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おうち時間が長くて「水道光熱費」が激高!節約のためにしていることを聞きました

今回のコロナ禍でテレワークや外出自粛が続き、家にいる時間が長くなったという方が多いと思います。

そこで『kufura』では「新型コロナウイルスの影響により、家庭の水道光熱費にはどのような変化がありましたか?」と218人の既婚女性に聞いてみることに。みなさんの具体的な節約方法もあわせてご覧ください!

ズバリ!巣ごもり生活で水道光熱費に変化はありましたか?

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まずは、生活の変化から、水道光熱費が高くなったかどうかを聞いてみると、

・水道光熱費がとても高くなった……46人(21.1%)

・水道光熱費が少し高くなった……100人(45.9%)

・水道光熱費は変わらない……69人(31.7%)

・水道光熱費は安くなった……3人(1.4%)

という結果になり、なんと7割近くの方が、「少し」または「とても」高くなったと回答しました。

これまで経験をしたことのない「テレワーク」や「外出自粛」など、生活スタイルそのものの変化から、できるだけ家の中で生活を完結させるスタイルが続いています。アンケート結果をみると、程度の差はあるものの、水道光熱費がかさんでいる方が多いことが分かります。そこで、みなさんが水道光熱費の節約のために具体的にどうしているのかを聞いてみました。

夏の必需品「エアコン」の節約を心がける

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「エアコンは出来るだけ使わない。使っても温度を高めに設定して、団らん後も家族もみんななるべく居間にいるようにして過ごす」(54歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「エアコン代を少なくするために、朝晩は窓を開けて扇風機で送風をする」(45歳/主婦)

「エアコンの温度設定を高めにして、扇風機を併用している」(50歳/その他)

「エアコンを省エネタイプに買い替えた」(53歳/主婦)

「エアコンは1日2時間までにする」(35歳/総務・人事・事務)

日本の高温多湿の気候には欠かせないエアコン。特に夏は熱中症のリスクもあるため、適度なエアコンの使用は必要不可欠です。とはいっても使いすぎるとお財布にも環境にも優しくないもの。扇風機を併用したり、使う部屋を限定したり、時間で区切って使用したりと、みなさんがいろいろな工夫をしていることがわかりました。

過去記事「【節約の達人テク その1】 つけっぱなしorオンオフ? 『エアコンの賢い節電テク』Q&A」」では、節約アドバイザーの和田由貴さんにもお話を伺っています。エアコンの設定温度や、併用するといいものについても教えていただいていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

洗い物、お風呂の「水」を節約

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続いては、暮らしに欠かせない「水道」の節約についてです。

「洗い物やお風呂などを1回でまとめてやるようにしている」(23歳/主婦)

「お風呂の残り水を洗濯に使うようにしました」(34歳/主婦)

「水道の出る水の量をしぼって使用している」(37歳/その他)

「トイレの流水量を調節した」(41歳/主婦)

「お風呂はなるべく間隔を空けずに入る」(51歳/主婦)

「洗濯物は風呂水を再利用している」(29歳/その他)

水の使用量が気になり、節約を心がけているという方もたくさんいました。洗い物の回数を減らしたり、蛇口から出る水量を調節することで、使いすぎに心がけているようです。また、洗濯に使う水はお風呂の水を再利用するという声もあがっています。水だけではなく、お風呂や洗い物のお湯を沸かすガスを気にしているという方も。

「お風呂はなるべく間隔を空けずに入る」(51歳/主婦)

「ガス給湯器をこまめにオフにして、皿洗いや手洗いに温かい水を使用しない」(35歳/総務・人事・事務)

こちらも、節約アドバイザーの和田由貴さんにお話を伺った過去記事「【節約の達人テク その9】トイレや洗濯機は節水できる?『水道代の賢い節約テク』Q&A」では、洗濯機やお風呂など、水をたくさん使う場所の節約について教えてもらっていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

電化製品に囲まれた暮らし。少しでも「電気」を節約するには?

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気がつけば、家の中は電化製品だらけ。電化製品の使い方を工夫することで節約を心がけているという方もいました。

「こまめに電源を切る。なるべくひと部屋で一緒に過ごす」(50歳/主婦)

「電気代が上がったので、日中は極力電気をつけないようにしている」(29歳/総務・人事・事務)

「今までは大きな扇風機をつけていたけど、USB扇風機で一人一台つけて節約している。扇風機の消費電力が約10分の1でかなりエコ」(48歳/主婦)

「家電を使わない時はコンセントを抜いておいて主電源を切る。エアコンではなく扇風機にする」(38歳/主婦)

「なるべくテレビを利用しないことになっている」(38歳/金融関係)

日中は電気をなるべくつけない、主電源を切るなどの工夫をされている方が見られました。使わない電化製品もコンセントにつながれたままにしているなど、エコではない使い方をしていることがありますよね。改めてチェックしましょう。

また、最近の電化製品はどんどん性能がよくなり、旧製品よりも消費電力が減っていることも。これから買い替えを検討している方は、その辺りもしっかりと確認しておきましょう。

こんな時だからこそやってみた「節約」

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「食器を減らした」(32歳/総務・人事・事務)

「トイレは外出した時に1回済ませる」(44歳/営業・販売)

など、いろんな意見がありました。

ファイナンシャルプランナーの筆者も、節約については色々と実践していますが、定期的に出費のある“固定費”を削ることが効果的だと実感しています。固定費は一度見直すと今後ずっと節約効果が続きます。水道光熱費では、基本プランの見直しや、電力やガスの自由化に伴ってサービス事業者そのものを見直すというやり方もあります。この機会に一度検討してみるのもいいかもしれませんね。

一方で、この非常事態下においては割り切っているという意見も。

「仕方ないと対策はなし」(39歳/その他)

「コロナで家にいる時間が増えたから光熱費が上がったけど、その分外食費などが減ったので特に何もしていない」(41歳/主婦)

という意見も。また、

「何もしていない。夫がテレワークだった3カ月間は勤務先から光熱費補助があった」(58歳/主婦)

など、会社からの計らいがあって助かったという声もありました。

 

今回の新型コロナウイルスの蔓延で、私たちが当たり前だと思っていた暮らしそのものが見直されています。水や電気を節約することは、環境に配慮することにも繋がります。節約できるところは節約をして、財布にも地球にも優しく暮らしていきたいですね。

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