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「洗面所」の汚れを落としてピカピカに!知っておきたいお掃除方法【家事大学 学長 高橋ゆき的お掃除の基本】vol.23

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家族が毎日使う洗面所。洗顔や歯磨きのたびに水や泡が飛び散るため、日々汚れが溜まっていってしまいます。特に、洗面所の鏡は、水垢、皮脂、石けんカスが結晶化してできる白いウロコジミによって、すぐに曇ってしまいがち。洗面所の中でも、鏡はいちばん目につくため、汚れを放っておくと洗面所全体が汚く見えてしまうことも。

そこで『kufura』では、今回も家事研究家で株式会社ベアーズ副社長・高橋ゆきさんが学長を務める「家事大学」のテキストなどを参考に、楽しく家がきれいになる“高橋ゆき流お掃除メソッド”をご紹介していきます。連載第23回目のテーマは「洗面所(鏡、洗面化粧台の棚まわり)のお掃除方法」。汚れをしっかり取り除いて、ピカピカと輝く洗面所にするための、楽ラクお掃除方法を見ていくことにしましょう。

洗面台の下に掃除道具を入れるのはNG!

お掃除を始める前に、まずは洗面台の下にあるキャビネットの中をチェックしましょう。洗面用品や洗剤などのストック、タオルなどを入れている人も多いと思いますが、すぐに掃除ができて便利だからと、バケツやぞうきんなどの掃除用具をしまっている人はいませんか?

バケツやぞうきんなど、濡れた状態の掃除道具をしまっておくと、キャビネットの中に湿気がこもってしまい、カビが発生しやすくなってしまいます。そのため、洗面台の下に掃除道具を入れるのはNGです。すぐに保管場所を違うところに変えるようにしてください。

キャビネットの中には、普段から水けを含んだものは置かないようにするのはもちろん、定期的に扉を開けるなどして、空気の入れ替えをしっかり行いましょう。湿気がこもらないようにしておけば、カビの発生も防ぐことができますよ。

お掃除の前に8つのアイテムを準備しよう!

洗面所の鏡と洗面化粧台の棚まわりをきれいにするために、まずは次の8つのアイテムを用意してください。

(1)スポンジ

(2)重曹ペースト

重曹ペーストは、重曹と水を6対4の割合で混ぜ、ポタっとたれるくらいの固さにします。汚れがひどいときは、固いほうがおすすめです。

(3)歯ブラシ

(4)ぞうきん

(5)ティッシュペーパー

(6)軍手ぞうきん

高橋ゆきさんおすすめのお掃除便利ツールの一つで、ゴム手袋の上から軍手をはめたもの。ぞうきんが入りにくいすき間や細かい部分も、軍手ぞうきんなら指一本一本が入り、きれいに掃除することができます。洗剤の液だれを防止するために、ゴム手袋の裾部分は3cmほど折り返して使いましょう。

軍手ぞうきんは、『指先感覚で自在に使える!「軍手ぞうきん」家事研究家・高橋ゆきの魔法のお掃除道具DIY』で動画付きで解説しているので、あわせてご覧ください。

(7)液体石けん

(8)マンゴーカットスポンジ

こちらも高橋ゆきさんおすすめのお掃除便利ツールの一つ。食器洗い用スポンジに、マンゴーをカットする要領で格子状に切り込みを入れたものです。スポンジの切り込み部分で掃除する場所を挟み込むことにより、細かい部分の汚れをしっかり落とすことができます。

マンゴーカットスポンジも、『あちこち使える!「マンゴーカットスポンジ」家事研究家・高橋ゆきの魔法のお掃除道具DIY』で動画付きで解説しているので、ぜひ確認してみてください。

実践!洗面所(鏡、洗面化粧台の棚まわり)の楽ラクお掃除方法

では早速、洗面所の鏡と洗面化粧台の棚まわりのお掃除を始めていくことにしましょう。作業手順はそれぞれ以下のとおりです。

<鏡>

(1)濡らしたスポンジで磨く

スポンジの柔らかい面に水を少しつけ、上から下へと一定方向に鏡を磨きます。

(2)頑固な汚れには重曹ペーストを使う

頑固な汚れがある場合は、スポンジの柔らかい面に重曹ペーストを少量つけて、(1)と同じように上から下へと一定方向に磨いていきます。

(3)取れない汚れは歯ブラシでこする

こびりついた歯磨き粉など、スポンジでは落としきれない汚れについては、歯ブラシでこすりとるようにします。

(4)ぞうきんで水拭きする

固く絞ったぞうきんで水拭きしていきます。必ず上から下へと一定方向に拭いていきましょう。なお、重曹は乾くと白浮きしてくるので、重曹ペーストを使用した場合は、水拭きを2~3回繰り返すようにします。

(5)ぞうきんで乾拭きする

乾いたぞうきんで、同じく上から下へと一定方向に乾拭きしていきます。鏡に水滴が残らないように、しっかりと拭き取ってください。

(6)ティッシュペーパーで仕上げ磨きをする

最後に、ティッシュペーパーを使って、上から下へと仕上げ磨きをします。ティッシュペーパーなら、細かい繊維クズまでしっかりキャッチすることができるので、鏡がピカピカになりますよ。

<洗面化粧台の棚まわり>

(1)棚の中の小物をすべて外に出す

棚まわりのお掃除がしやすいように、まずは棚の中に入っている小物をすべて外に出し、キッチンペーパーなどの上に一時的に並べておきます。

(2)軍手ぞうきんを装着する

軍手ぞうきんをはめ、両手の指先に液体石けんをつけたら、泡立てるように指先をこすり合わせます。

(3)細かいところを指先で掃除する

棚の中全体はもちろん、歯ブラシストッカーの穴や凸凹部分などの細かい部分も、液体石けんをつけた軍手ぞうきんで触っていきます。

(4)軍手ぞうきんを水で濡らす

軍手ぞうきんに流水をかけ、液体せっけんを落とします。水を含んだ軍手ぞうきんで、そのまま水拭きをしていきます。

(5)水拭きし、乾燥させる

歯ブラシストッカーの穴や凸凹部分などの細かい部分のほか、棚の中全体を軍手ぞうきんで水拭きしたあとは、棚の中を乾燥させるために、ティッシュペーパーで水けをしっかり拭き取ります。完全に乾いたら、(1)で外に出した小物を棚の中に戻します。

(6)棚に置いたほかの小物もお掃除

棚に置いた小物も、よく見るとけっこう汚れているもの。マンゴーカットスポンジを使いながら、細かいところの汚れもしっかり落としていきましょう。

ため込まない!毎日できる小掃除テク

洗面所の最重要アイテムは、やっぱり「鏡」。ここをきれいにしておかないと、洗面所全体が汚く見えてしまいます。洗面所の鏡は、洗顔や歯磨きをするたびに泡や水が飛び散って汚れるので、ちょこちょこ掃除をして、常にピカピカにしておきましょう。

洗面所の鏡は、できれば使うたび、もしくは1日の最後に乾いた雑巾かティッシュペーパーを使って乾拭きをします。その場合、必ず上から下へと一定方向に手を動かすようにしましょう。鏡は見る角度が固定されがちなので、自分以外のご家族の力も借り、多方面からの目線で鏡を眺めて、仕上がりをチェックするのがおすすめです。

いかがでしたか? 洗面所全体を清潔で心地よい空間にするためには、常に鏡をピカピカにしておくのはもちろん、洗面化粧台の棚まわりの汚れもしっかり取り除くことが大切です。また、洗面台の棚やキャビネット内は定期的に換気を行い、湿気をため込まないよう心がけましょう。

構成・文/土田奈々子

【参考】

高橋ゆき(2014)『楽ラク掃除の基本』(学研パブリッシング)

高橋ゆき(2014)『可愛くなる家事』(サンマーク出版)

家事大学1級・2級 家事研究員資格講座テキスト』-日本講師支援機構

【取材協力】

ベアーズ

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