「色」ではなく「ツヤ」が重要なんです
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今は「素爪」ですが、コロナ禍前までは10年以上ジェルネイルをしていました。緊急事態宣言中に「ネイルサロンが閉じてジェルをオフできない!」という事態に陥り、これをきっかけに「自分で対処できないことは辞めよう」と、素爪に戻しました。
ただ。長くジェルネイルをしていたこともあり、爪が薄くなり割れやすいのが悩みに。また爪の“縦線”が目立ってきて、手がチラリと目に入るたびに、手の「加齢感」をヒシヒシと感じる日々。
そんなとき、電車でみかけた和装で高齢のご婦人が、とても品のいい乳白色(ともいえない自然なツヤ)のネイルをされていて、「あ〜目指すべきはこれだ!」と。年齢を重ねた手に、柔らかいツヤのある爪が、とても上品で清潔に見えたのです。
それ以来、色を楽しむのではなく「爪にツヤを補ってくれるマニキュア」をいろいろ探し、ついに出会ったのがコレ。キャンメイク ファンデーションカラーズ 04(ペールピンク)396円(税込)です。

50代ふっくら体型のリアルな手元で失礼いたします……。
伝えたかったのはこの「自然なツヤ感」です。見ての通り太い指&短い丸爪なのですが、この「ツヤ感」があることで、少しだけ「手元が疲れてる感」が解消される気がしています(←自分比!)。
日々のパソコン仕事、料理や掃除などなど酷使している指ですが、このツヤがあるだけで少し元気に見えるんです。
この1本がイイ!と思ったポイントはいくつかあって。
1:自然な「乳白色」で、爪が健康的な色にカバーされる。
2:ブラシが圧倒的に塗りやすい。筆の毛の幅、量、カットが絶妙。
3:乾くのがとにかく早い!
4:さらっと薄づきで、少しはげても目立たない。
5:嬉しい価格(396円)でリピートしやすい。
それぞれ簡単に解説しますね。
色も、ブラシも、使い勝手も!この1本が素晴らしい理由5
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1:自然な「乳白色」で、爪が健康的な色にカバーされる。
まず、特筆すべきはこの「色」。いわゆる「乳白色」「ベビーピンク」と言われる色味ですが、いろいろなメーカーさんのものを試してみると、白っぽすぎたり、ピンクすぎたり……。
肌の色との相性もあるのですが、色ではなく「ツヤ」を仕込みたい、という目的には色が主張しすぎるものも多く。その点、これは爪のアラをカバーしてほのかに血色感を足してくれるけど、色の主張はほぼない、いい意味で「存在感のない色」なんです。でも「透明ネイル」とは明らかに違う。
メーカーのサイトによると「爪の凹凸・色ムラ・黄ばみを自然にカバーして、ナチュラル美爪に見せるネイル用ファンデーション」という説明が。納得です。

2:ブラシが圧倒的に塗りやすい。筆の毛の幅、量、カットが絶妙。
実際に塗ってみて驚いたのがブラシの使いやすさ。最近改良されたというブラシの毛先の「ラウンドカット」が、爪に当てた際に自然と爪の輪郭に沿って広がって、角にもピタッとフィットします。
なんと芸が細かい!
ブラシの横幅が広く、弾力性があってしなやかなのも塗りやすさの理由のひとつ。安価なネイルはブラシの毛量が少なかったり硬いことが多いのですが、コレはまったくストレスを感じません。

ネイルは最近ごぶさた……という編集部の同僚にも試してもらったら、その塗りやすさに感動していました!
3:乾くのがとにかく早い。
4:さらっと薄づきで、少しはげても目立たない。
この2つも、使ってみるとわかる高ポイント。
世の中には「ジェルネイル風」のポテっとしたツヤが売りのネイルもありますが、こちらはその逆。2度塗りしてもとても薄づき。だからなのか、とにかく乾きが早い。コレ大事! 編集部の子育て中の同僚にも試してもらったところ「覆われてる感がないから爪が息苦しくない。これなら使える」との声も。
加えて、マメではない私がとても助かるのが、爪先が少しはげてきても目立たないということ。「あ〜ネイルを塗り直さないと!」というプレッシャーがないので、安心して使い続けられます。
5:嬉しい価格(396円)でリピートしやすい。
これはもう、さすが「キャンメイク」価格。しかも適量なんです。マニキュアは使っているうちにどうしても固まったりしがち。このくらいの量ならそうなる前に使い切れるので、無駄がありません。
メイクでたとえるなら「薄づきファンデーション」のようなこのネイル。ちょっと疲れてきたな、という大切な手に「ほのかなツヤ」を加えてみませんか?

趣味は料理、スポーツ観戦と旅に出ること。食いしん坊。『Oggi』や『美的』で美容やファッション担当として20年ほど女性誌を編集、2018年からkufura編集長に。2021年4月〜2022年10月にはラジオJ-WAVEで毎朝の生番組のナビゲーターも。インスタグラム@sizukuishii