意外や意外!?「夫のお小遣いは本人に任せる」が3割に
nullはじめに「夫のお小遣い額」について、ランキング形式で見ていきましょう!
Q1.夫のお小遣いはひと月いくらですか?
1位:夫に任せている・決まっていない・・・30.0%
2位:1万円以上2万円未満・・・17.1%
3位:2万円以上3万円未満・・・12.9%
3位:3万円以上4万円未満・・・12.9%
5位:4万円以上5万円未満・・・6.8%
6位:5,000円以上1万円未満・・・6.5%
7位:5万円以上6万円未満・・・4.9%
8位:なし・・・3.4%
9位:5,000円未満・・・3.0%
10位:10万円以上・・・1.1%
11位:7万円以上8万円未満・・・0.8%
12位:6万円以上7万円未満・・・0.4%
「夫に任せている・決まっていない」が1位に。一般的には「財布のひもは主婦が握っている」と思われがちなだけに意外だと思った人も多いのではないでしょうか。
次に、夫のお小遣いについて、夫婦間での不満がないかどうかをたずねたところ、下記のような結果となりました。
Q2.夫のお小遣い額について、夫婦間で不満はありますか?
ある:26.6%
ない:73.4%
「ない」と回答した人が7割以上におよび、多くの夫婦が現状に満足しているよう。しかし、気になるのは「あり」と回答した理由です。お小遣い額? それとも、世帯収入によるもの?? 詳しく見ていきましょう!
「夫婦間の不満」が出る原因は、世帯収入や額の多さとは関係なし?
nullまず「不満あり」と答えた人の内訳を世帯収入別に見てみましょう!
夫婦間で不満あり:「世帯収入」別内訳
200万円未満・・・1.4%
200万円以上300万円未満・・・5.7%
300万円以上400万円未満・・・8.6%
400万円以上500万円未満・・・22.8%
500万円以上600万円未満・・・28.6%
600万円以上700万円未満・・・10.0%
700万円以上800万円未満・・・4.3%
800万円以上900万円未満・・・4.3%
900万円以上1,000万円未満・・・4.3%
1,000万円以上・・・10.0%
最も多かったのが「500万円以上600万円未満」、次いで「400万円以上500万円未満」が多く、この2つの層が全体の5割を占めました。不満と収入額の多さは比例しないようです。
では、お小遣い額別の内訳はどうでしょうか。
夫婦間で不満あり:「お小遣い額」別内訳
5,000円未満・・・0%
5,000円以上1万円未満・・・2.9%
1万円以上2万円未満・・・15.7%
2万円以上3万円未満・・・17.1%
3万円以上4万円未満・・・17.1%
4万円以上5万円未満・・・7.1%
5万円以上6万円未満・・・5.7%
6万円以上7万円未満・・・1.4%
7万円以上8万円未満・・・1.4%
10万円以上・・・2.9%
なし・・・2.9%
夫に任せている・決まっていない・・・25.8%
圧倒的多数だったのは、「夫に任せている・決まっていない」。全体の1/4以上を占めました。次いで、1万円から4万円の層がボリュームゾーンに。額の少ない「5,000円未満」の夫婦の不満が0という結果にも注目したいところです。
浪費癖・秘密主義…夫の金遣いに、妻の怒りも爆発!?
null夫のお小遣いについて「夫婦間で不満がある」と回答した夫婦には、一体どんな問題があるのでしょうか? 寄せられたコメントの一部をご紹介します。
※カッコ内は(年齢/職業/お小遣い額/世帯年収)
夫の不満は、当然ながら「足りない」
「夫から足りないと言われる」(31歳/その他/3万円以上4万円未満/1,300万円以上1,400万円未満)
「毎月1万円ほど足りないようで、夫が不満を持っています」(45歳/主婦/3万円以上4万円未満/300万円以上400万円未満)
「夫から少ないと言われる。タバコ代で半分以上使ってしまい、足りない様子」(29歳/その他/3万円以上4万円未満/400万円以上500万円未満)
「夫は少ないと思っている模様。だけどちゃんと考えて使えば十分な額だと私は思っている」(31歳/主婦/2万円以上3万円未満/500万円以上600万円未満)
「報われない気持ち」が妻の不満を募らせる
「手取りの1割がお小遣いの相場といわれているが、それ以上渡しているのにお弁当代を請求される」(31歳/主婦/3万円以上4万円未満/400万円以上500万円未満)
「夫から月4万の生活費を渡されるだけ。光熱費は自分で払うといいながら、支払い用紙を放置しているので結局、私が払っている」(32歳/主婦/夫に任せている・決まっていない/400万円以上500万円未満)
「秘密主義なので信用できない」(48歳/主婦/夫に任せている・決まっていない/1,000万円以上1,100万円未満)
「私や子どもには節約を促すが、夫は好きなものを好きなだけ買っている」(43歳/主婦/夫に任せている・決まっていない/1,100万円以上1,200万円未満)
「夫はお小遣いがあるのに私にはない」(29歳/主婦/夫に任せている・決まっていない/400万円以上500万円未満)
「夫に浪費癖があるのが不満。家計がうまくやりくりできない」(39歳/その他/10万円以上/1,500万円以上)
「夫の必要なものはすべて生活費から購入しているのに、お小遣いを増やしても足らないと文句ばかりいう」(38歳/主婦/1万円以上2万円未満/300万円以上400万円未満)
「渡しすぎていると思う。でも単身赴任のため、妥当な金額がわからない」(44歳/主婦/7万円以上8万円未満/900万円以上1,000万円未満)
いかがでしたか? コメントを読みながら、自分の境遇に重ねた人もいらっしゃるのではないでしょうか。中には「お金は夫がすべて管理。向こうがいくらもらっているのかも知らない。夫婦関係はとっくの昔に崩壊している」(48歳/総務・人事・事務/夫に任せている・決まっていない/600万円以上700万円未満)という辛辣なものもありました。
夫のお小遣いは、世帯年収や額面の問題ではなく「お互いの納得感」を持って設定することがポイントのようです。