ズバリ!1千万円以上の貯蓄がある人の割合は?
nullまずは、貯金が1千万円以上あるかどうか尋ねたところ、
- ある…79人(29.3%)
- ない…191人(70.7%)
という結果になり、1千万円以上ある方は全体の約3割となりました。次に、1千万円以上あると回答した方に「あえて夜にしている家事」を聞いたところ、なんと……驚きの結果になりました!
あえて「夜にやっている家事」は?
nullダントツで多かったのは…「洗濯」!
家事の種類で圧倒的に多かったのは洗濯。79人中30人が回答し、4割近くの方が夜に洗濯をしていることがわかりました。
「洗濯。朝の負担を減らすため」(43歳/パート・アルバイト)
「洗濯。朝、時間がないし天気や季節によっては乾かないから」(45歳/主婦)
「洗濯。朝の時間を睡眠に充てられるから」(30歳/専門職)
「夏だけですが、洗濯、洗濯物干し、洗濯の取り込みの家事。ベランダに出ると暑いし、紫外線が気になるから」(48歳/総務・人事)
「洗濯物は夜にすることが多いです。お風呂の後の濡れたタオル類をすぐに洗いたいので」(51歳/主婦)
「洗濯。部屋干しなので天気に左右されずに済むから」(50歳/総務・人事)
「洗濯物たたみながらテレビを見ている。テレビを見たままボーっとしていると時間がもったいないからです」(43歳/主婦)
「洗濯。乾燥機まで使うとけっこう電気使うので、深夜電力でやっています」(50歳/総務・人事)
最近の洗濯機は優秀なので、ボタンひとつで仕上げてくれることが多いですが、洗って脱水してといった一連の行程はそれなりに時間がかかるものです。洗濯と回答した皆さんのなかには、忙しい朝の負担を減らし、時間を有効に使いたいという声のほか、深夜電力を活用して電気代を節約したいという声もありました。賢く工夫されている印象ですね。
1日の終わりはキレイにしてから寝たい…「掃除」
「洗面所の掃除。気持ちよく朝を過ごしたいので」(41歳/総務・人事)
「キッチンの掃除です。1日の汚れを一気に落とし、精神的にもスッキリします」(47歳/その他)
「キッチンシンクの掃除。1日の汚れをふき取って、ゴキブリがこないようにスッキリキレイにしてから眠りたい」(57歳/主婦)
「風呂掃除。最後にお風呂に入った人がするルールなので。風呂は次の日持ち越してしまうと掃除が面倒になるから」(41歳/主婦)
今日の汚れは今日のうちに落とし、さっぱりきれいにしてから寝たいという方も。特に水回りは汚れがひどくなる前に掃除をすることで、汚れを溜めずにすみますよね。
朝に持ち越したくない…「食器洗い」
「食器洗い。次の日に残すと汚れが落ちづらいし虫が集りやすくなるから」(26歳/研究・開発・技術者)
「食器洗い。朝ためているのをみたら、テンションが下がるので」(51歳/総務・人事)
「食器洗い、片付け。1日の終わりにすっきりしたい」(35歳/専門職)
「食洗機の電気代の夜間割引。安くなるから」(59歳/主婦)
「1日分の食器洗い。こまめに洗うよりまとめてやった方が水道代が節約できそうだから」(57歳/主婦)
食器洗いにも意見が集まりました。食洗機を使っている人のなかには、1日分をまとめて夜に回すことで、夜間の電気代の割引を活用しているケースもありました。
バタバタしたくないから…「翌朝の食事の準備」
「翌日の朝のお米を研いで浸水している。朝起きてすぐ炊いてもふかふかのご飯が炊けるから」(41歳/主婦)
「ご飯炊き。朝は忙しくてご飯を炊いていられないから」(54歳/その他)
「お弁当をつくる。洗濯をする。朝せわしないのは嫌なので」(46歳/総務・人事)
とにかく朝は忙しいので、朝ごはん作りやお弁当作りなど、夜にできることは先にやっておいて、朝は少し余裕を持たせたいとの声もありました。
ゆったりとかけたい「アイロン」
「アイロンがけ。昼は暑いから」(48歳/主婦)
「アイロン。日中の暑さの中ではかけたくないし、ゆっくりテレビを見ながらするので」(39歳/主婦)
「アイロンがけ。夫としゃべりながらゆっくり出来るので嫌いな作業でもイライラしないから」(39歳/公務員・団体職員)
「アイロン。夜間の方が電気代がかからないから」(53歳/主婦)
アイロンがけは夜派という方も。好きなテレビを見ながら、おしゃべりしながら、少し余裕のある気持ちでかけることで仕上がりも丁寧になりそうですね。また、ここでも夜間電力を活用するという声がありました。
光熱費節約と貯蓄アップのポイントは?
null最近の物価の高騰の一つに、光熱費があげられます。また、電力不足が問題になることもあり、できるだけ節制したいと考える方も少なくないでしょう。今回のアンケートでも、夜に家事をすることで「夜間電力」「深夜電力」を活用しているという声が複数の方からあがりました。一体どのような仕組みなのでしょうか?
夜の電気代は安いの?
企業や個人の活動が減る夜間は電気の使用量も減少するため、昼間に比べて電気が余りやすくなり、安く供給できるようになります。
東京電力を例にみると、「夜トク8」のプランでは、1kWの基本料金214.50円に加えて、電力量料金1kWhあたり午前7時〜午後11時までは32.74円ですが、午後11時〜午前7時までは21.16円と、夜間の方が3割以上安くなる設定に。
また「夜トク12」のプランでは、1kWの基本料金214.50円に加えて、電力量料金1kWhあたり午前9時〜午後9時までは34.39円ですが、午後9時〜午前9時までは22.97円とこちらも夜間の方が3割以上安くなる設定です。
これらの夜間や深夜の安い電力を家事に活用することで、光熱費を節約することができます。いま利用している電力会社のプランをチェックし、電気をたくさん使う時間帯がプランと合いそうな方は検討してみてもいいですね。
貯蓄1千万円台という大台に乗せるためのポイントは?
さらに今回の貯蓄額、1千万円台という大台に乗せるためには、日々の家計管理が重要です。細かいことの積み重ねです。
- 光熱費の節約はこまめなオンオフを
- 食費は家計簿を活用して支出をチェック
- 買い物は必要なものを必要な量だけ買い、安い材料でできる献立力をつける
- 固定費などの毎月の支払いをこまめにチェックしプランを見直すことで、継続的な節約につなげる
また、「余ったら貯める」という気持ちではなかなか貯蓄に回せないという方もいると思いますが、お給料が入ったら一番先に貯蓄に回す「先取り貯蓄」を強制的にすることで、貯まりやすくなります。
日々の暮らし方を少し変えることで、様々な気づきがあるもの。自分に合う、合わないも含めて工夫をすることで、ハマるものが出てきそう! ぜひ挑戦してみてくださいね。
【参考】
大学卒業後OLから25歳でアナウンサーへ転職。テレビ、