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【節約の達人テク その2】最新の冷蔵庫はおトク!? 「冷蔵庫の賢い節電テク」Q&A

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冷蔵庫は毎日の生活に欠かせないツールではありますが、最初に電源を差したっきり、電気代を意識せずに、そのまま何年も使いっぱなしという方も多いのではないでしょうか?

でもじつは、食材を上手に保存しながら、節約にもつながる方法があるのです。

そこで今回は、節約アドバイザーの和田由貴さんに、「冷蔵庫の電気代」の賢い節約方法について教えていただきました。

 冷蔵庫の電気代は、1年間でいくらかかっている?

Q1.冷蔵庫の年間の電気代を教えてください。

A1.冷蔵庫に記載されている「年間消費電力量」をもとに計算できます。

「冷蔵庫の電気代は、使用量や電力会社との契約内容によって変わります。目安として、PanasonicのWEBサイトで公開されている算出方法を参考にすると、年間消費電力量が360kWh/年の製品の場合、年間の電気代金は、約9,720円になります」

 

冷蔵庫は小さいほうが節電になる? 古い機種は電気代が高い?

Q2.古い冷蔵庫と新しい冷蔵庫では、電気代が違いますか?

A2.冷蔵庫の省エネ化が大きく進んでいます!

「節電が進み、10年前のものに比べると年間1万円くらい、20年前のものとでは年間2万円くらい電気代が安くなっています。冷蔵庫は基本的にコンセントにプラグを差しっぱなしにするものなので、これだけ変わると大きいですよね。古い冷蔵庫を使い続けているのであれば、買い替えも節電になるかもしれません」

 

Q3.最近の冷蔵庫は機能が多くついていますが、その分電気代が余計にかかりませんか?

 A3.節電のための機能も増えています!

「最近の冷蔵庫はとにかく賢くなりました。人感センサーがついていたり、ドアの開閉を記録したりしているものもあります。

例えば、開けたり閉めたりする時間が頻繁になる朝や夕方は、自動的に集中して冷やし、逆に寝ている夜中などは開閉が少ないので、冷気を控えめにするエコ運転になったりします。

家電自体が人の使い方を学習しているので、日々進化しているといえますね」

 

Q4.冷蔵庫の大きさは節電に関係ありますか?

A4.意外にも、小さい冷蔵庫のほうが電気代が高いことが多いです。

「冷蔵庫には、節電のためにインバーターなどの機械が搭載されています。ある程度の大きさがなければ、そういった機械を搭載することができないので、小さいものには節電が進んでいる機種が少ないのです。

一般的には400l(リットル)くらいの大きさが、最も節電が進んでいます。冷蔵庫で一番売れるのはファミリーサイズなので、メーカーもそのクラスに最新の技術をもってきているんです。

大きいと電気代がかかるイメージがありますが、節電も進んでいます」

 

Q5.輸入ものの冷蔵庫は、節電対策になりますか?

A5.節電面では、日本のメーカーがやっぱり優秀!

「最近では、素敵なデザインの輸入家電が増えています。しかし節電面では、日本のメーカーのものが優秀だと言えます。

冷蔵庫やエアコンなどの製品には、家電製品の省エネ性能を示す“統一省エネルギーラベル”が表示されています。ここには省エネ達成率や年間の消費電力量、年間の電気代などが書いてあるので、きちんと見てから決めましょう」

 

節電につながる「冷蔵庫の正しい使い方」とは?

Q6.設定温度を変えると、節電になりますか?

A6.設定温度は節電に直結! 詰め込みすぎに注意しましょう。

「ただし、細かく設定できる冷蔵庫はあまりありません。一般的には、強、中、弱くらいの調節幅です。

あれもこれもと冷蔵庫に入れたくなる気持ちはわかりますが、たくさん物を詰め込むと冷え方が弱くなります。また、温度を高くしすぎると、物が傷む恐れもあります。
なので、大前提として、“物は詰め込みすぎないこと”。これが鉄則です。

物を詰め込みすぎないで、きちんと内部の冷気が正しく作動しているようであれば、夏でも“中”で十分冷えます。冬は“弱”でも大丈夫かもしれません」

 

Q7.節電テクとして、中にカーテンをつけるという方法を聞きますが、効果は?

A7.開閉時間が長くなるので、節電としては逆効果です!

「中にカーテンをつけると、カーテンを一旦あける作業が必要になるので、ドアを開閉をしてからすぐに物を取り出せませんよね。そうすると、結果的に開閉の時間が長くなり、逆効果になってしまいます。

もうひとつ、冷蔵庫の吹き出し口は一番奥の壁についていることが多いのですが、カーテンがあると、カーテンよりも手前に冷気が届きにくくなります。そうなると、ドアポケットに入っている、卵、飲みかけの牛乳などの温度が上がりやすくなります。

傷みの原因になりますので、カーテンはつけないほうがいいでしょう。メーカーとしても推奨していないと思います」

 

節電にもなる!「冷蔵庫の整理整頓」テクとは

Q8.使うものをカテゴリーごとにまとめる方法は、節電になりますか?

A8.朝食セット、お弁当セットなど、使う項目ごとにまとめれば、節電対策としても有効です!

「冷蔵庫でよく使うものをカテゴリー別に分けておくと、何度も開閉せずに一度で取り出せるので、扉の開閉時間が短くなり、節電につながります。

例えば、朝食セットのように、バター、ジャムなどを同じトレーにいれておきます。お弁当セットは、梅干しと佃煮などを入れるなど、一緒に使うものをまとめておくといいですね」

 

Q9.冷蔵庫と冷凍庫それぞれの、節電につながる整理整頓のコツは?

A9.「冷蔵庫は詰め込みすぎず、冷凍庫は隙間を作らず」が基本です。

「冷蔵庫の節電は、冷気の循環を妨げると冷えなくなってしまうので、冷気をいかに保つかが大事です。冷蔵庫はあまり物を詰め込みすぎないことが重要です。

逆に冷凍庫は隙間を作らないでおくと、冷気が逃げにくくなります。冷凍庫には沢山入れて、食材が無駄にならないように積極的に冷凍保存したほうがいいですね」

 

省エネ化が進んでいる冷蔵庫だからこそ、整理整頓しながら上手に使うと日々の節約につながりそうですね! ぜひご自身の使い方を見直してみてくださいね。

まとめ

  1. 冷蔵庫の1年間の電気代は、「年間消費電力量」をもとに計算できる
  2. 冷蔵庫の省エネ化が大きく進行中!
  3. 小さいサイズの冷蔵庫は電気代が高め
  4. 節電面では、日本のメーカーが優秀
  5. 設定温度は節電に直結。冷蔵庫の詰め込みすぎに注意
  6. 中カーテンは節電には逆効果
  7. 「冷蔵庫は詰め込みすぎず、冷凍庫は隙間を作らず」が鉄則

(※この情報は2017年10月現在のものです)


節約アドバイザー

和田由貴(わだ ゆうき)

日本女子大学家政学部卒業。消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど、暮らしや家事の専門家として多方面で活動。2007年環境大臣より「3R推進マイスター」委嘱。著書に『和田由貴のシンプル節約術』ほか。2子の母で現役の節約主婦。

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