの場合は「PHT」というナノプラチナなどの鉱物(DPV576)を練り込んだ特殊繊維素材が使用されています。この特殊繊維素材から遠赤外線が放出されて、血行促進につながるというわけです。

筆者はメッシュ素材のスリープテックウェアを着用しているので、冬服のような保温性はほぼないと思います。でも体の中からじわじわと暖かくなるように感じます。これが血行促進の効果でしょうが、それは汗をかいてしまうような不快な暖かさではありません。

もし外側から保温をするならば夏にこれを着るのは厳しいですが、それとは違う心地よい暖かさがあるので、夏でも使うことができていますよ。

夏でも長袖長ズボンのスタイルに納得

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筆者は3年ほどリカバリーウェアを使っていて、その間複数のメーカーのものを取り入れてきました。夏には半そで半ズボンのスタイルになることが多いのですが、「スリープテックウェア」は夏物でも長袖長ズボン。

最初は「暑くないの?」と思ったのですが、実際に使ってみるとこのスタイルだからこそのメリットを感じるようになりました。

冷房を使った部屋は布団に入った直後は室温が心地よく感じられますが、だんだん寒くなってしまうこともありました。腕や足が布団から出ると冷えてしまい、朝方目を覚ますことも。

やはり長袖長ズボンにした方がいいのかなと思って使ったこともありますが、寝ている間にトップスの袖やズボンの裾が捲れてしまって結局手足が出ている……。この悩みを解消できたのがスリープテックウェアでした。

トップスの袖にはサムホールがあるので、親指を通せば袖がずれません。朝起きても、この状態のままです。

そしてズボンの裾は足首にフィットしやすくなっているだけではなく、足の甲までカバーできるデザインなのです。これは「スリープフラップ」と呼ばれるnishikawaの独自のスタイル。筆者はこの状態で布団に入りますが、ずれにくいこともあって足が出てしまうことはほぼありません。

また冷え対策だけではなく、手首や足首までしっかりとリカバリーしたいという気持ちもあります。ライターという仕事柄、手首を痛める可能性を考えると、その日の疲労はその日のうちに回復させたいと思ってしまうもの。

もちろん薬ではないので即効性はないでしょうし、手首にどの程度効果が出ているのかは示せませんが、少なくとも筆者にとってはこのデザインは他にはない大きなメリットになっています。

ちなみに、スリープフラップの袖や裾は内側に入れることができるので、リラックスタイム、場合によっては仕事中に着ても違和感はありませんよ。

疲労回復の効果は期待できると思う

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前述したように、筆者はリカバリーウェア(他社を含め)を約3年使用しています。就寝時はもちろんですが日中も着用しているので、24時間、365日ほぼリカバリーしていると言っても過言ではないと思います。

そのため初めてリカバリーウェアを使う人と筆者の感じ方には違いは出てきてしまいますが、スリープテックウェアを1週間使ってみて、いつもよりも疲れが残ることはありませんでした。朝起きた時に身体的なだるさはほぼありませんし、軽いと感じるのはこれまでと同じです。

特に夏は冷房をつけていても汗ばむことがあり、朝起きても疲れが残りどんよりとした気分の場合もあります。いくらリカバリーするとは言っても完全に疲労回復するのは難しいのでしょうが、スリープテックウェアは疲労回復の力が強いように感じることもあります。

その理由は、サラサラとした肌触りが関係しているのかもしれません。朝起きた時のベタつきを感じることはほぼないので、寝起きがスッキリしているのです。また長袖長ズボンで冷えを感じることもないので、妙な疲労感がないのも理由の1つかなと考えています。

もちろん感じ方には個人差はあります。同じ人が着ても、その日の体調によって感じ方は異なるので、その点は理解が必要になるでしょう。でも、もし寝ている間に疲労を回復したい、体のコリを少しでも改善したいと思うならば、スリープテックウェアを取り入れるのも良いのではないかと筆者は考えます。

価格のハードルがあるのは事実

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リカバリーウェアは一般的なパジャマよりも価格が高いです。スリープテックウェアの場合はトップスが税込1万8,700円、ズボンが税込1万9,800円なので、上下そろえるとなると4万円近くになってしまいます。

パジャマに4万円か……と思ってしまうのが正直なところ。筆者も4万円は高いと感じましたが、疲れを残したままで過ごして仕事の効率を落としてしまう、整体などに頻繁に通うなどを考えると、初期投資としては納得ができる金額かなと考えるようにしています。

リカバリーウェアに対する期待値は人それぞれ。金額のこともあるので「絶対着てください!」とは言えないですが、自分の体をいたわるという視点で考えていくのも悪くないと思いますよ。

【取材協力】
nishikawa

川崎さちえ
川崎さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイドとして、NHK「あさイチ」、フジテレビ「ノンストップ」などの情報番組に多数出演。『節約の達人 川崎さちえの ポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術』(インプレス)などの著書や、記事の執筆も手がける。

2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションを開始する。ネットオークション歴20年以上、フリマアプリ歴10年以上の経験で培った独自の効率的な利用方法を発信し、オークションやフリマアプリの魅力を伝えている。

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