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自分が「おじさん」「おばさん」だと認識したのは何歳の頃?気づいたきっかけは意外とこんな瞬間だった!

誰しもが歳を重ねていく中で、「おじさん」「おばさん」と他人から言われたり自分で気がついたりする、そんな瞬間ってありますよね。時に自分の体や立場の変化にハッとしたり、歩んできた人生の深みを感じたりと悲喜交々な話題なのかもしれません。

今回、『kufura』では20代から60代の男女457人に自分が「おじさん」「おばさん」だと実感した年齢とその理由を聞きました。

40代で「おじさん」「おばさん」の自覚を持つ人が多数!

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アンケートの結果、このような内訳になりました。

20代・・・10人

30代・・・32人

40代・・・120人

50代・・・61人

60代・・・8人

特に年齢を意識したことはない・・・226人

40代が最も多く、「おじさん」「おばさん」を自覚するボリュームゾーンといえる結果に。一方で226人は「特に年齢を意識したことはない」と答えています。それぞれの世代でどのような理由があるのでしょうか? 早速みていきましょう!

「おじさん」「おばさん」の自覚の最多は40代

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「40歳。白髪が出てきたので」46歳男性/その他)

「40歳。体型が崩れ出し、お腹や二の腕を隠す服を着始めたから」44歳女性/主婦)

「40くらい。知り合いの子どもが高校を卒業して、なんとなく大人として付き合うことが増えてきて必然的に自分の年齢を意識しだした」65歳男性/その他)

「40を過ぎた頃。芸能人の名前がわからなくなってきたから」50歳男性/営業・販売)

「40歳。自分の体から加齢臭がするようになった」41歳男性/コンピューター関連以外の技術職)

「45歳。シワやシミ、たるみが増えた」41歳女性/営業・販売)

「45歳。生理不順になりホルモンの変化を感じた時」61歳女性/主婦)

「40歳。地区の運動会に出た時に体力の衰えを実感したのを覚えています」65歳女性/主婦)

男性・女性ともに加齢臭や肌のシミなどのエイジングサインが多く目立ち、体の変化で年齢を感じる人が多くいるようです。中には「ずっと子どもだと思っていたあの子が大人になっていた」という感覚的な変化がきっかけになっている人もいました。

社会的に見ても「おじさん」「おばさん」枠に?50代

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「50歳。年下の男性と喫茶店に行った時に、請求書が自分の方に置かれるようになった」58歳女性/総務・人事・事務)

「50歳になってから、写真うつりが悪くなり、どうやっても老け顔に映るようになってから」56歳女性/主婦)

「55歳。孫の保育園の運動会で敬老席に案内された時」69歳男性/総務・人事・事務)

「53歳。孫ができた」68歳男性/フリーター)

次に集中したのが50代という結果になりました。40代で多く上げられた体のエイジングサインの自覚とは変わって、他人からの社会的な目線がキーワードの様子。伝票が自分の方に置かれたり、敬老席に案内されたりしたことで「おじさん」「おばさん」を自覚したというエピソードが目立ちました。どのエピソードも社会的な信頼や貫禄の表れといえるのかもしれませんね。

20代・30代で「おじさん」「おばさん」を実感する人も

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「20歳。手の潤いがなくなってきていると感じる」23歳女性/総務・人事・事務)

「24歳。酒を飲む量が減ったのもあるかもしれないが、アルコールの分解速度が遅くなった気がする」25歳男性/コンピューター関連技術職)

「28歳。幼稚園児からおばさんと言われたから」48歳女性/主婦)

「30歳。二徹ができなくなってきて、しかもリカバリーが必要になったため」52歳男性/主婦)

「30歳。30代になると世間的にはおばさんだと思ったし、実際に甥っ子が産まれて本当に叔母さんになった」43歳女性/その他)

「38歳。腕を上げて四十肩のような症状が出た」40歳男性/その他)

多くはありませんでしたが、20代・30代で自分が「おじさん」「おばさん」と感じたという人も。学生の頃とは違うふとした違和感で、人生のステージの変化を感じている様子。また、甥っ子や姪っ子が生まれたことで続柄としての「おじさん」「おばさん」になる人も出てくる世代ですよね。

年齢よりも、これをしたら「おじさん」「おばさん」に!?

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「年下との会話中に、昔は~と話した時」29歳男性/フリーター)

「若い人が冬でも生足で歩いているのを見た時。自分も学生の頃は全然平気だったけど、今では耐えられないから」29歳女性/主婦)

「2000年生まれ以降の世代が社会人になっていること」29歳女性/その他)

「テレビに出ているアイドルの顔がみんな一緒に見えだした」35歳男性/コンピューター関連以外の技術職)

「平成生まれの子が若いと感じ始めた」39歳女性/その他)

「お年玉を渡す立場になった時」60歳女性/主婦)

「テレビで見るお相撲さんやプロ野球選手がいつの間にか全員年下だったのを知った瞬間」56歳女性/その他)

「子どもが産まれて、子どもの遊び仲間に自分から“おばちゃんね~”とか言い出した時」62歳女性/主婦)

年齢に関しては言及がなかったものの、こんな瞬間に「おじさん」「おばさん」だと感じたというエピソードも集まりました。年下の人と喋る時に昔話を持ち出したり、あまり馴染みのないトレンドに触れたりと、違う世代との交流で自分の歳にしみじみとするのもあるあるなのかもしれません。

 

今回は、「おじさん」「おばさん」だと感じた年齢とその理由についてお届けしました。「おじさん」「おばさん」になってショックを受けた……などのネガティブな意見が少なかったことは少し意外でしたよね。きっと、歳を重ねる中での体や社会的な立場の変化で「おじさん」「おばさん」化するのは人生の深みが増している証拠。時として体の不調でモヤモヤすることもあり得る「おじさん」「おばさん」期ですが、亀の甲より年の功。健やかに、そしてポジティブに人生を歩んでいきたいですね。

三上 六花
三上 六花

三上 六花(みかみ ろっか)。ライター。

美容ジャーナリストのアシスタントを経て独立。持ち前の旺盛な好奇心をアンテナに美容ワールドを探索中。

映画と漫画をこよなく愛し、帰宅後は隙あらば即エンタメタイムの多趣味人。週に15番組ほど聴く、生粋のラジオリスナー。

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