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もしあの頃に戻れたなら…「新米ママに戻れたらやり直したいこと」2位抱っこを超えた1位は?

初めて産まれてきた我が子の育児は、うまくいかないことだらけ……と思い悩むママも少なくありません。

そこで『kufura』では、育児を経験した先輩ママたちに「新米ママだったあの頃の自分に戻れたらやり直したいこと」を聞いてみることに。327人のエピソードをランキング形式でご紹介します!

第5位:「飲む・食べる」にまつわる後悔(11票)

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第5位は、「飲む・食べる」に関係するものとなりました。

「もっと母乳を飲ませてあげれば良かった」(43歳/主婦)

「とにかくミルクを沢山飲ませて、お腹いっぱいで寝てもらえば良かった」(51歳/主婦)

「1人目の時もっと離乳食を手作りしてあげたかった」(28歳/主婦)

「もっとあげたかった」という意見があった一方で、

「離乳食作りに時間を取られていたがもっと簡単にして子どもとの時間を作る」(39歳/主婦)

「もっと気楽に考えてよかった。離乳食を食べなくても育つし、大きくなればちゃんと食べるようになる。もう少し肩の力を抜いて臨機応変になって、もっと外に出ておけば良かった」(39歳/主婦)

「子どもが赤ちゃんの頃、離乳食を食べずにとても悩んでいたのですが、成長とともに食べるようになるので無理やり食べさせなければよかったと思っています」(49歳/主婦)

「無理に食べさせなくても大丈夫だったかも……」という反対の意見も見られました。

「飲む・食べる」ことは、確かに子どもにとってとても大切なことではありますが、その子によって飲みたがる子・食べたがる子とまちまちで、本当に悩ましいところです。まさに、答えが出ない問題なのかもしれません。

第4位:「絵本の読み聞かせ・勉強・運動・音楽」…教育のためにやっておけば良かった!(13票)

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「もっと絵本や童話を読み聞かせしてあげたかった」(56歳/主婦)

「小さいうちに絵本などを読んであげるといいと知ってはいましたが、あまり実行しませんでした。今になって後悔してます」(37歳/主婦)

「教育に力を入れたかった」(39歳/主婦)

「運動をもっとさせてあげればよかった。不器用です」(47歳/主婦)

「自転車に早く乗せたり、音楽をたくさん聞かせたり、ピアノをさせたりしたい」(47歳/主婦)

「教育に良いと言われていることをさせなくて後悔している」という意見が4位となりました。

子どもが小さい頃は毎日が慌ただしく過ぎていき、本当にあっという間に時が経ちますよね。あれをやらせたかった、これをやらせたかった……と、少し時が経って振り返ったときに、客観的に思うのも大いに頷けます。

しかしながら、やらせてみたはいいものの、子ども自身が興味を示さなかったり、やりたがらなかったりすることもあり、こちらも何が正解かは本当に難しいですね。

第3位:あぁ後悔…「イライラしたり、怒ったりしなければ良かった」(43票)

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「少しくらい泣いても気にしない鈍感力が欲しかった。今なら笑顔でよしよしできるかも」(51歳/主婦)

「まだ言葉も理解できない子にイライラしてしまっていたことを、笑顔で気長に見ているようにやり直したい」(23歳/主婦)

「母として不馴れなうちは、些細なことでイライラしてしまった」(28歳/主婦)

「子どもが言うことを聞かないからとイライラしないで過ごしたい。いずれ理解して笑顔も見せてくれるため」(41歳/主婦)

「夜泣きが大変だった頃に戻って、息子が好きだった歌を沢山歌ってあげたい。音楽は心が豊かになるから」(42歳/その他)

「イライラしないで、誉めて伸ばしてあげたらよかった」(41歳/主婦)

「長男のトイトレで怒ってしまったから、怒らずに進めてあげたかった」(38歳/主婦)

不快さを泣いて訴える赤ちゃんの泣き声にイライラしてしまう……、夜泣きがひどくママがしんどくなってしまう……、また、いつかは出来るようになることも、ついイライラ……。こういったことは新米ママでなくても、「辛いな〜、しんどいな〜」と思うものです。

ちょっと深呼吸をしたり、危なくない程度にちょっと離れてみたりと、自分なりに気持ちの切り替えを上手に出来るようになれればいいですね。

第2位:「抱っこする・遊ぶ」…もっと時間を共有しておけば良かった(45票)

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「もっと子どもを抱っこしてあげれたらよかった。初めての子であまり余裕がなかった」(38歳/主婦)

「どう接していいかわからずひとり遊びばかりさせてた。もっと抱っこして遊んであげたかった」(48歳/主婦)

「もっとたくさん関わって抱っこして大好きと言ってあげれば良かったと、後悔してもしきれない」(34歳/主婦)

「もっと公園や広場に連れていきたかった。ハグももっとすれば良かった。笑顔になることを増やしていきたかったため」(44歳/主婦)

「仕事ばかりだったので遊びたかった」(50歳/主婦)

「いつも仕事が忙しすぎて、一緒にいられなかった時間も多かったので、あの頃に戻れるなら、その瞬間は今だけだよと昔の自分に言いたいです」(47歳/デザイン関係)

子どもはあっという間に大きくなるもの。気がつけば「抱っこ」という年齢じゃなくなってしまった……という方もいるでしょう。「もっと小さいうちに抱っこしておけば……」と感じているママが第2位となりました。

また、マニュアルにとらわれずに、外に出かけたり、仕事よりも育児を優先すれば良かったという声も聞かれました。

では、残る1位はどんな回答だったのでしょうか?

第1位:あの頃は全く余裕がなくて…「もっとゆったりと構えたかった」(65票)

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「誉めて育てる」(58歳/主婦)

「神経質にならずにゆっくり子育てしたかった」(47歳/主婦)

「しつけなければ、と叱りすぎたかなと心が痛いことがあります。あまり気負わず、もっと甘えさせてあげればよかった、もっとのびのびさせればよかったと後悔ばかりです」(58歳/総務・人事・事務)

「細かいことにいちいち神経を尖らさないで、もっと大らかに構えていれば、もっと育児を毎日楽しめたと思う」(37歳/主婦)

「1人目が0歳の頃、ネットや本で知った情報に敏感に動いていたこと。今思えばもっと気楽な気持ちで子育てしていればいいのにと思う」(31歳/総務・人事・事務)

「結構厳しく、あれだめ、これだめ言ってた気がします。子育てでは力がどんどん抜けて、第一子より第三子はおおらかでやんちゃです」(42歳/主婦)

「あれもこれもやらなきゃ!と必死になってうまくいかずイライラしたりしてたが、もっと肩の力をぬいて自然の流れにのって、焦らず子どもとの時間を過ごしたい。自分の気持ちが子どもに伝わると実感したから」(33歳/主婦)

特に新米だった頃は「余裕がなかった」という意見を沢山いただきました。初めての育児は、試行錯誤しながらという方が多く、余裕を持って接するというところまで行かないままに子どもが成長していってしまうのかもしれません。この育児の慌ただしさは、4歳双子を育てる筆者も共感するばかりです。

しかしながら、「余裕を持ちたかった」と感じるということは、言い換えれば、「なりふり構わずに一生懸命にベストを尽くした」とも言えるかもしれません。1位は、先輩ママ達の心の声がものすごく響く結果となりました。

また、ランクインはしなかったものの、

「周りに助けてもらう」(28歳/主婦)

「子育てルームなど、交流会に参加すれば良かった」(29歳/主婦)

2人で過ごす時間ばかりだったので子どもが人見知りになったので、もっと外に出るべきだった」(44歳/主婦)

などと、周りとのコミュニケーションをもっと積極的に取れば良かったと後悔しているという意見もありました。助けてくれる人、愚痴を言い合えるママ友、話を聞いてくれる人の存在は、確かに大きいかもしれませんね。

一方で、自信を持って育児を楽しんだという意見も!

「子育ては楽しかったのでもう一度同じ経験をしたい」(54歳/主婦)

「母親として未熟な面も多々あったが、それも楽しい思い出になって、今では良かったと思っている」(52歳/主婦)

「やり直せてもやり直したいとは思いません。失敗しても子どもと一緒に頑張ろうと思います」(54歳/総務・人事・事務)

前向きで自信のある回答が本当に素晴らしいと感じました。

 

「育児に正解はない」とはよく言われていることです。特に初めての育児は慌ただしい日が続きますが、イライラした時、ちょっと余裕がないなと思う時には、ぜひ先輩ママたちの言葉を思い出してみてくださいね!

cstock.adobe.com

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