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家計に効く「節約食材」みんなの使い方を調査!圧倒的に支持されていたのは

続々と上がる物価。以前と同じものを買っても、「こんなにする?」という金額になることも珍しくなくなりました。そうはいっても、すぐにお給料が上がるわけでもなく、工夫をしてやりくりしているという方も多いと思います。

今回『kufura』では、「家計に効く節約食材の我が家の使い方」をアンケート調査しました。20〜50代の女性303人が選んだ節約食材とその調理方法を見ていきましょう。

圧倒的な支持を得たのは「もやし」!

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今回のアンケートで一番多かった回答は、303人中102人が回答した「もやし」。なんと3人に1人が挙げてくれました。

もやしは、メイン、サブのほか、かさ増しにも大活躍。では、どんな使い方をしているのでしょうか?

メイン料理で大活躍!

「もやしメインの焼肉。肉と一緒にもやしを炒めるが、もやしメインでも美味しい」(30歳/学生・フリーター)

「もやしと豚肉のあんかけ炒め。もやしと豚肉を炒めて中華スープのあんかけにします。もやしでかさましすればボリュームのあるもやしと豚肉のあんかけ炒めの完成」(41歳/その他)

「もやしミンチ丼。もやしとミンチを炒めて、コチジャンと醤油、砂糖で味付け」(48歳/主婦)

「もやしカレー。もやしとひき肉を炒めて、お湯を入れてカレールーをとくだけ。安くて簡単です」(50歳/財務・経理)

「大量のもやしとキャベツ、豚バラを挟んでフライパンで蒸し焼き。あとは、ポン酢か焼肉のタレで食べる」(31歳/主婦)

「もやしのチヂミ。もやしを袋の中で細かくしてレンチン。水を切って卵とチヂミ粉を入れて混ぜて焼くだけ」(40歳/パート・アルバイト)

もやしとたんぱく質を組み合わせて、一気にメイン料理の完成。火が通りやすく、あっという間にできあがるのも助かりますね!

副菜や箸休めの一品

「もやしナムル。もやしをレンジで加熱して、ごま油、創味シャンタンで味付け。無限に食べられる簡単レシピ」(32歳/その他)

「もやしと豆苗の炒め物、シャンタンと塩こしょうで味をつける」(49歳/その他)

「茹でたもやしに鰹節とごま風味のドレッシングをかけるだけの簡単レシピ」(54歳/総務・人事・事務)

「もやし。ワカメともやしのポン酢あえ。さっぱり食べられて家族からも好評」(46歳/その他)

「もやしをチンして、ポン酢をかけるだけの、モヤシサラダ。ヘルシーで、食欲不振の時でも食べられます」(53歳/主婦)

「もやしとニラのゆでサラダ」(55歳/その他)

ささっとできるもやしの副菜が続々と登場。夏はさっぱり味が人気のようですね。

かさ増しにぴったり!

「もやしはいろいろ使えます。炒め、煮る、和えるで、かさ増しです」(59歳/その他)

「野菜炒めにもやしを入れてかさ増しさせる」(32歳/総務・人事・事務)

「もやしをなんにでもいれる。餃子やハンバーグのかさ増しやパスタや、そば麺類のかさ増し豆腐。麻婆豆腐はもちろん、ハンバーグにしたり鯖缶とごはんに乗せて薬味をかければサッパリ食べられておいしい丼に!」(38歳/主婦)

「もやしとはんぺんのふわふわ焼売。豚ひき肉にもやしとはんぺんを入れて、かさ増しします。もやしのシャキシャキとはんぺんのふわふわ感で美味しいです」(50歳/主婦)

量を確保したいときのかさ増し食材としても人気のもやし。そのままでも、細かく刻んでも大活躍です!

安くて満足感も高い「鶏むね肉」

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「鶏むね肉を使った料理。胸肉は砂糖水につけて柔らかくする」(48歳/総務・人事・事務)

「鶏むね肉の野菜あんかけ」(25歳/主婦)

「鶏むね肉。下味をつけるときに片栗粉を揉み込むと柔らかくなっていい。味付けは醤油系でもケチャップ系でも焼肉のタレでもなんでも合う」(45歳/主婦)

「鶏のむね肉でチキンナゲット」(45歳/主婦)

「鶏むね肉の唐揚げ。ニンニクや生姜をきかせると美味しい」(55歳/主婦)

「むね肉をよく使っています。むね肉はフライパンで蒸すだけで、タレを自分で作っています。ニラだれが一番飽きないですし美味しいです。体にもいいタレを作るようにしています」(47歳/主婦)

「鶏のむね肉をカツにして、タルタルをかけたり、豚かつソースをかけたりする」(59歳/その他)

「鶏むね肉のチキンチャーシュー」(50歳/総務・人事・事務)

安価でヘルシーな鶏むね肉。調理方法もたくさんあって、いろんなメニューに使えるのもありがたいところ。形がしっかりしているので、食べ応えも文句なし! お腹もいっぱいになりますね。

色々な料理に変身「ひき肉」

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「3色丼。鶏ひき肉(鶏そぼろ)+ほうれん草(茹でてみじん切り)+いりたまご」(58歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「合い挽きミンチは高いから、鶏むね肉をフードプロセッサーにかけて“なんちゃってミンチ”を作って冷凍。ミートスパゲッティにもハンバーグにも使えて脂っぽさがなくて食べやすく食費を抑えられる」(26歳/パート・アルバイト)

「豚ひき肉丼。豚ひき肉を焼き肉のたれで炒め、カット野菜をレンジでチンする。カット野菜に中華だしや醤油やゴマ油で味をつける。豚肉と味付けしたカット野菜をアツアツの白米の上にのせてできあがり」(45歳/主婦)

パラパラとした状態でも、何かに混ぜて形をつくっても食べられるひき肉。柔らかくて食べやすいことから子どもからの支持も高いですよね。フードプロセッサーでひくとより節約になりそうです!

栄養価も抜群「豆腐」

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「豆腐と卵をめんつゆで煮込んで丼にします」(55歳/その他)

「豆腐のミートソースグラタン。豆腐とレトルトのミートソースをお皿に入れ重ね、チーズをかけてオーブンで焼くのみ。ヘルシーで美味しいです」(33歳/出版・マスコミ関係)

「豆腐ステーキ。豆腐を平たく切って水気を切り片栗粉でまぶして焼き、ネギのみじんぎり、かつお節、しょうがなどの薬味と醤油をかけて食べる」(46歳/主婦)

「湯豆腐。色々なお野菜を入れるが、メインは豆腐。醤油ベースの優しい味付けにして食べる。豆腐でお腹は膨れるし、カロリー少なめでダイエットにもなる」(52歳/総務・人事・事務)

「高野豆腐ハンバーグの種のかさましに、水でもどした高野豆腐をつぶして合い挽き肉、玉ねぎ、塩コショウ、マヨネーズで生地を作ります。ボリュームがあり、柔らかく美味しいハンバーグになります」(29歳/研究・開発・技術者)

「豆腐のそぼろ。水切りした豆腐を醤油・酒・砂糖で炒る。鶏そぼろと変わらない感じでかつ冷めても油っぽくならないので三色丼にしたりオムレツに入れたり重宝する」(38歳/公務員)

「豆腐とカット野菜(モヤシベースで、ニラ、人参が入っているものが多い)で麻婆豆腐。ボリュームもあるので、これ一品でも満足感があります」(51歳/コンピュータ関連技術職)

「豆腐のぬか漬け。豆腐を2等分して、軽く塩をふる。キッチンペーパーでつつみ、糠の中へ。高級チーズの様になります」(59歳/営業・販売)

お豆腐は和、洋、中問わずに使える万能食材。しかも、栄養価が高いのが嬉しいですよね。ヘルシーで、健康的に食べられて有難い食材です。

お肉の代わりにも「油揚げ・厚揚げ」

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「お肉がないときに、油揚げをカリカリに焼いてお肉がわりに食べています。香ばしくて、案外満足感があります」(36歳/主婦)

「豚ミンチともやしをこね、油揚げのなかにつめてフライパンでやく」(54歳/主婦)

「油揚げピザ。マヨや味噌、しらすなど好きなものをテキトーにのっけてチーズたっぷりかければ、あっという間にピザの出来上がり。トースターであと1品のおつまみが出来ていい」(41歳/主婦)

「厚揚げ豆腐で麻婆豆腐」(30歳/主婦)

お肉の代わりに使っても、お肉と組み合わせて使ってもしっかりとボリュームが出る、油揚げ・厚揚げ。簡単に調理できるのも助かりますね。

彩りもきれいで、バリエが多い「卵」

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「カニかまのかに玉風。卵は節約食材。また、あんをかけると大抵のものは美味しくなる」(54歳/その他)

「卵とキャベツの蒸しもの。お腹に溜まるし、おいしい」(34歳/公務員)

「韓国風煮卵。水に醤油、砂糖などを入れ、沸騰したら、しし唐10本とスライスしたニンニク、ゆで卵を入れ、再度沸騰したら火を消し、冷めるまで待つ。甘辛でご飯との相性が絶妙。韓国ではご飯にかけてバターを乗せる食べ方が流行っているそう」(40歳/その他)

価格は値上がりしているものの、1パック200円前後で買えて栄養価もバッチリな卵。節約面でも無くてはならない存在ですよね。

栄養もたっぷり「納豆」

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「納豆を春巻きの皮で包んで油で揚げる納豆春巻き。少し納豆の独特の臭みが抜けておやつ感覚で食べられる」(58歳/営業・販売)

「はんぺん納豆。はんぺんと納豆を入れて焼くだけ。ボリュームもあり美味しい」(40歳/その他)

「納豆キムチ豆腐。この3つを混ぜるだけ。栄養たっぷりおいしいです」(47歳/コンピュータ関連技術職)

安価で栄養価たっぷりの納豆。そのまま食べる以外に、包んで揚げたり、焼いたりして、香ばしさもアップ! 冷蔵庫に常備しておきたい食材の一つですね。

ローカロリーだけど満足感あり「こんにゃく」

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「こんにゃくに、細かく包丁を入れ、表面を焼き、醤油だれでいただきます」(41歳/パート・アルバイト)

「こんにゃく。こんにゃくをよく炒めたあと、醤油と白だしで煮込む」(44歳/その他)

「こんにゃくと納豆のチャーハン。塩や醤油で炒めると和風チャーハンが出来る」(39歳/総務・人事・事務)

ローカロリーな上に、食感がしっかりしているこんにゃく。組み合わせも色々できますね!

混ぜてかさ増し「おから」

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「おから餃子。ひき肉の代わりにおからを使い、キャベツ、椎茸、玉ねぎのみじん切りと混ぜ、塩こしょうと味噌で味付けして餡を作ったら、餃子の皮に包んで焼くor揚げる。おからと味噌という大豆の相性の良さで、和風餃子な感じで美味しいです」(31歳/事務職)

「ハンバーグにおからパウダーを入れて作成しています」(39歳/公務員)

おからもお肉の代わりやかさ増しにぴったり。こちらも栄養価が高くてヘルシー!

ちょっと余ったもの、切れ端も利用「野菜の残り・葉」

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「残り野菜をナムルにして、ビビンバにして食べる。いろんな味が一度に楽しめて美味しい」(36歳/主婦)

「餃子の肉を少なくして、余っている野菜を細かく入れる」(43歳/その他)

「豆苗を適当な大きさに切ってアスパラ、ベーコンをオリーブオイルで炒める。ニンニクと塩こしょうで味付けして、豆苗の上にかけて食べる」(31歳/事務職)

「大根の葉。大根の葉を刻んでごま油炒め」(49歳/金融関係)

「大根葉。茹でてみじん切りにしておけば、餃子の具になる」(41歳/主婦)

「余りがちな大根を使った、豚バラ肉と大根のカレー。隠し味は、醤油とウスターソースです」(58歳/その他)

「大根チャーハン。大根とご飯を同量くらい入れると、ヘルシーだし安いです」(50歳/総務・人事・事務)

余った野菜や、切れ端、葉っぱも余すところなく全部使える野菜。地球にも優しい使い方ですね!

まだまだあります!節約食材活用法

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「業務用スーパーの冷凍野菜。ブロッコリー、揚げなす、ほうれん草、ジャガイモなど。最近野菜が高いので、これがあればたっぷり野菜がとれる! おすすめは揚げなすと豚肉のオイスター炒め。なすと豚肉を炒め、オイスターソースで味付けするだけ。普通のなすを使うより、とーっても美味しいです!」(37歳/パート・アルバイト)

「うどん。業務スーパーの冷凍うどんを茹でて、麺つゆで食べる」(22歳/学生・フリーター)

「赤魚のチリソースがけ。業務スーパーで売っている冷凍の赤魚の切り身を使います。片栗粉をまぶして揚げて、チリソースを絡めるだけ。簡単で美味しいです」(57歳/主婦)

「ちくわ。根菜とともに煮物にすると安くボリュームが出せます。たんぱく質もとれるし味も美味しいです」(45歳/主婦)

「何といっても、すぐできる乾麺のそうめん。まあ、究極の節約食材と言っても、過言じゃないですね。わが家では。ぶっかけ素麺、感動です」(59歳/その他)

「サバの缶詰。ぐちゃぐちゃにして卵と七味を混ぜてご飯にかけて食べると、たぶん栄養がとれるし楽でいいです」(51歳/総務・人事・事務)

こうやってみるとたくさんある、安価な節約食材。激安スーパーを利用して安い食材を工夫をして使うという声もたくさんありました。

 

いかがでしたか? 色々ありましたが、全体的にみると、安いだけではなく、栄養価も比較的高い上に、ヘルシーな節約食材が多いということがわかりました。お財布にだけでなく体にも優しい節約食材。積極的に取り入れていきたいですね!

橋浦多美
橋浦多美

大学卒業後OLから25歳でアナウンサーへ転職。テレビ、ラジオ、司会等を中心に現在はフリーのアナウンサーとして活動中。得意分野は家計経済で、暮らしがよくなるお金との付き合い方を日々考えています。FP、宅建士、ビジネスマナー検定、食生活アドバイザーなどの資格を保有。双子男児の母。

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