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貯金1千万円以上の人に聞いた!服を買うときに「やめたらお金が貯まった」10のこと

堅実にお金を貯めている人は、日々の行動や心がけに、その秘訣があるかもしれません。『kufura』編集部では、貯金が1千万円以上ある20代から40代の男女を対象に「衣服に関して、やめたらお金が貯まったこと」があるか尋ねたところ、87人中72人が「ある」と答えました(「服に限らず不要な物を買わない」という回答も含む)。いちどに比較的大きなお金の出ていく“衣服の買い物”を見直すことは、お金を貯める近道といえそうです。

みなさんがやめた「10のこと」をみていきましょう。

1:セールで買うのをやめた

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「セールに行くのをやめた。欲しくない服まで買ってしまうから」(32歳女性/主婦)

「本当に欲しいと思ったもの以外買わないようにした。セールで安かったからと、使うかわからないものを買ってしまい、結局着ない服が結構あったので」(41歳女性/その他)

「セールもそうだが、クーポンだのお客様感謝デーだのを意識するのをやめた」(47歳男性/コンピュータ関連技術職)

“安いから”とつい冷静さを失って、必要ないものまで手に取ってしまいがちなセール。結局出番のない服を買ってしまったり、手持ちのものと同じような服を買ってしまったり、皆さんにもそんな経験ありませんか? セールやお得感に惑わされるのをやめたら、お金が貯まったという声が目立っていました。

2:定価で買うのをやめた

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「必要な服はセールのときに買う」(41歳男性/コンピュータ関連技術職)

「服はバーゲンで買うので、ふだんは見ることをやめた」(39歳男性/企画・マーケティング)

1の項目とは対照的に、セールを上手に利用して、お金を貯めたという声も。ポイントは、“安いから買う”のではなく、“必要なものが値下げされる機会”として付き合うこと。その姿勢が徹底できれば、セールを活用するのも堅実な方法といえます。

3:ブランドにこだわるのをやめた

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「ブランドにこだわらず、自分が可愛いと思ったものを買うようになったら被服費が減りました」(50歳女性/総務・人事・事務)

「ハイブランドを買うこと」(45歳男性/営業・販売)

「ブランド品を買うのをやめました」(46歳男性/コンピュータ関連技術職)

品質の良さを求めてブランドを手に取る人もいるでしょうが、皆がいいと言っている、持っていると気持ちがアガる、などの側面からブランド買いに走る場合もありますよね。お金を貯めようと思ったら、“自分にとって本当に必要かどうか”、ブランドとの付き合い方をいまいちど見直すことで、大きな出費をセーブできます。

4:高い服を買うのをやめた

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「高い服を買わない。具体的に単価を決める」(31歳男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「ファストファッションしか買わない」(45歳男性/その他)

「ユニクロで買うようになって支出が減った」(40歳男性/コンピュータ関連以外の技術職)

アイテムごとに購入額の上限を決めたり、ファストファッションでしか買わないと決めたり、潔く割り切ることで、お金が貯まったという声も。自分の価値観に合って、満足できていることが成功の秘訣のようです。

5:流行りの服・長く着られない服をやめた

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「流行りのものを購入するのをやめた。流行りものはすぐに着られなくなってしまうので、何年も着やすく着回しができるものを買うようにした」(49歳女性/主婦)

「安いからといって買わずに、長く着られる服で、家に代わりになる服がないかきちんと確認してから購入」(38歳女性/主婦)

「安い服を買わなくなった。質のいい長く着られるものだけ厳選して買う」(30歳女性/弁護士)

ショップのウインドーをのぞけば、シーズンごとに流行のスタイルがキラキラ輝いて見えますね。けれど、流行は去るもの。安い服や流行りの服に手を出すのをやめて、質が良くて着回しの利くデザインを選ぶのは、堅実派の知恵といえそうです。

6:新品にこだわるのをやめた

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「新品の商品の購入をやめ、中古の商品を購入するようにしたらお金が貯まった。新品に対するこだわりがなくなったので」(39歳男性/学生・フリーター)

「コートなどは古着で買う。1~2シーズンでどうせ汚れるから、古着で十分」(41歳女性/金融関係)

「新品を買わないでリサイクルショップでまかなっている」(49歳女性/総務・人事・事務)

ひと昔前は、“古着”といえば個性的なファッションをイメージしがちでしたが、いまは流通形態もジャンルの幅も大きく広がり、自分の好みやスタイルに合った服が手軽に買えるようになりました。なんといっても新品より安いのが魅力。中古の服を活用して被服費を減らし、貯金に繋げている人も多かったです。

7:衝動買い・ムダ買いをやめた

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「欲しい服を見つけたとき、いちど店を離れて考える時間をつくると無駄な買い物が減る」(43歳女性/その他)

「衝動買いをやめる、買った後で後悔するので」(43歳男性/その他)

「ネットで送料を考慮して、必要のないものまで買うこと」(46歳女性/総務・人事・事務)

「サブスクをやめる」(31歳男性/金融関係)

「福袋を買うのをやめる」(44歳男性/その他)

お金を貯める近道は、不要なものを買わないこと。そのためには本当に欲しいもの・必要なものを冷静に見極める姿勢が大事です。ネットショップで、「あと○○円で送料無料!」というフレーズにあおられて、余計な買い物をしてしまったことありませんか? また、定額で服をレンタルできる「サブスクリプション(サブスク)」も、活用できていないなら毎月の出費がかさむだけなので、見直すべきポイントですね。

8:不要な服を持つことをやめた

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「一軍の服だけ持つようにした」(30歳女性/主婦)

「いらない服をとにかく売った。すっきりすると買う気がなくなる」(41歳女性/主婦)

「服を買ったら必ず1枚捨てることにしているので、あまり服を買っていない。部屋が狭くてあまり服を増やせないので最近衝動買いが減った」(43歳女性/主婦)

「服を増やさない。衣替えのときに、不要なものを処分し、捨てた分だけを補充するようにする」(45歳女性/主婦)

「不要な衣類を処分して、必要な衣類だけ残したら、余計な衣類を買わなくなりました」(47歳男性/総務・人事・事務)

貯金上手さんは、クローゼットの見直しを定期的に行っていることがわかりました。服を処分してみると、不要な服をたくさん持っていたことに驚いたり、リサイクルショップでの買取額と購入額との落差にショックを受けたり、なんらかの“気づき”があると思います。そうすると、購入のハードルが上がり、すっきりしたクローゼットの気持ちよさに目覚め、自然と節約に繋がっていくということですね。

9:服をムダにするのをやめた

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「新しい服を買うのをやめた。まだ着られる服がたくさんあったので」(46歳女性/コンピュータ関連以外の技術職)

「穴が開いたりしても修繕する」(40歳男性/総務・人事・事務)

「古くなった服をすぐに捨てるのをやめて、部屋着として使う」(48歳男性/研究・開発)

新しい服を買わずに手持ちの服を見直してみる、修繕して大切に着るなど、どれも愛着を持って洋服と付き合っていくための素敵なアイディアです。SDGsが注目されるいま、見習いたいですね。

10:目的に合わない服を買うのをやめた

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「色々なシチュエーションで着られる服を買うようにした。1つの服で普段着やちょっとした外出までまかなえる服を買って、服の総量を減らした。あまり服を買わなくて済むし、場所も取らない」(45歳男性/その他)

「仕事でもプライベートでも使える服を選ぶのをやめた。仕事に使うにはちょっと派手だったり、プライベートに使うにはあと10センチ丈が短かったらよかったのにと感じたり、どちらも叶えようとすると中途半端な服になり、満足できず、そのために服をたくさん買っていた。いまは仕事用には無難な服を適当に買って、プライベートは自分の好みだけで買うというように完全に分けている」(38歳女性/公務員)

最後に、自分に最適な“さじ加減”を見つけたことで、無駄がなくなったという例を紹介します。様々なTPOに対応できる服を買うことで、アイテム数がぐっと減り、服にかけるお金を削減できますね。一方で、仕事とプライベートの両立を目指した結果、納得できない服ばかり増えていたという声もありました。

いかがでしたか?

被服費を減らすためには、セールに近づかないという声が多い一方で、セールを活用するという声が上がったり、いいものを長く着る派と低価格派に分かれたり、相反するアプローチもありました。

つまり、生活スタイルや価値観は人それぞれで、自分にぴったりの“衣生活”を見つけることが、服にかけるムダなお金を省く秘訣といえそうです。

様々な声のなかから、皆さんのライフスタイルに合ったものを見つけて参考にしてみてください。“自分にとってのムダ”に気がついて衣服の買い物を見直せば、貯金アップに大きく繋がるはずです!

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