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スマホサイズの「湯たんぽ」で、いつでもどこでも温活【本日のお気に入り】

おなかの冷えからくる不調が重なった今秋、「湯たんぽ」を新調しました。選んだのは、大正生まれの老舗湯たんぽメーカー『マルカ』の「ミニゆたA 600ml 袋付」。これがなかなか可愛くて、じんわりいい感じ。冷えに悩んでいるなら、おすすめですよ〜。

実は二度めの正直

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兵庫県尼崎にある『マルカ』といえば、金属製湯たんぽの老舗。多くの方が、その製品を一度は目にしたことがあるでしょう。筆者は兵庫出身ということもあり、祖母があつあつのお湯を注いでくれた湯たんぽは冬の風物詩でした。

それから幾年。すっかり大人になり冷えが気になるようになった数年前、ふたたび使い始めることに。そこでスタンダードな2.5L入り(税込み2,700円)を購入したのですが、うまく使いこなせず友人に譲ってしまったんですよね。

「ミニゆたA 600ml 袋付」2,750円(税込)。

ふたたび月日は流れ、冒頭の不調に見舞われた筆者。お腹を温めるかと湯たんぽを探すと、見つけたのが「ミニゆたA 600ml 袋付」です。こんな小さなサイズが?と、可愛らしさにも惹かれ購入したところ

  • お湯の温めがラクでスピーディー
  • コンパクトでかさばらないけれど温かい
  • デスクワークでもキャンプでも、使う場所やシーンを選ばない

と、うれしいポイントがたくさん。お気に入りに仲間入りしました。

お湯の温めがラクでスピーディー

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直火OK!

「直火OK 」かつ「必ず水道水を使う」

『マルカ』で古くからつくられる湯たんぽは、軽く丈夫な金属のトタン製です。だから、お鍋のように直火で加熱ができるのです(IHは不可)。

“小さな口に水分を注ぐ”という行為が苦手で、シャンプーの詰め替えでもいつも盛大にこぼす筆者。ポットでお湯を沸かして湯たんぽに注ぐという手間がないことが、こんなにラクなんて。

ちなみに水も、「必ず水道水を使用してください」と説明書にあります。他の水の場合、中に含まれている物質で湯たんぽの内面が変質し、サビを早める原因になるのだとか。だから蛇口をひねって、口からそのまま7分目ほどに水道水を注げばOKです。

どちらもズボラなわたしにぴったり……。長く愛される中で、きっとわたしのような人をたくさん救ってきたのでしょうね。

ミニサイズだから沸騰が早い

口から中の様子を見る

お湯が沸くまでは、およそ2〜3分。600mlと小さいからか、小鍋でお湯を沸かす程度の時間であつあつになります。このスピーディーさもうれしい。

ただ、小さいぶん冷めるのも早いかも。デスクワーク中に抱いていると、2時間くらいでぬるくなります。とはいえ温め直しも2〜3分で済むので、ストレッチやトイレ休憩も兼ねて立ち上がるついでに、と思えば苦ではありません。

コンパクトでかさばらないけれど温かい

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専用のフリース袋付き。
デスクワーク中は、お腹の上に置いている。

「ミニゆたA 600ml 袋付」のサイズは、17×14×5.3cm。

カイロより大きく、湯たんぽの中ではコンパクト。このサイズ感を活かして、筆者は主にデスクワーク中にも愛用しています。

おなかに乗せると、ジワ〜ッと温浴しているみたい。肩がはってきたと思ったら肩にのせてみたり、目の疲れを感じたら目に当ててみたり。コンパクトなので、どこに使っても重さがストレスになることもありません。

デスクワークでもキャンプでも、使う場所やシーンを選ばない

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横から見たところ。

持ち運びもしやすいので、先日は最高気温16度のデイキャンプにも持って行きました。直火OKなので、温めはアウトドア用のワンバーナーやカセットコンロで対応できるのもポイント。アウトドア用のイスって通気性がよく、けっこう冷えるので、金属製湯たんぽはキャンパーの皆さんにもおすすめしたいです。

試しにコートのポケットにも入れてみると、ゆうに入った!袋をかぶせても大丈夫そう

ちなみに筆者のコートのポケット(かなり大きなポケットですが)にも入りました! 真冬の保育園お迎えや習い事の送迎などちょっとしたお出かけは寒さで憂鬱ですが、湯たんぽを潜ませたらがんばれそう……(実際はキャップを上向きにして使うことを推奨しているので、使用は自己責任です)。

ラニーニャ現象も怖くない

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この冬はラニーニャ現象の発生を見込み、冬の平均気温は西・東日本で低くなるとか。また、降雪量も日本海側では多くなる予想です。

皆さんも今から温活に勤しんで、寒さに負けない環境を整えませんか?

 

ニイミユカ
ニイミユカ

朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote

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