耳をふさがないイヤホンがほしかった
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「AirPods」にはじまり、カナル型のワイヤレスイヤホンをいろいろ使ってきました。それぞれよいところはたくさんあり、音質も満足。ただ、どうも耳がふさがれる感覚が苦手で……。
とはいえ、移動中やランニング中には音楽を聴きたいし、オンライン会議にはイヤホンが不可欠。イヤホンなしの生活は考えられません。
それなら耳をふさがないタイプにしようと、某家電量販店の売り場へ。当初は骨伝導イヤホンに目星をつけていましたが、『Shokz(ショックス)』の「OpenDots ONE(オープンドッツワン)」の機能性と見た目に一目惚れ! 使いはじめたら、イヤホンはずっとこれがいいと思うまでになりました。
6.5gと軽くてつけ心地がよく、装着していることを忘れる
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筆者が愛用しているのはベージュに近い「グレー」。価格は27,880円(税込)です。メガネをかけていても、装着には問題ありません。
店頭で試着したときに、まず驚いたのがとても軽い!「OpenDots ONE」の重量は、片耳わずか6.5g。装着しても、ほとんど重さを感じないほど軽いんです。
また、しなやかなシリコン素材が使われており、耳にフィットしつつも圧迫感がありません。接客してくださった家電量販店のスタッフさん曰く、イヤーカフ型のデメリットの一つが装着しつづけるうちに違和感が出てくることなんだとか。その点「OpenDots ONE」は、つけ心地が穏やかで、長時間つけっぱなしでも快適なまま。
耳をふさがないから、周囲の音も聞こえる

朝ランにも必須。耳をふさがないので安心感があり、なおかつ走っていても落としたりブレたりすることがありません。
使い続ける中で、大袈裟ではなく装着していることを忘れてしまうときも。つけっぱなしで一日すごしたこともあります。耳をふさがないので、音量が大きすぎなければ周囲の音も聞こえるため、つけっぱなしでもさほど困らないんですよね。
この“周囲の音も聞こえること”が、筆者には安心して使えるポイントの一つ。たとえば朝ラン中、音楽を聴きながら走っていても、背後から近づいてくる車や人の気配がわかります。また、音楽や動画の音声を聴きながら家事をしていても、子どもの「ママー!」にぱっと反応できるのもイイ。
周囲の音は聞こえるけれど、音漏れはしない

イヤホンをちょっと耳から離すと、音楽を流していてもほとんど聴こえなくなります。
周囲の音が聞こえるのなら、音漏れは?と心配しましたが、大丈夫。
「OpenDots ONE」には、音漏れをふせぐ独自のテクノロジーが採用されています。逆音波といわれるものを使用し、音源と耳との距離と角度を最適化。耳に向かう音圧は大きく、それ以外の方向への音圧は小さくすることで、耳の中までイヤホンを装着せずに音を聴くことができ、なおかつ音漏れを減らしているそうです。
だからイヤホンをちょっと耳から離すと、音楽を流していてもほとんど聴こえなくなります。
左右どちらでもつけられる
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「OpenDots ONE」を購入する決め手となったことの一つが、“LRの概念がない”こと。
通常、イヤホンには左右を示す「L」「R」の印字があります。でも、「OpenDots ONE」にはないのです。なぜなら、“耳にはめるだけで左右を自動判別してくれる機能が搭載されている”から。
家電量販店のスタッフさんから説明されたとき、「ふぅん……それってそんなにスゴいこと?」と思ったあの日の私、ばかばかッ! イヤホンの左右を確認しなくてもOKって、とってもストレスフリーです。というのも、イヤーカフ型はかたちが左右同じなので、ぱっと見ただけではちがいがわかりづらい。
毎回、つけるたびに確認しなくてもよいので、ユーザーにやさしい機能だと感心しています。
操作がシンプルで、誤作動も少ない
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後ろ側をつまむ動作をすると、「再生」と「一時停止」切り替えられます。「長押し」で音量の調整も。
ワイヤレスイヤホンは、イヤホンをタップするなどして音量の調整や再生・一時停止などが操作できるものがほとんど。「OpenDots ONE」もそうした機能を搭載していますが、使ってみて、誤作動が少ないと感じています。
また、操作もシンプルでわかりやすい。使いやすい工夫が詰まったイヤホンで、使えば使うほど愛着が湧いてきます。
音質抜群かつ、専用アプリでカスタムできる
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デニムのポケットに入れても違和感がない、スリムな充電ケースもうれしい。
レビューや家電系YouTuberさんなどの評価を見ると、「OpenDots ONE」の音質はおおむね好評のよう。もちろん筆者も大満足しています。音の広がりがキレイなので、ライブ音源を聴くとその場にいるような臨場感が味わえるのもイイ。専用アプリを使えば細かな音質調整もできます。
強いてできないことをあげるなら、耳をふさがないため、ノイズキャンセリング機能はないことぐらいでしょうか? 筆者はノイキャン独特のスン……ッとした静寂が怖いため、なくて安心しているぐらい(笑)。
ちなみにカラーは「ブラック」もあります。イヤホンをお探しの方はどうぞチェックしてみてください。
朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote













