【材料】(作りやすい分量)
オクラ・・・10本(約100g)
塩・・・小さじ1/2
水・・・大さじ1
【作り方】
(1)オクラを水で洗う。表面の汚れを落とし、産毛に水をなじませる。
「後ほど塩で産毛をこすり落とすので、さっと1回洗えばOKです」
(2)オクラのなり口を薄く切り落とす。ガクに包丁の刃を入れ、ぐるりと1周して表面の硬い部分をむき取る。
「なり口は、切りすぎると粘りが出てくるので注意して。ガクの硬い部分を取り除いておくと、1本丸ごと食べやすいので、ちょっと手間ですがきれいに処理しておきましょう」
(3)バットにオクラを入れ、塩を振る。オクラの表面を塩でこすり、産毛をこすり落とす。
「まな板の上で板ずりすると塩が飛び散りやすいので、バットがおすすめ。私はオクラに塩を振って、表面の産毛を塩でこすり落とすようにしています。産毛を取り除いておくと、口当たりがなめらかになって、このひと手間でおいしさがまるっきり違ってきますよ!」
さらに、塩をすり込んでおくと、旨味を閉じ込める効果もあるそう。オクラに塩が染み込んで、色も鮮やかなグリーンに仕上がります。
(4)フライパンにオクラを入れる。味付け用なので、バットに残っている塩も全部入れる。水を回しかけ、強火にかける。
「産毛を落とすのに使った塩は味付け用でもあるので、バットに残っている塩も全部入れてください。枝豆100gに対して、大さじ1の水で約2分蒸していきます」
(5)フライパンが温まり、湯気が出てきたらふたをして、弱めの中火で2分ほど加熱する。
(6)2分経ったらふたを外して、残っている水分を飛ばす。
「緑色がとっても鮮やかできれい〜! 水分をしっかり飛ばしたら完成ですよ」
(7)すぐにザルにあげる。ザルを上下に振って、空気によくさらす。
「空気にたくさん触れさせることで、オクラに余熱が入るのを防ぎます。これで水に取らなくても、オクラが軟らかくなりすぎません。色も鮮やかに仕上がるので、ブロッコリーや枝豆など、緑色の野菜はこの方法でぜひ冷ましてみてくださいね」
(8)できあがり!
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