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休日の時間の使い方で「やめてよかったこと」ダラダラ癖卒業で、疲れた体に良い変化が起きる⁉︎

皆さんは普段、どのように休日を過ごしていますか? 家族や友人と出かけたり、自分の趣味に没頭するなど、有意義な時間を過ごしている人もいるでしょうが、2度寝や3度寝をする、1日中家でダラダラするなど、休日をムダに過ごしてしまったと後悔する人も少なくありません。そこで『kufura』では、20〜50代の男女333人にアンケートを行い、充実した休日を過ごすために、「休日の時間の使い方でやめてよかったこと」を聞いてみました。

休日の朝寝坊や寝だめ、夜更かしをやめてスッキリ

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「朝遅くまで、布団の中でダラダラすること。早く起きて1日を長くゆっくりと過ごしたほうが、気分も体も調子がいいことに気づきました」(43歳・女性/主婦)

「休日の朝遅くまで寝ていること。平日と同じ時間に起きて家事をすませるようにしたら、休日にかなりの自由時間を持てるようになりました」(55歳・男性/総務・人事・事務)

「休日の寝だめ。平日の睡眠不足を解消しようと、休日に朝遅くまで寝るようにしていましたが、これだと生活リズムが狂って逆効果だったので、休日も同じリズムで過ごすようにしたら、体もずっと楽になりました」(48歳・男性/その他)

「寝だめです。結局、寝だめなんてできないし、疲れも取れないので、毎日しっかり寝るようにしたほうが体にはいいと思いました」(30歳・女性/学生・フリーター)

「休日だからといって、夜更かしするのをやめました。これだけで、翌日に疲れが残ることがなくなって、すごくよかったです」(40歳・女性/コンピュータ関連技術職)

多くの人がやめてよかったと感じたのは、休日の朝寝坊や寝だめ、夜更かしなどでした。平日の疲れを取るために、休日は朝遅くまで寝ているという人がいますが、これだと休日に使える時間が短くなってしまって、時間を有効活用することができません。また、生活リズムが乱れて逆に体調も悪くなりがち。休日も早寝早起きすることで、充実した1日が過ごせるようです。

1日中家でダラダラ過ごすのは何のメリットもなし

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「家でダラダラ過ごすのをやめ、休日も予定を立てるようにしたら、朝遅くまで寝ることもなくなってアクティブに過ごせるようになりました」(44歳・男性/総務・人事・事務)

「休みだからといってダラダラ過ごすこと。これをやめて、例えば本を読む、映画を見るなどすると、自分の中に経験として積み重なるので、自身のクリエイティビティも刺激されていいです」(52歳・男性/デザイン関係)

「何もせずにダラダラ過ごすこと。休日に何かするほうが、休み明けも体がシャキッとしている感じがして、仕事もよりはかどります」(51歳・男性/企画・マーケティング)

「仕事で疲れたときに、家でダラダラ過ごすのをやめました。疲れてもジムに行くようにしたら、体の調子が良くなりました」(48歳・男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「休日に何もせずにゴロゴロしながら過ごすことをやめたら、ムダに間食もしなくなって、太らなくなりました」(43歳・女性/主婦)

休日を家でダラダラ過ごす人もいると思いますが、これはあまりいい休日の時間の使い方とはいえないのかもしれません。貴重な休日をダラダラと何もせずに過ごしたあとは、時間がもったいなかったという後悔が押し寄せてくるし、思ったほどは体の疲れも取れない様子。何かやることを決めて休日を過ごしたほうが、体のリズムが整って、休み明けも元気に動けそうですね。

掃除や買い出しなどの家事は平日に分散するのが正解

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「たまった洗濯や掃除などの家事を、休日にまとめてすること。平日に振り分けることで、休日はゆっくりと過ごすことができるようになりました」(59歳・女性/主婦)

「休日にまとめて家事をすること。休みの日は、体を休めるためにもゆっくり過ごすことで、平日の仕事も頑張れるようになりました」(54歳・女性/その他)

「お風呂の大掃除。やはり、掃除は毎日コツコツ少しずつやったほうが清潔を保てるし、お掃除もすぐに終わって楽だなと思いました」(45歳・女性/その他)

「おかずの作り置き。毎朝、朝ごはんのついでに作るようにしたことで、わざわざ休日に長時間キッチンに立つ必要がなくなりました」(46歳・女性/営業・販売)

「休日に1週間分の食料を買い出しするのをやめて、毎回必要なときに買うようにしたら、食材のムダが減って節約にもつながりました」(42歳・男性/コンピュータ関連技術職)

「休日に洗剤やトイレットペーパーなどの日用品を、まとめて買いに行くのをやめて、ネットで注文するようにしました。おかげで、貴重な休みをほかのことに使えるようになりました」(44歳・女性/その他)

平日が忙しくて、休日に家事をまとめてやる人も少なくありませんが、そうするとせっかくの休日が家事だけで終わってしまうなんてことも。少しずつ平日に分散させたほうが、時間をかけずにすぐに済ませることができるし、休日もその分しっかり休むことができます。休日の食材のまとめ買いも、場合によってはムダがなくなり、節約にもつながるようです。

テレビや動画視聴、SNSやポイ活、ゲームも時間のムダに

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「テレビをダラダラ見るのをやめて、代わりに本を読むようにしたら、休日の時間が有意義に感じられるようになりました」(49歳・女性/その他)

「YouTubeのダラダラ見。見たくもないものをダラダラ見ていただけなので、やめたらよく動くようになって痩せたし、目の疲れもなくなりました」(52歳・女性/主婦)

「SNSの閲覧。特に内容もないのに、ついつい時間を忘れて見てしまうので、これをやめて時間を有効活用するようにしました」(51歳・女性/主婦)

「アプリのポイ活。休日にまとめてやっていたら、目が痛くなったり、頭が痛くなったりしましたが、やめたことで痛みがおさまり、休日を穏やかに過ごすことができるようになりました」(55歳・男性/その他)

「休日にスマホゲームをするのをやめたら、せっかくの休日にムダな時間を過ごしてしまったと後悔することがなくなって、気分が軽くなりました」(54歳・男性/その他)

特に予定がないと、休日はテレビや動画を見たり、スマホでSNSのチェックやポイ活、ゲームなどをして、ダラダラ過ごす人も多いですよね。でも、これは何のメリットもなく、ただ時間をムダにしているだけだと感じている人が多い様子。これをやめたことにより、ほかのことに使える時間が増えただけでなく、目の疲れなどからも解放されたという人も目立ちました。

ほかにはこんなことも休日にやめてよかった!

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「休日のムダな外出を控えるようにしました。家でゆっくり過ごすようになったおかげで、仕事の疲れが取れ、毎日を快適に過ごせるようになりました」(56歳・男性/その他)

「目的のないウインドーショッピング。これをやめたおかげで、お金も時間もムダにせずに済むようになりました」(49歳・女性/総務・人事・事務)

「休みの日に仕事をすること。これをやめたことにより、休日は仕事から離れてしっかりリフレッシュできるようになりました」(54歳・男性/その他)

「休日の業務メールの対応。こちらがメールを返信しても、相手の対応が休日明けになることが多くムダだと思ったのでやめたところ、前よりも充実した休日を過ごせるようになりました」(59歳・男性/その他)

「お酒の飲み過ぎ。これをやめたら二日酔いで休日がつぶれることがなくなり、休日にできることが増えました」(41歳・男性/総務・人事・事務)

「パチンコに行くこと。やめたことで経済的にも余裕ができたし、負けたときのストレスからも開放されて、気持ちに余裕ができました」(55歳・男性/会社経営・役員)

休日にやめてよかったことは、ほかにもいろいろありました。中でも多かったのが、特に用事のない外出。外出をやめて家にいることで、体を休めることができるし、ムダな出費も抑えることができます。また、休日に仕事関連のことをするのもやめてよかったことの一つ。過度な飲酒やパチンコなどのギャンブルも、休日にするのをやめてよかったという人がたくさんいました。

いかがでしたか? ほんの少し休日の過ごし方を変えるだけで、いろいろなメリットが得られることがわかりました。ご紹介した皆さんの“休日にやめてよかったこと”を参考に、平日をより元気に過ごすためにも、充実した休日を過ごすようにしていきましょう。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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