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「炊飯器調理」にドはまり中の我が家、2種の「ノンギルティケーキ」を作ってみた【#30】

旅エッセイストの国井律子です。今回の連載「無駄のない暮らし」はお子さんと簡単に作れる、砂糖不使用、自然な甘みでノンギルティな、「プロテインケーキ」と「りんごケーキ」のご紹介。ダイエットしている方にもオススメです。

3月8日に幼稚園を卒園して長い春休みを過ごしていた次男。ひまさえあればふたりで炊飯器料理、作っていました。ぶんぶんチョッパーを使って粉をかき混ぜてみたり、りんごケーキでは包丁と炒め物にも挑戦。回を増すごとに成長しています。

(1)高タンパクで自然な甘みの「プロテインケーキ」

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料理を始める前に分量をあらかじめ測って準備しておくとスムーズです。

【所要時間】
1時間ちょっと(45分はほったらかし)

【材料】
4~8人分

  • ホットケーキミックス:200g(パルシステム国産小麦ミックス粉)
  • プロテイン:50g(チョコレート味)
  • 牛乳:200~300㏄(様子見ながら途中で追加)
  • 卵:1個
  • バナナ:1本(甘味やバナナ味にしたい場合2本)

【作り方】

(1)分量を量った粉などすべて準備してボウルなどに入れる。

(2)泡だて器などでよくかき混ぜる

「ぶんぶんチョッパー」があると最高に便利ですよ!

「ぶんぶんチョッパー」にすべての材料を入れました。
最初はちょっと手ごたえかたく、だんだんこなれてきます。

(3)炊飯器のおかまに軽くオイルを塗ってこびりつき防止。

(4)(2)をすべて注いで、ふつうに炊飯したらできあがり!

おかまに薄くサラダ油を塗ってコーティング。
スプーンでもう一度よくかき混ぜて注ぐ。
出来上がりが楽しみ。
約45分後炊きあがる。
真ん中に串を刺して生地がくっついてこなければ、ちゃんと焼けている証拠。

甘みは、パンケーキに含まれるほのかな糖分と、プロテインのチョコレート味だけ。私たちは甘いのがそんなに好きではないのでこれでじゅうぶんだけど、もしもっと甘い方がよければハチミツとかメープルシロップとかオリゴ糖とか生地に加えたり、ケーキに直接垂らしたりするといいですね。
プロテイン、牛乳、卵使用で、筋トレやダイエットしている人にもおすすめです!

ひっくり返してお皿に盛り付けて完成。
なかがしっとり、とってもおいしかった!
翌日山登りへ。ケーキの残りはタッパーに詰めて行動食にしました。
神奈川県の吾妻山でいただいたプロテインケーキ。アクティブなおでかけにもいいですね。

(2)砂糖不使用、自然な甘みの「りんごケーキ」

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今回から刃物(OPINEL)を使い始めます。

【所要時間】
1時間20分(約60分はほったらかし)

【材料】
4~6人分

  • ホットケーキミックス:200g(パルシステム国産小麦ミックス粉)
  • りんご:中くらい1つ
  • 牛乳:160㏄
  • 卵:1個
  • オリゴ糖:大さじ3~4
  • はちみつ:大さじ2~3

【所要時間】
1時間ちょっと(45分はほったらかし)

【作り方】

(1)りんごをまるまる一個薄切りする。

本当は穴に指を入れて使用する「OPINEL」のピーラー。入れない方が使いやすいそう……。あなたのやり方で。
フィンガーガードが付いているので見ていて安心です。こちらはホールに指をしっかり入れています(笑)。

(2)分量を量った粉などすべて準備して、ボウルに入れる。

卵を割るのはもうちょっと先かな。今回はボウルに入れるだけの作業に。「スモールステップ」で。
なめらかになるまでよく混ぜます。

(3)薄くサラダ油を塗ったフライパンでりんごを焼く。

両面に焼き目が付いたら、オリゴ糖を入れて煮詰める。

お箸の練習にもなりますね。
両面しっかり焼いていきます。
りんごがいい色になったらオリゴ糖投入!

(4)炊飯器のおかまに軽くオイルを塗ってこびりつき防止。

(5)(3)をおかまの底に敷き、(2)をすべて注いで、ふつうに炊飯したらできあがり!

ケーキの中央に串など刺して生地がくっついてこなければなかまで焼けている証拠。今回2回ほどくっついてきたので延長。トータル1時間ほど炊飯しました。

りんごの向きをそろえて敷くと焼き上がりがきれいな見た目に。
生地を流し込んで炊飯器にGO!
ふっくら炊き上がりました。
お皿にひっくり返すと、きれいに焼きあがっていました。
りんごを数枚細かく刻んで生地に混ぜ込んで焼いてもよかったなー。ま、おいしかったのでOKです。
おやつってこんな簡単に作れるんだ……と次男も驚いていました。

わが家は長男が生まれつき糖質の代謝が悪いため白砂糖類は家にはなく、甘味ははちみつやオリゴ糖を使用。2種類のケーキは、長男も食べられるヘルシーなおやつなのでした。ということは常に痩せることばかり考えている「万年ダイエッター」な私にもばっちりなスイーツです。

ふたつのケーキとも材料は簡単に安く揃うものばかり。「節約」にも一役買ってくれます。
ほかにも春休み中、文旦をたくさんいただいたので、ゼリーやケーキや、毎日のように作りました。家のなかがいつも甘い匂いがして幸せでしたよー。

※炊飯器料理は、火を使わないので子どもとの料理にも安心。温度調節や時間を計る手間が省けて効率的なところが気に入って、私は自己責任で調理しています。最近は調理コースが搭載された炊飯器もありますが、なかには炊飯器料理を推奨していないメーカーも。お料理される際には取説や、注意書きなどを読んでからなさってくださいね。

国井律子
国井律子

1975年東京生まれ。大学卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌でエッセイスト・デビュー。現在は、オートバイのほか、旅、クルマ(キャンピングカー所有)、自転車、サーフィン(ショートもロングも)、スノーボード、ファミリートレッキングなど多趣味をいかしたエッセイを執筆中。旅が好きなのと同時に、おうちも大好き。家での一番の趣味は収納(整理収納アドバイザー1級資格取得)。いかにラクするか考えること、「時短」という言葉も大好き。嫌いな言葉は「二度手間」。インテリア、ネットショッピング、お取り寄せグルメ・酒、手抜きおつまみ作りに熱心。「痩せたい」というのが口癖。直近は苦手な掃除をがんばっている。飼い犬はボストンテリア。ふたりの男児の母でもある。

https://ameblo.jp/kuniritsu/
https://www.instagram.com/ritsuko_kunii/

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