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コレは買い!家計節約に役立つ「100均グッズ」【和田由貴のカンタン節約術その10】

ありとあらゆるものがワンコインで揃ってしまう便利な100円ショップは、今や主婦の強〜い味方!

そこで今回は、節約アドバイザーの和田由貴さんに“100均グッズで叶う家計節約術”についてお話をうかがいました。

100円でもやってはいけない「安物買いの銭失い」

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100円ショップに行くと、本当にいろいろなものがあり、思わず感動してしまいますよね。さらにそれが100円となると、ついついかごに入れてしまう……という方も少なくないのではないでしょうか?

でも、「使うかどうか分からないのに、100円だからといって気軽に買ってしまうのは良くない」と和田さん。

「なんとなく買ってしまうお店の代表として挙げられるのは、100円ショップ、そしてドラッグストアです。

目的もないのに立ち寄って、安価な値段に誘われてついつい余計なものを買ってしまい、“安物買いの銭失い”にならないように気をつけなくてはいけません」

これは買い!節約に役立つ「100均グッズ」

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(1)光熱費の100均節約グッズ

浴槽保温シート

「水とガスの節約の狙い目は、たくさんのお湯を使うお風呂です。家族が一度に入れば安上がりになるものの、バラバラの時間になってしまうと“追い炊き”をしてしまいますよね。

そんな時におすすめなのは、100円ショップで購入できる“浴槽保温シート”です。

お風呂の蓋をしめる前に、お湯の表面に浮かべると保温効果がアップ。ガス代の節約につながります」

カーペット用保温シート

「“カーペット用保温シート”は、浴槽保温シートの大きい版です。ホットカーペットやこたつの床に敷くと、暖房器具の熱効率を上昇させます。通常より暖房器具の設定温度を低く抑えても、暖かさをキープできるのです」

とくに冬場は暖房の光熱費が気になるところ。寒い冬には持ってこいですね!

(2)キッチンの100均節約グッズ

冷蔵庫用トレー

過去記事「【節約の達人テク その2】最新の冷蔵庫はおトク!? “冷蔵庫の賢い節電テク”」でもお伝えしたように、冷蔵庫を上手に節電するためには、開閉時間を短くすることが効果的です。

「毎朝の朝食時に使うものや、お弁当用に使うものが決まっている場合、トレーを用意してそこにまとめて入れておくと、一気に取り出せて時短&省エネにつながります」

レンジ用パスタ容器

「パスタに限らず、100均で購入できる電子レンジ調理器は優秀なものが多いのです。蒸し野菜調理器具も、ゆでずに気軽に作れるので、1つあってもいいと思います。

パスタを1人分だけ作りたい時におすすめなのが、1人分だけをカンタンに作れる“パスタ容器”。水とパスタを電子レンジでチンするだけです。簡単に使えるうえエコにもつながる優れものです」

ドレッシングシェーカー

「節約が上手ではない家に限って、冷蔵庫のドアポケットにドレッシングや調味用のたれなどがたくさん入っているのを見かけますが、市販のドレッシングやたれは割高です。自分で作った方が安上がりです。

そこで活躍してくれるのが、目盛りに合わせてしょうゆやみりんなどの調味料を入れるだけの“ドレッシングシェーカー”です。ドレッシング以外にもたれなども作れます。目盛り通りにつくればいろいろなレシピができますし、使い切れなかった場合、蓋がちゃんとついているので、それを冷蔵庫に入れておけば保存も可能です」

泡が出るポンプボトル

「液体のハンドソープを、泡が出るタイプにしてくれる容器です。液体ハンドソープを10倍のお湯で薄めて入れると、泡になって出てきます。10倍に薄めているのでハンドソープの節約になります。液体タイプは出過ぎるのが気になると言う方にもおすすめです」

 

“100均グッズで叶う!家計の節約”について見てきましたが、いかがでしたか?

上手に選べば節約アイテムとしても優秀なものが多い100均グッズ。ムダ買いをせずに、日々の節約に上手に取り入れたいですね。

まとめ

  1. 100円でもムダ買いはしない
  2. 浴槽、カーペット保温シートは光熱費節約に役立つ
  3. 冷蔵庫用トレーで開閉時間を短く
  4. パスタはレンチンがお得
  5. ドレッシングシェーカーで手作りもカンタン
  6. 液体ハンドソープは泡にして10倍お得に

【取材協力・監修】

和田由貴(わだゆうき)

節約アドバイザー、消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど、暮らしや家事の専門家として多方面で活動。2007年環境大臣より「3R推進マイスター」委嘱。著書に『和田由貴のシンプル節約術』(あさ出版)ほか。2子の母で現役の節約主婦。

オフィシャルホームページ

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