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「肉じゃが」は味変&リメイクで2度3度美味しく!たくさん作りたくなるレシピ集

定番家庭料理の1つ「肉じゃが」。いつ食べても安定の美味しさではありますが、多めに作り過ぎてしまったときなど、余った肉じゃがを2度3度と食べ続けていると、どうしても飽きてきてしまうもの。でも、調味料などを使って味変したり、ほかの食材を加えて違う料理にリメイクしたりすれば、肉じゃがをさらに美味しくいただくことができます。そこで『kufura』では、女性262人にアンケートを行い、皆さんイチオシの「肉じゃがの味変&リメイクレシピ」を教えてもらいました。

調味料や食材をプラスしてパパっと味変!

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「肉じゃがにちょっと飽きてきた……」というときは、調味料や食材を加えてパパっと味変するのがおすすめ。皆さんがどのように味変しているのか見ていくことにしましょう。

・辛さを加えて刺激的な味わいに味変

「わさびを入れると、肉じゃがにピリリとした辛さが加わって美味しくなります」(50歳/総務・人事)

「一味唐辛子を入れると、ピリッと味が引き締まって美味しいです」(27歳/主婦)

「ラー油をサッと回しかけると、肉じゃががメリハリのある大人の味に変化します」(61歳/主婦)

「コチュジャンを入れて韓国風にして食べると、いつもと違った味わいの肉じゃがになって美味しいです」(26歳/パート・アルバイト)

「キムチを入れてピリ辛にして食べると、味が変わって飽きません」(58歳/主婦)

肉じゃがは、辛味をプラスすると、味が引き締まってより一層美味しくなる様子。わさびや一味、コチュジャンなどの辛味調味料をサッとかけるだけで、簡単に新たな肉じゃがの味わいを楽しむことができるようです。ごはんのおかずだけでなく、酒のつまみとしても大活躍してくれそうですね。

・バターやオイルでコク旨に味変

「肉じゃがにバターを加えるだけで、肉じゃがではなくじゃがバターを食べているような気分になれます」(50歳/総務・人事)

「オリーブオイルをかけるだけで、肉じゃがの味がガラリと変わって美味しくなります」(37歳/その他)

「ごま油を1~2滴たらすと、おうちの肉じゃがから一気にお店の味に変わって美味しいです」(53歳/その他)

余った肉じゃがに、バターやオイルを加えて味変するのもおすすめです。これだけでコクが加わって、いつもとは違う味わいの肉じゃがに大変身。バターやオリーブオイル、ごま油は香りもあるため、風味豊かな肉じゃがに仕上がること間違いなしですね。

・酸味をプラスしてサッパリ味変

「お酢を回しかけると、肉じゃがの味がガラリと変わるのはもちろん、コクも出て美味しくなります」(32歳/総務・人事)

「味変したいときは、ポン酢を加えて食べます。酸味が加わって味が変わるし、脂っこさも抑えられるので、あっさり食べたいときにピッタリです」(46歳/研究・開発・技術者)

「トマトを加えると、トマトの酸味がプラスされて、サッパリと食べやすい肉じゃがに生まれ変わります」(30歳/その他)

肉じゃがに飽きてきたときは、酸味を足して味変すると、サッパリしてすごく食べやすいとのこと。お酢やポン酢、トマトなど、お好みの調味料や食材をプラスすると、酸味で肉じゃがの甘さや脂っぽさが抑えられるので、飽きることなくお箸もどんどん進みそうです。

・こんな調味料や食材で味変するのもおすすめ

「柚子胡椒を少し加えると、肉じゃががさわやかな味わいになって美味しいです」(41歳/主婦)

「山椒を入れると、家庭料理の肉じゃがが、一気に料亭風の味わいに変わります」(38歳/その他)

「ガラムマサラを入れて、カレー風味に味変すると美味しいです」(30歳/専門職<医師・看護師・弁護士など>)

「マヨネーズをかけると、肉じゃががより濃厚な味わいに。酸味もあってサッパリするので、子どもたちがパクパク食べてくれます」(39歳/主婦)

「ニンニクを加えると、旨味が増して肉じゃがの味もガラリと変わります」(66歳/その他)

「肉じゃがに砕いた柿の種をトッピング。いつもと違う食感がとても面白いし、味もピリ辛になって美味しいです」(16歳/パート・アルバイト)

皆さんおすすめの味変は、ほかにもいろいろ。柚子胡椒や山椒、マヨネーズなど、家にある調味料なら、意外とどんなものでも美味しく味変できるようです。ニンニクや柿の種などの食材を使った味変も簡単で美味しそうなので、ぜひ試してみたいですね。

ひと手間加えてまったく違う料理にリメイク!

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では次に、味変ではなく、残った肉じゃがをほかの料理に作り変えて楽しむ、リメイクレシピをご紹介していきます。

・カレーやカレー関連の料理にリメイク

「残った肉じゃがは、水とカレーのルウを足して、カレーにリメイクして食べるのが美味しくておすすめです」(36歳/専門職<医師・看護師・弁護士など>)

「2日目の肉じゃがには、カレー粉を入れて肉じゃがカレーを作ります。肉じゃがの和風ダシがよくきいて、お蕎麦屋さんのカレーみたいな味になります」(41歳/その他)

「カレー粉を足して、カレーにします。コクのある和風カレーができるので、ごはんにかけてもカレーうどんにしても美味しいです」(39歳/主婦)

「余った肉じゃがにレトルトカレーを加えて、チーズをかけてオーブンで焼くと、簡単に美味しい焼きカレーが完成します」(31歳/その他)

「カレー粉もしくはカレーのルウを足して、カレー肉じゃがに。それをごはんと混ぜて、とろけるチーズをのせてオーブンで焼いてドリアにすると美味しいです」(60歳/主婦)

リメイク料理で特に人気が高かったのが、カレーやカレー関連の料理です。普段からカレーに肉やじゃがいもを入れる人は多いと思うので、カレーと肉じゃがも間違いなく相性バツグン。いつものカレーよりも、ダシ味のきいた和風のカレーが楽しめるようです。

また、「ビーフシチューのルウを入れれば、簡単シチューの出来上がりです」(67歳/その他)というように、牛肉を使った肉じゃがの場合は、カレーではなくビーフシチューにリメイクするのもいいかもしれませんね。

・コロッケにリメイク

「余った肉じゃがを潰して丸め、パン粉をつけて揚げてコロッケにすると美味しいです。肉じゃがにすでに味がついているので、調味料なしでもそのまま美味しくいただけます」(51歳/主婦)

「残った肉じゃがに茹でたじゃがいもとコショウを足してカサ増しし、衣をつけてコロッケに変身させます」(69歳/その他)

「肉じゃがにマヨネーズを少し混ぜてからコロッケにします」(30歳/主婦)

「余った肉じゃがにごはんを加え、パン粉をつけてライスコロッケにします。和の優しい味わいですが、食べ応えもしっかりあって美味しいです」(28歳/営業・販売)

余った肉じゃがは、コロッケにするのもおすすめ。肉じゃがにすでに味がついているので、調味料をつけずに、揚げたてをそのまま美味しくいただくことができます。余った肉じゃがだけでは量が足りない場合は、茹でたじゃがいもを加えてカサ増しすればOK。ごはんを加えてライスコロッケにするというのもいいアイディアですね。

・卵料理にリメイク

「卵で包んでオムレツの具にします。普通の肉じゃがとは雰囲気がガラリと変わって、とても美味しくいただけます」(43歳/主婦)

「残った肉じゃがは卵でとじて、ごはんにのせて丼ぶりに。肉じゃがに入っている、いろいろな具材の旨味が卵にじんわりと溶け出して、すごく美味しいです」(41歳/その他)

肉じゃがを手軽にササっとリメイクしたいときは、卵と合わせるのがいちばん。余った肉じゃがをオムレツの具にすることで、食べ応えのある美味しい卵料理が完成します。卵でとじてごはんにのせるというリメイクも、簡単でとても美味しそうですね。

・ほかにもこんな料理にリメイクできる!

「残った肉じゃがは、ホワイトソースととろけるチーズをのせてグラタンにするのがおすすめです」(68歳/総務・人事)

「春巻きの皮で包んで揚げて、肉じゃが春巻きにします」(60歳/パート・アルバイト)

「肉じゃがの汁気を切って、キュウリやトマト、玉ねぎスライスなどの野菜とマヨネーズを混ぜてポテトサラダに。じゃがいもにすでに味がしっかり染み込んでいるので、すごく美味しいです」(36歳/その他)

「水で溶いたお好み焼き粉の中に溶き卵と肉じゃがを入れ、ごま油で焼けば、簡単に肉じゃがのお好み焼き風が完成します」(52歳/主婦)

「肉じゃがを作りすぎたときは、翌朝に食パンではさんで肉じゃがサンドにリメイク。栄養豊富で、これを食べると朝から元気になれます」(38歳/主婦)

ほかにもグラタンやポテトサラダ、春巻きなど、皆さん残った肉じゃがをいろいろな料理にリメイクしている様子。どれも簡単で美味しそうなものばかりなので、これからは肉じゃがが余ってしまっても「どうしよう?」と悩まずにすみそうですね。

肉じゃがの味変&リメイクレシピをご紹介しましたが、いかがでしたか? 余った肉じゃがは、家にある調味料や食材を使って簡単に味変やリメイクレシピを楽しめることがわかりました。次に肉じゃがを作るときは、最初から少し多めに作って、ぜひ味変やリメイクを試してみてください。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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