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40代以上の女性に聞いた「年を取ったなと感じる瞬間」外見、体力、記憶力…切実な声が続々!

年月が過ぎれば、誰でも年を取ります。どんな人でも例外なく平等に歳を重ね、ときにはふとした出来事をきっかけに“老い”を感じることも……。

そこで今回では、40代以上の女性125名を対象にアンケート調査を実施しました。「わかる!」「それそれ!」と思わず共感できるエピソードが、きっとあるはずです。

「年を取ったなぁ」と思う瞬間は……?

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今回『kufura』が「あなたが「年を取ったな~」と感じる瞬間を教えてください」とたずねたところ、数々の回答が寄せられました。思わず「うんうん」とうなずけるものから、「やっぱり年なのか……」と少し落ち込む内容までさまざまです。

肌、髪、全身にも!悲しいけど仕方ない「外見の変化」

「写真を撮られたときの予想以上の老け顔」(66歳/その他)

「鏡を見て、白髪を発見したり、顔がたるんでいたのを見た時。つまり毎朝です」(53歳/その他)

「ブルドッグみたいにたるんできた」(62歳/その他)

「コンタクトレンズを入れるのに、まぶたを指で持ち上げないと入らなくなった」(53歳/総務・人事・事務)

「白髪を見つけたとき。思ったよりもたくさんあってへこんだ」(45歳/その他)

「髪のボリュームが減ってきたと感じたとき」(41歳/その他)

「背中が猫背になっているよと言われたとき」(71歳/主婦)

「顔ばかりか体の肉までたれてきた」(49歳/主婦)

一番多かったのが、見た目で老いを感じたというエピソード。かつてはハリのあった肌も、シワやたるみが気になり、シミも増えてる……。きっと中高年の女性たちを悩ませる、“あるある”ですよね。

また女性にとっては命とも言える「髪の毛」も、加齢には逆らえません。私も、白髪をはじめて見つけたときは、「あぁ、私も年を取ったのだな……」と落ち込みました。です。

白髪だけでなく、髪の毛のボリュームやコシがなくなるのも、髪の毛で“老い”を感じる要素のひとつです。

疲れやすい、風邪が治らない…「体力の衰えや体調の変化」

「疲れが取れづらいと感じたとき」(41歳/主婦)

「風邪をひいたり体調を崩したときに、すっきり治らず暫くひきずったとき」(42歳/主婦)

「一日頑張った翌日が使い物にならない時」(52歳/主婦)

「体力がついていかないと感じることが増えた」(48歳/主婦)

「けがの治りが遅い。毎日だるい。寝ても寝ても眠い」(45歳/主婦)

寝てもなかなか疲れがとれなかったり眠くなったりするなど、体力面での変化で「年を取った」と感じる人も多いようです。確かに、若い頃は残業した後オールできるくらい元気がありあまっていたような……。昔のように徹夜ができなくなるのも、“老い”。

また、風邪をひいて体調を崩したときになかなか復活しない、海外へ行き来したときに時差ボケがとれないなと、体調を整えるだけでも大変という意見も多く見られました。

あの人誰だっけ、が増える?「記憶力の低下」

「物覚えが悪くなった」(40歳/主婦)

「芸能人の名前が直ぐに思い出せないとき」(54歳/その他)

「若者グループのメンバーがどれも同じに見えるし、覚えられない」(59歳/主婦)

「人の名前や物の名前が出てこない」(51歳/主婦)

新しいことは入ってこないし、覚えていたはずの人の名前も思い出せない……。“物忘れ”が日常茶飯事になることに共感する声は多いのでは? なんでもない言葉でも、「あれ、なんだっけ?」と頭の中に浮かばなくなり、ネット検索してスッキリするまでがセット(笑)。こういったもの忘れは、きっと誰しも経験したことがあるはずです。

個人的には「若物グループが全部同じ人に見える」がヒット。子どもに聞いても名前と顔がなかなか一致しないし、次に見たときに同じ人だと認識できません……。

目は食べたい、お腹はついてこない(涙)「食べ物の変化」

「洋菓子より和菓子を買うようになったと気づいたとき」(41歳/主婦)

「大好きな焼き肉を食べた後に胃もたれするようになったとき」(43歳/その他)

 揚げ物をいくらでも食べられた若かりし頃……。年を重ねるごとに、「食べられる量が減った」と感じる人は少なくないでしょう。

私も昔は焼き肉へ行くと、カルビ・トントロ・ホルモン三昧だったのが、今ではロース・ハラミ・タンばかり(笑)。極力油っこいものを避け、それが美味しいと感じるようになったことに気づいたとき、「あぁ、これも年なのか」と実感したものです。

そのほか日常の中で感じる「老い」

「よいしょ」などの掛け声が、だだ漏れになっている」(44歳/主婦)

「孫が大きくなった」(76歳/主婦)

「あっちこっちが痛くなる」(62歳/その他)

「同じ事をするのに以前より時間が掛かるようになった」(68歳/その他)

「なかなか痩せられなくなってしまったこと」(41歳/主婦)

「若者の良いとされる流行が良いと感じない時」(44歳/主婦)

外見・体調・食などの分かりやすいエピソードばかりではなく、精神的、体力的にも衰えを感じる……。思わず「わかるわかる!」と共感できる意見がたくさんありました。

老いを感じる瞬間はマイナスな出来事がどうしても多くなりがちですが、中には孫の成長などハッピーな変化も見られましたよ。

 

いかがでしたか?「年を取った」と感じる瞬間は、誰にも平等でやってくるもの。多少の早い遅いはあったとて、最終的には「みんな同じ」と思うと、“老い”に対して少し前向きな気持ちになれるのは、きっと私だけじゃないはず。

「やれやれ」をちょこっと笑いに変えて、楽しく年齢を重ねていけるといいですよね!

三木ちな
三木ちな

WEBライターとして、主にくらしや節約などの記事を手掛ける。趣味は節約と貯蓄で、業務スーパー歴20年のマニア。

仙台市出身で、現在は埼玉県在住。3人の子どもと夫との5人暮らし。クリンネスト1級、節約生活スペシャリスト、整理収納アドバイザー1級、腸活アドバイザーの資格をもつ。

X(旧Twitter)はこちら→@natsumama0805

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