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かつては不仲だったのに、仲良しに戻れた夫婦に「夫婦仲改善の秘訣」を聞きました

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恋は“自動”で落ちるものだとしたら、愛は“手動”で築くもの。カップルの関係が長くなると、そんなふうに感じることはありませんか?

夫婦関係も“手動”が基本。新生活、妊活、出産、家族の介護……とたくさんの節目が訪れる中で、自動的に愛が深まったり、自動的に問題が修復されることは、ほとんどありません。

問題を放置すれば、夫婦として足並みをそろえるのが難しくなっていくケースのほうが多いかもしれません。

というわけで、今回は一時期的に悪くなった夫婦関係の「改善」という点に着目しました。

「以前は夫婦仲が悪かったが仲が改善した、という経験がある」と回答した138人の既婚男女に、どのようなきっかけで改善に至ったのかうかがったところ、6つの方法がありました。

皆さんの声をご紹介します。

1:「察して欲しい」「わかってくれない」をやめて「伝える努力」をする

まず、相手に伝わるように伝えることの大切さについてです。

「わたし(妻)は察してほしいを辞めてきちんと伝えるようにし、夫は言わなきゃ分からないから、少しは考えるようにとお互い歩み寄るように気をつけあったため」(36歳・総務・人事・事務/女性)

「思い違いでけんかをしてしまったが、お互いに意見をしっかりと伝えるようにした」(49歳・公務員/男性)

「会話をするよう心がけた。なるべく思っていることを伝える努力をすることが大事なのかなと思いました」(50歳・会社経営・役員/男性)

「なんで察してくれないんだろう」「わかってくれないんだろう」という被害者意識が募ると、夫婦間のコミュニケーションの機能不全を起こしやすくなります。わかって欲しいことを言葉に伝える、ということを継続的に行うことが大切なようです。

2:相手を理解しようと努める。お互いに。

相手の「伝えよう」という思いに寄り添い、話し合いを通じて相互理解に努めることで関係性が変わったという声もありました。

「常に相手の立場に立って話をすることにした。不満なども柔らかく伝えることで衝突することが格段に減った」(56歳・総務・人事・事務/男性)

「感情的にならず言いたい事を話し合う。相手の事を考えられるようになった」(36歳・総務・人事・事務/女性)

「お互いの認識のズレについて話し合いの場を作り妥協点を見つけることにした」(53歳・その他/女性)

話し手は聞き手にわかる言葉で伝える。聞き手は話し手の立場に立って受け止める。この2つが成立することで、夫婦間で「なんでも安心して言い合える関係性」が構築されるのではないでしょうか。

3:「感謝」「幸せ」「好き」の感情は言葉に変換

続いて、ポジティブな気持ちは相手に伝えるという声です。

「相手の嫌なところではなく良いところを見つけ、感謝の気持ちを言葉にするようにする」(32歳・その他/男性)

「出産を機に夫婦仲が悪くなったので、具体的に何をしてほしいかを伝えたり、自分は今何を思っているか素直に伝えるようにした。また些細なことでもできて当たり前と思わず、一つひとつにお礼を言ったり、〇〇してくれて嬉しかったと具体的に伝えるようにした」(47歳・営業・販売/男性)

「ありがとうの言葉を増やしたり、夫婦だけの時間を増やした」(57歳・金融関係/男性)

「感謝の気持ちを伝えるように心がけた。『ありがとう』『助かるよ』などを言ううちに、お互いに相手を思いやる気持ちが復活した」(51歳・研究・開発/男性)

「感情的にならないようにした。相手を褒めるようにした。上記を実行してから、お互いに気持ちよく生活できるようになった」(38歳・総務・人事・事務/男性)

相手に向けた言葉を変えることで、心持ちも変わってくる、という声が聞かれました。感謝の気持ちやほめ言葉は、惜しみなく口に出していきたいですね。

4:がんばって「2人の時間」を作り出す

忙しい夫婦は、2人の時間を増やすための習慣づけを心がけていました。

「これまでは仕事が忙しくて忘れがちだった、結婚記念日や誕生日といった2人にとって特別なイベントを大切にしたところ、お互いに相手を思いやる気持ちが復活した」(45歳・主婦/女性)

「仲が悪いというか、以前は休日はそれぞれ別のことをして過ごしていたのですが、一緒に釣りに出かけるようになって、自然と色々なことを話すようになり、お互いの考えていることが理解できるようになったと思います」(53歳・その他/男性)

「仕事で休みもかぶらなくて、生活スタイルが合わなくて話すこともなくなりほぼ会話なし、私が帰ってまもなくすると夫が寝るという時がありました。たまたま2人とも『鬼滅の刃』にハマったのがきっかけで家でよく会話をするようになり、一緒にグッズを買いに行ったり映画を観たりしてとても仲良くなりました。今は他の作品にまた2人でハマっていて会話も盛り上がります」(41歳・その他/女性)

放っておけば生活時間がすれ違ってしまうような場合、2人で過ごすための“仕掛けづくり”をして、夫婦の時間を持つ工夫をしていました。夫も妻も少しずつ変わっていきますが、共に過ごす時間を通じてお互いへのゆるやかな関心を維持できそう。

5:相手への干渉を抑える

配偶者への干渉は、相手を否定したり、文句を言ったりする言葉がつきもの。干渉をやめたことで、夫婦仲が改善したという声がありました。

「お互いにあまり干渉しなくなった。干渉しすぎるとつまらないことでけんかするから」(31歳・営業・販売/男性)

「最初は生活習慣が合わずけんかしていました。お互いの役割分担以外はあまり口を出さなくなってけんかしなくなった」(40歳・その他/男性)

もともとは他人同士の夫婦。気に入らないところが目につく日もありますが、あれこれ否定したり文句を言うのをやめることで、衝突が減っていくようです。

6:自分の言動を客観的に見つめてみる

自分の言動を省みて改めた、という声です。

「妊娠中、つわりが辛くて、夫にあたってしまっていました。そのときは謝る余裕がなかったので、つわりが終わったら感謝を伝えました。素直に言うのが、一番だと思いました」(49歳・その他/女性)

「自分本位の行動を改めた」(53歳・営業・販売/男性)

言い過ぎたとき、やりすぎたときには、素直に認めるのは意外と難しいものです。自分が変わることで夫婦の関係が変わることがあるようです。

 

今回は、夫婦仲が改善した男女が取り組んだことについてお届けしました。

夫婦は、“家庭”という同じ船に乗り組んだパートナー。

グラついたらコツコツとメンテンナンスし、“何か”が起こったときに揺らぎにくい関係性を築いておきたいもの。

そのためには、コミュニケーション・想像力・自分を客観的に見つめるといった要素が非常に重要となるようです。

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