2歳児の裏表のない純粋なエネルギーは、俳優としても見習うべきものがある
null2歳10カ月を過ぎて、息子のイヤイヤ期はもう終わったものと思っていたのですが、最近またイヤイヤするようになってきました。少し前に、知り合いの先輩ママに「うちの息子のイヤイヤ期は終わったみたいです」って言ったら、「え、イヤイヤ期って終わらないよ」って言われて、「えっ!? ほんとに?」と思っていたのですが、本当でした。
息子のイヤイヤベスト3は、
1.歯磨き
2.着替え
3.手洗い です。
寝る前の歯磨きは一通りイヤイヤしたあげくに最後は磨かせてくれるのですが、「あーん」はいいけど「いー」は断固拒否。いつも前歯が磨けなくて困ります。
着替えはママでないとイヤ。パパは手が空いているのに…。
帰宅後や食事の前に「お手て洗おうか」と聞くと、必ず「もうあらった!」と逃れようとする。微笑ましいですが。
こんな時、パパが何かしようとすればするほど、イヤイヤがエスカレートするので、だいたいママにバトンタッチです。何も達成できないまま、どっと疲れることもあります。
でも、考えようによっては、これだけ「いやだー!」ってはっきり言えるのって、長い人生でおそらく今だけすよね。ここまで純粋な自己主張ができるのは、むしろ羨ましいことかも。2歳児の裏表のない純粋なエネルギーは、俳優としても見習うべきものがあります。
ならば、「思う存分いやだー!って言っていいよ」って思って接した方が息子も気持ちいいし、こちらも楽なのかなあと思います。なかなか難しいですが……。
眼鏡太郎さんが出演する映画『きばいやんせ!私』は3月9日公開!
<STORY>東京での生活に精神的に疲れていた女子アナの児島貴子は、取材で幼少期を過ごした鹿児島県南大隅町を訪れることに。最初は嫌々ながら取材を続けてたが、町の人々と触れ合っていくうちに、仕事の向き合い方や生き方に変化がーー。
映画『百円の恋』の武正晴監督と脚本・足立紳コンビが再びタッグを組んだ話題作。出演者は夏帆、太賀 ほか。
▶︎公式HP
眼 鏡太郎 (がん きょうたろう)
1977年1月4日生まれ、岩手県出身。東京学芸大学教育学部美術科卒業。2001年よりケラリーノ・サンドロヴィッチ率いる劇団「ナイロン100℃」の劇団員として活動中。2018年話題の映画『カメラを止めるな!』にも出演。現在は、 NHK Eテレ『シャキーン!』『コードな会議』にレギュラー出演中の、2019年3月9日には映画『きばいやんせ!私』が全国公開予定。Facebook :眼 鏡太郎 twitter:@gankyotaro 所属劇団:ナイロン100℃ 所属事務所:バウムアンドクーヘン