子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

既婚女性には特に貴重!「リフレッシュタイムはこう過ごします」男性とのギャップにちょっとモヤモヤも…

仕事に育児に家事……。毎日やることに追われていると、ときどき気分転換をしたくなるものですよね。ストレスをため過ぎないためにも、定期的にリフレッシュする時間を作ることが大事です。
そこで今回『kufura』では、既婚女性85人を対象にアンケート調査を実施しました。それぞれ充実した時間を過ごしている様子が見える一方、男性に実施した同様のアンケート結果との違いに、不公平感もあるような……。あなたのお家ではいかがですか?

リフレッシュするのはいつ・どのタイミング?

null

リフレッシュが大事なのは分かっているけれど、なかなか自分時間がとれない現実……。特に小さい子どもがいたり仕事を持っていたりすると、休日でもなかなか休まりません。慌ただしく、自分の時間をなかなか持てない毎日、いつリフレッシュしているのでしょうか?

「子どもが幼稚園に行っているとき」(41歳/主婦)

「土曜日子どもを部活に送り出したら自分の時間」(48歳/総務・人事・事務)

「子どもが学校に行っている日中」(42歳/主婦)

「寝る前、すべての家事等が終わった後」(37歳/主婦)

「夫がいない間」(36歳/主婦)

「日曜日の午後は夫と子どもで出かけてもらう」(54歳/主婦)

子育て中は、1人時間をとるハードルはとにかく高い……! リフレッシュできるチャンスは、子どもが学校へ、夫が仕事に行った後という意見がほとんどでした。仕事や家事で日中に時間がとれないときは、「夜寝かしつけてからがママの時間」もきっと共感できる人は少なくないはずです。

一方で、小さい子どもがいて幼稚園や学校に通っていない間は、家族の協力も必要不可欠。夫に子どもを任せて、ようやく自分時間がとれる……。そんな日々、筆者もあったなぁとしみじみ感じます。

人それぞれ違う!「リフレッシュ方法」はいろいろ

null

さて、ではそうやって捻出した自由な時間に、皆さんは何をして気分転換しているのでしょうか。自分時間を心地よく過ごせることが一番大切。集まった意見を見ていきましょう。

甘いものでエネルギーチャージ!

「子供を寝かしつけて、ひとりリビングに降りてきて好きなお菓子を食べるのがリフレッシュ時間です。ダラダラと好きなYouTubeを見ながらのんびりする時間が好きです」(37歳/主婦)

「コーヒーをいれて、ちょっと高いスイーツを食べる」(57歳/主婦)

「スイーツたべまくり」(44歳/主婦)

疲れたときは、甘いものに限る! 自分を甘やかせるのは自分だけ、大好きなスイーツを食べてストレスを発散するのは定番のリフレッシュ方法です。

もちろんカロリーは気になるけれど、私は「我慢して心が痩せちゃうくらいなら、少しくらい太った方がマシ!」と、思い切って好きなものを食べています(笑)。

好きなドラマや動画を見る

「録画した見たいドラマを見ながら、ゆっくりする」(44歳/主婦)

「寝転んで韓国映画を見ている」(54歳/主婦)

「海外旅行しているYouTubeを観て旅行欲を高める」(39歳/その他)

「子どもが幼稚園に行ってるとき、撮り溜めていたドラマをお菓子を食べながらみる」(41歳/主婦)

「子どもが学校に行っている日中。好きなものを食べて飲んで、アニメを視聴する」(42歳/主婦)

まるで、「子どもを寝かしつけた後の私か!」と思うような回答ばかり。寝転びながら見る韓国のゾンビ映画や、推しのライブDVDに浸る瞬間って、これ以上ない幸せな時間なんですよね……。

家族がいると子どもの声がBGMになって、音が全然聞こえず余計にストレスがたまるのも、きっと“あるある”なはず。動画・映画・ドラマを楽しめるのは、1人時間だからこその贅沢です!

「推し」との時間が取れれば幸せ!

「推しのライブ映像を見る」(37歳/主婦)

「家事が終わってから、夫と息子が帰ってくるまでの間に、推しの動画を見る」(55歳/主婦)

ここ最近ブームを巻き起こしている「推し活」。私自身はもちろん、まわりのママ友を見ても“推し”がいる人はたくさんいます。

「推しの動画を見るために早く掃除済ませよう!」と家事効率も上がるマジック。推しによって心が満たされると、より気持ちがおだやかな日が増えました。推しがいる身からすると、推しによる癒し、ストレス解消効果は絶大です(笑)。

そのほか様々なリフレッシュ方法が…

「夫に子守りを頼んで、幼児同伴で行けない激辛ラーメンやエスニック系レストランで1人ランチ」(45歳/総務・人事・事務)

「家事が全部終わったとき。とにかくだらける」(53歳/主婦)

「子どもが学校へ行ってから始める、30分の筋トレ」(44歳/主婦)

「ゆっくりと昼食後にコーヒーを飲むこと」(48歳/主婦)

「娘も夫も家にいない時間は、とにかく寝て疲れをとる」(45歳/主婦)

「家事が終わった後の読書タイム」(49歳/総務・人事・事務)

「子どもを朝送りだしたあとにカプチーノを飲みながら朝ご飯を食べる。一人で食べるのが大事」(52歳/主婦)

「土日、早起きして家事をすべて片付けてから、夫が起きてくるまでが自分の時間。好きなことをして過ごす」(53歳/総務・人事・事務)

「主人と休日にゆっくり寝ていられるのが1週間のリフレッシュです」(33歳/主婦)

「土曜日の18時ごろ。週に一回だけご飯を作らなくていい日にしているからのんびりできる」(32歳/主婦)

少数派の意見ものぞいてみると、そこにも「うんうん」「わかる~」とうなずける回答ばかり。子どもがいると、フードコートに行ってもうどんしか食べられないのが辛かった……(分かる人には、分かる?)。ときどき食べる激辛が、感動レベルで美味しく感じたのを覚えています。

「とにかくだらだらする」「寝る」というのも、体力を温存するためには重要なこと。家事・育児・仕事はどれも体力勝負ですから、疲れたときは寝るにつきますね!

ここで気になったのが、同じ内容で既婚男性に聞いた結果との差。

「家事も終えて犬の散歩も行って、オフロに入って夕飯のメニューも決めた後の、夜ご飯を作るまでの時間。何もすることがない完全な自由時間!」(43歳/主婦)

女性は、「家事を終えたら」「子どもを寝かしつけたら」など、やるべきことが終わったからこそ一人時間が輝く!という意見がとても多かったのが特徴です。また、自由な時間ができたらダラダラしたい、寝たい、疲れをとりたい、という人も多数。それは、主婦でも仕事をしている人でも同様でした。一方、男性の側でそのように書いた人はほぼいませんでした。

また、男女ともに「動画視聴」を挙げている人が最も多かったですが、男性が行っている「ランニングに行く」「飲みに行く」など外でのリフレッシュの選択肢は、女性ではあまり見かけません。これらの不均衡な感じはちょーっとモヤモヤしませんか……?

忙しい女性のみなさんにも、ぜひもっと自由時間を! 家族間で上手に協力関係が築けて、お互い様でリフレッシュできる時間を作れるようになるといいですね。

三木ちな
三木ちな

WEBライターとして、主にくらしや節約などの記事を手掛ける。趣味は節約と貯蓄で、業務スーパー歴20年のマニア。

仙台市出身で、現在は埼玉県在住。3人の子どもと夫との5人暮らし。クリンネスト1級、節約生活スペシャリスト、整理収納アドバイザー1級、腸活アドバイザーの資格をもつ。

X(旧Twitter)はこちら→@natsumama0805

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載