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「エアコン代の節約術」みんながしている工夫と専門家のアドバイスを聞きました

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連日のすさまじい猛暑で、エアコンなしでは暮らしていけないような状態ですよね。ただエアコンの使用量が増えると気になるのが電気代。なるべく電気代がかからないように、エアコンの使い方を工夫している人も多いのではないでしょうか?

そこで『kufura』では、女性492名を対象に“エアコン代の節約のためにやっていること”についてアンケート調査を実施。みんながやっている工夫とともに、節約研究家・小松美和さんからのアドバイスをご紹介します!
節約とはいえ、節約のために猛暑の中エアコンを無理に我慢するのは危険です。適切に利用したいですね。

皆の工夫1:設定温度を工夫する

「28度で弱風に設定している」(24歳/主婦)

「設定温度27度風量は少なく。急激に部屋を冷やそうと温度を下げたり風量を多くしたりしないようにしている」(21歳/学生・フリーター)

エアコン代を節約するためには、冬場の暖房では設定温度を低めに、夏場の冷房では設定温度を高めにするのがよいといわれますよね。

今回のアンケートでもっとも多かったのは“28度設定”。もしも28度設定でエアコンの効きに満足できないならば、エアコンの調子が悪いか、フィルターが汚れているのかもしれません。

実際に筆者の経験でも、25度設定でも室内が冷えないのでさすがにおかしい……とエアコン清掃業者にクリーニングを依頼したところ、劇的にエアコンの効きがよくなり、電気代の節約にもつながったことがあります。

適切なメンテナンスを行いたいですね。

皆の工夫2:エアコン+扇風機

「エアコンをかけて、扇風機で部屋の空気をまわす」(29歳/その他)

「扇風機を利用して、エアコンの設定温度を抑えています」(57歳/主婦)

エアコン代の節約のために、エアコンをつけながら扇風機も回すという声が多く集まりました。エアコンと扇風機を同時に使うと、室内の空気の循環がよくなって、エアコンを効率よく使えるようです。

皆の工夫3:「こまめに電源を切るorつけっぱなし」どちらが正解?

「28℃でこまめにオン・オフ」(34歳/主婦)

「1人のときはまめに電源を切っている」(32歳/金融関係)

「まめにスイッチを消す。使わないエアコンはプラグを抜いておく」(35歳/その他)

「短時間の外出時はつけっぱなしにする」(28歳/主婦)

「つけたり消したりを繰り返したほうが、お金がかかると聞いてからはむやみやたらに操作しないようにしています」(22歳/その他)

「エコ運転にして、つけたり消したりできるだけしない」(29歳/その他)

今回のアンケートでは、エアコン代の節約方法として“なるべくこまめに電源を切る”という意見と、“つけっぱなしにする”という相反する意見が……。一体どっちが正しいのでしょうか? 節約研究家で『月給13万円でも1000万円貯まる節約生活』の著者、小松美和さんにうかがいました。

「エアコンは、設定温度と室内の温度を調整しようと起動するときが一番電気代がかかります。ですから、あまりこまめにオンオフを繰り返すと、室温が安定するまで急速運転を続けて消費電力が上がり、余計に電気代がかかるおそれはあるでしょう。

外気温の高い昼間は35分までの外出であればつけっぱなしの方が節電になり、外気温が低い夜は15分までの外出ならつけっぱなしの方が節電になります」(小松さん)

どうやら短時間であれば、エアコンは切らないほうが正解のようです。もちろん、毎日24時間つけっぱなし……という極端な使い方をすれば電気代の請求が恐ろしいことになりそうですが、エアコンのオンオフのタイミングはうまく判断するようにしましょう。

皆の工夫4:通常の“冷房”以外のモードで使用する

「ドライ設定」(33歳/主婦)

「除湿かエコ冷房にしている」(44歳/その他)

「省エネモードで使っている」(37歳/総務・人事・事務)

「主に除湿を使う」(38歳/その他)

「涼しくなったら送風に切り替える」(36歳/学生・フリーター)

上記のように、通常の“冷房”以外のモードで使用するという意見もありました。ただ、小松さんによれば、除湿(ドライ)に関しては、ちょっと注意が必要のようですよ!

「除湿で節約になるかどうかは、エアコンの機種によります。新しいタイプのエアコンは、冷房機能の方が節約になって、 古いタイプのエアコンは、除湿の方が節約になることが多いです。

除湿は、温度を下げなくても快適に過ごせる機能で、 有効に使いたいですが、その機能について、ちゃんと理解していないと電気代の節約にはつながりません」(小松さん)

小松さんによれば、除湿のタイプが次のいずれかによって、節約できるかどうかが変わるそうです。

(1)弱冷房方式

「除湿機能には、大きく分けると2つあって、そのうち弱冷房方式というのは、冷房の機能だけで除湿を行うというものです。

弱冷房方式は除湿効果は低めですが、電気代から見ると安くすみます。 ちなみに我が家のエアコンはこちらのタイプです」(小松さん)

(2)再熱方式

「再熱方式では、いったん温度を下げて、除湿の効果を高めてから再び適度な温度まで温めなおしてから除湿を行います。 除湿の効果は高いですが、その分電気代も高めとなるわけです。

ご自宅のエアコンがどちらのタイプなのかは、この機会に知っておくといいと思います。

メーカーやシリーズ、年代によって違いますので、 取り扱い説明書、HP、問い合わせなどで一度調べてみてください」(小松さん)

除湿のほうが節約になるかどうかは機種しだいなんですね! 知らずに除湿を使い続けたり、逆に除湿の使用を避けたりすると、実は損しているかもしれません。

 

これからまだまだエアコンのお世話になる日が続きそうです。熱中症の危険も考慮しながら、無理なく節約をしましょう。

 


【取材協力】

小松美和・・・節約研究家。高校卒業後、会社員生活を経て22歳で結婚。長男、長女、次女、三女の4人の子宝に恵まれ、専業主婦として子育てに明け暮れるが32歳で離婚。慰謝料・養育費をもらわずに節約やアフィリエイトで6年で1,000万円を貯め、キャッシュで一戸建てを購入。家庭で無理なく実践できる節約の技と暮らしの知恵を紹介し「カリスマ節約主婦」として話題に。著書に『月給13万円でも1000万円貯まる節約生活』がある。

 

【参考】
小松美和(2017)『月給13万円でも1000万円貯まる節約生活』(アスコム)

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