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【料理編】「美味しい」の一言が欲しかった…。結婚当初は頑張ったけど、ムダだと感じたエピソード集

結婚したばかりのころは、品数の多いおかずや手の込んだおかずなど、夫のために毎日頑張って料理を作っていたけれど、今は面倒で手抜き料理ばかりなんて人はいませんか? でも、そうなった原因は、実は妻だけでなく夫にもあるのかもしれません。今回『kufura』では、結婚して5年以上経つ女性223人に、「結婚当初は夫に喜んでほしくて頑張っていたけれど、ムダだと気づいて悲しくなった料理に関する努力」について聞いてみました。

手間をかけて料理を作っても全然喜んでくれない

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「結婚後は手の込んだ料理も作ろうと頑張っていましたが、夫から『料理はシンプルなものがいちばん』と言われて、一気にやる気をなくしました」(32歳/主婦)

「以前はおかずの品数をたくさん作っていましたが、夫が喜んでいる様子はゼロ。毎日頑張って料理を作る意味がないと思い、たくさん作るのはやめました」(53歳/主婦)

「料理の本を見て一生懸命作っても、定番料理以外は大体『何、これ?』と夫のテンションが低めなので、自分がワクワクして作るのがバカらしくなりました」(48歳/主婦)

「お味噌汁のダシは毎回煮干しで取っていましたが、夫が全然気がつかないのが悔しくて、ダシの素を使うようになりました」(57歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「たまにはいつもと違うものを」と思って、妻が張り切って手の込んだ料理を作っても、夫の反応はイマイチなことが多い様子。せっかく頑張ったのに、喜んでもらえないのは悲しいですよね。また、おかずをたくさん作る、お味噌汁のダシを取るなど、いろいろと手間暇かけても、夫に気づいてもらえないことも。そんなときは、自分から積極的にアピールしてみると、意外と喜ばれるかもしれませんよ。

栄養や体のことを考えて作っても夫に拒否される

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「夫は肉が多い料理じゃないと喜んで食べてくれません。夫の健康を考えて、食事は野菜を多めにするなどといった、私の日々の努力がむなしいです」(44歳/主婦)

「健康のために野菜料理を毎回たくさん作っていましたが、夫は必ず残すので、夫にはもう野菜料理を出さなくなりました」(45歳/主婦)

「体のことを考えて、薄味のバランスのいい和食をよく作りますが、舌がお子様な夫は嫌がってばかりで、あまり食べてくれません」(49歳/主婦)

「夫の健康を考えて、野菜をたくさん使ったり、味を薄めにしたり、ヘルシーなメニューにしたりと食事を工夫していますが、ことごとく拒絶されています」(54歳/主婦)

「夫は好き嫌いが多いので、健康のためにも改善させようと思っていろいろな料理や調理法を試しましたが、まったく改善されなかったので諦めました」(37歳/主婦)

夫の健康を考えて、食事は野菜多めで塩分は控えめにするなど、いろいろと気を使っている妻も多いようですが、夫に受け入れてもらうのはなかなか難しいようです。ただ、毎日健康的な食事ばかりだと、夫が物足りなさを感じることもあるでしょう。健康的な食事を心がけつつ、たまには夫の希望に合わせた食事を食卓に並べてみるのもおすすめです。

彩りを考えてきれいに盛り付けても気づいてくれない

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「料理はいつも彩りを考えて盛り付けしていましたが、旦那はボリューム重視で、盛り付けなどはまったく気にしていないようなので、もうやめました」(37歳/その他)

「盛り付けもできるだけきれいにと毎日心がけていましたが、夫は料理を見ても何も言わずに食べるので、もう頑張ってきれいに盛り付けるのはやめました」(53歳/主婦)

「最初のころは、食事の盛り付けにもこだわっていましたが、夫に全然気づいてもらえないのが悲しくてやめました」(40歳/総務・人事・事務)

「お弁当は彩りや品数を気にしながら作っていましたが、夫から『彩りとかは気にしない。ごはんの上におかずが一品どんと乗っていればいい』と言われました」(44歳/その他)

料理は舌だけでなく、目でも楽しむもの。少しでも夫に美味しく食べてもらいたいという思いから、妻はおかずの盛り付けにもこだわっているようですが、夫はそんな妻の気持ちになかなか気づいてはくれないようです。料理もきれいに盛り付けようとすると時間がかかるものなので、夫のおかげで料理が少しラクになったと、前向きに捉えるようにするといいかもしれませんね。

頑張って料理を作っても夫からなんの反応もない

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「どんなにステキに盛り付けしても、どんなに美味しく作っても、一度も『美味しい』などと夫に言ってもらったり、褒めてもらったことがなくてむなしいです」(43歳/主婦)

「夕食は自分の分を簡単に済ませたあとに、夫の分を時間をかけて作っていましたが、感謝の言葉もまったくないので、今はバカらしくなってやめました」(39歳/その他)

「手間暇かけて料理を一から手作りしても、夫は何の反応もなく食べるので、頑張っても意味がないと思い、今は適当に手を抜くようになりました」(47歳/総務・人事・事務)

「いつもお弁当に夫の好きなおかずを入れるようにしていますが、『美味しかったよ』など、何一つコメントがないのが悲しいです」(52歳/主婦)

毎日頑張って料理を作っているのに、褒められることも、コメントもないというのは本当にむなしいもの。何のために自分が料理を作っているのかわからなくなってしまいそうです。もしかしたら、「言わなくてもわかるだろう」と思っている夫もいるかもしれないので、「食べた感想を聞かせて欲しい」と夫に直接言ってみてもいいかもしれませんね。

頑張って作った料理について文句を言われる

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「スパイスに凝った美味しい自家製カレーを作ったときに、『市販のルウを使った普通のカレーのほうがいい』と言われたのが、すごく悔しかったです」(51歳/主婦)

「結婚当初、せっかく頑張って煮物を作ったのに、夫から『筑前煮はごはんのおかずにならない』と文句を言われて悲しくなりました」(45歳/主婦)

「頑張って凝った料理や珍しい料理を作っても、夫はブツブツ文句しか言わないので、夫にはだれでも作れる定番料理しか出さないことにしました」(49歳/主婦)

「何を作っても『美味しい』とは言わないくせに、口に合わないものはハッキリ『まずい』と言うので、夫に手の込んだ料理などは作らないことに決めました」(58歳/主婦)

「せっかく料理を作ったのに、『お惣菜のほうが美味しい』と言われたり、『カップ麺が食べたい』と言われたりすると、すごくむなしくなります」(41歳/主婦)

せっかく作った料理について文句を言われるのは、だれだって腹が立ちますよね。何も反応がないよりコメントしてくれるだけましな気もしますが、『まずい』など直接的かつ批判的なコメントは遠慮してほしいところ。料理が夫の口に合わないこともあるとは思いますが、料理を作ってくれた妻に対して、もう少し気遣いのあるコメントをしてほしいものです。

時間をかけて作った料理でもすぐに食べ終えてしまう

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「家族のために苦手な料理も毎日頑張って作っていますが、いくら時間をかけて作っても、早食いの夫はすぐに食べ終えてしまうのがむなしいです」(40歳/主婦)

「1時間以上かけて作った食事を、夫が5分足らずで食べてしまうのが悲しい。頑張って作った料理なので、もう少しきちんと味わって食べてほしいです」(38歳/主婦)

「ぬたや白和えなど、小鉢ものは案外手間がかかっているのですが、夫はメインのおかず以外はやっつけるように食べるので、手間をかけた甲斐がありません」(58歳/主婦)

「キュウリの漬物を手作りしていますが、夫はありがたみもなく、いつもただバクバク大食いしているだけなので腹が立ちます」(50歳/主婦)

時間をかけて作った料理を、ほんの数分ですべて食べられてしまうのは、妻にとってはけっこうショックなもの。でも、もしかしたら夫は料理が美味しくて、ついつい食べるスピードが早くなってしまっているのかもしれません。ただ、早食いは体にも良くなさそうなので、健康面からもじっくり味わって食べてほしいと夫に伝えてみてはいかがでしょうか?

きちんと調味した料理に調味料をドバドバかける

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「きちんと味付けしているのに、夫はいつも一口も食べることなく自分の好きな調味料をかけて食べ始めるので、なんだかなーと思ってしまいます」(56歳/主婦)

「夫は、私の作った料理はなんにでも調味料をたくさんかけて食べます。繊細な味付けをしても、まったく理解してもらえていないのが悲しいです」(54歳/主婦)

「どんな料理を作っても、夫は必ずマヨネーズをてんこ盛りにかけて食べるので、私が味付けした意味がなくてイライラします」(47歳/主婦)

「体のことを考えて薄味を心がけて料理を作っていても、夫は食べるときに醤油やソースを大量にかけてしまうので、今は味付けも適当になりました」(42歳/その他)

妻はきちんと味見をして料理を作っているのに、夫が味を確認することなく調味料をかけるとイラッとしますよね。ただ、これは料理の味に関係なく、なんとなく調味料をかけるのがクセになってしまっているのかもしれません。調味料のかけすぎは塩分の取りすぎにもつながるので、「先に味を見てね」と食事の前に夫にひと声かけるようにしてみましょう。

ほかにもまだある!悲しいけれどムダだった妻の努力

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「温かい状態で料理を食べてほしいのに、夫は自分のこと優先でなかなか席に着かず、結局冷めてから食べることになるので、いつもモヤモヤしてしまいます」(52歳/公務員)

「美味しい唐揚げを作ろうと、いろいろレシピを変えてみたりしましたが、『やっぱり母親の味がいちばんいい』と言われて、すごくむなしくなりました」(47歳/その他)

「夫婦喧嘩をして数日間スーパーのお惣菜だけを出したところ、夫は全然気づきませんでした。普段料理に手間をかけるのは意味がないんだなとガッカリしました」(42歳/会社経営・役員)

「せっかく夕食を作っても、連絡もなしに仕事の付き合いで外で食事をしてきて家では食べないことが多く、料理を作るのが嫌になりました」(50歳/総務・人事・事務)

「毎日お弁当を作っているので、夫の帰宅後に感想を聞くようにしていますが、夫はおかずの内容を覚えていないことも多く、お弁当を作る気力が失せます」(47歳/主婦)

ほかにも、料理に関してムダだと思った妻の努力はいろいろ。常に夫のことを考えながら頑張って料理をしている妻の気持ちを、夫にもきちんと理解してほしいものですね。

結婚生活が長くなると、相手への気遣いも忘れがちになりますが、料理を作ってくれたことに対しては、夫婦であっても「ありがとう」「美味しかった」という感謝の気持ちを忘れずに伝えたいもの。今回ご紹介したコメントを参考に、家庭での料理に関する夫婦のやり取りを一度見直してみてはいかがでしょうか?

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