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在宅ワーク17年のライターが実践する「自粛生活」10の楽しみ方【後編】

在宅ワーク歴17年! 友だちとお茶やランチにもほとんど行かない“引きこもりママライター”が実践中の自粛生活の楽しみ方やストレス解消法をご紹介するこの企画。今回は後編です。あなた自身の楽しみ方を見つけるヒントにしていただければ幸いです。

(6)塗り絵

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先月、「ミュシャ財団」のHPで世界的な画家であるアルフォンス・ミュシャの塗り絵が無料ダウンロードできると聞きつけ、さっそく挑戦! 当初はゲームと「YouTube」に明け暮れている子どもたちのためにダウンロードしたのですが、大人の私がハマッてしまいました(笑)。

ミュシャの絵は知っています。でも見たことがあるだけで“絵の細部”については何も知らなかったんですね。色を塗ることで「ここってこうなっていたんだ!」「こんなにも生地の線って細かく描かれていたんだ」と絵のディティールに迫ることができ、楽しくなってしまい、気づけば必死に色を塗っていました。しかも塗り絵って無心になれるんです

考えてみたら“お母さん業”って、1つのことに集中できる時間がほとんどありません。いつも育児しながら料理に掃除、洗濯を同時進行しているような状況。だからこうして久しぶりに1つのことに集中できる時間が持てるって、それだけですごく贅沢!

私は夕方、夕食の準備に取りかかる前の15分、ジャズを流しながらリビングテーブルの端っこで塗り絵をする時間を持つようになりました。この15分がすごくいいリセットタイムになっています。

(7)着ない洋服でマスク作り

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我が家は使い捨てマスクが早々になくなりました……。私が喘息持ちなので普段からストックは持っていたつもりでしたが、家族全員が使い始めたらあっというまに品切れ……なので、最近は自粛時間を使って布マスクを作っています。

とはいっても、作っているのは裁縫が得意な長女。いらないTシャツやシャツを使って次々にマスクを作ってくれます。子どもたちもいくらオンライン授業があるとはいえ、ヒマをもてあましているんですよね。

私はその横で切れっ端の布をさらに切りそろえ、掃除用のウエスを作っています

(8)好きな香りをかぐ

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東日本大震災のとき、余震が続く毎日の中、2人目を妊娠中だった私は常に緊張状態でした。何がきっかけかは忘れてしまったのですが、あるときふといい香りを嗅いだときにガチガチに固まっていた心と体の緊張感がほぐれたことを覚えています。

今回も見えないウイルスとの闘いで、世のお母さんたちは日々、心も体も戦々恐々だと思います。だからこそ積極的に好きな香りに包まれてみてください。

私は「疲れた~!」という日はちょっと贅沢をして、お高め入浴剤の「クナイプ」を入れた湯船に入ります(中でも「グーテナハト」という香りが好きです)

そして「ニールズヤード」の「ウーマンズバランス」というアロマオイルを常備。ローズやゼラニウムベースのアロマオイルなのですが、リラックス効果抜群! もう7~8年、愛用しているオイルです。寝る前に焚いたりして香りを楽しんでいます。

(9)夢ノートを作る

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外出できないって確かにストレスですよね。今や近所の喫茶店でお茶を飲むことすらままなりません。でもそんな中、つけ始めたのが「夢ノート」。コロナ収束後に行ってみたいところ、食べてみたいものなどだけをつづったノートです
これが意外と“希望”につながるんです(笑)。

夢ノートの作り方は簡単! インスタやネットに上がってくる素敵なお店や温泉、絶景や素敵な建築物などをメモるだけ。

だんだんと情報がたまってくると読み返すのもおもしろくなってくるんです。
ただただ毎日「今日も外に行けない……」と思っているよりも「収束したらここに行ってみよう!」と思考を前向きにシフトチェンジすると、気持ちも明るくなりますよ!

(10)本当に何もしない1日を作る

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最後に!

今、なんとかこの自粛生活を明るく楽しくしようと多くのお母さんたちが頑張っていると思うんです。でもときにはそんな頑張りが効かない日もあります。そんな日は私、何もしません。

朝起きて一応洗顔と歯磨きはしますが、あとは着替えもせずパジャマのままゴロゴロ。携帯を見たり、マンガを読んだり(本なんか読みません!)……目が疲れたら寝る。ごはんはカップラーメンやコンビニごはん(子どもたちは普段食べられないインスタント食品に大喜び!)。行動範囲1m以内。

“何もしない”と決めた日は途中、掃除や洗濯をしたりも“禁止”です。食べた食器もそのまんま!

でも人って徹底的にダラけると気が済むんです。「実によくダラけた! これで明日から頑張れる!」。だからときには徹底的にダラける日を設けることも必要です。

まだまだ続く自粛生活。
大変ではありますが、楽しみを見つけながら切り抜けていきましょう!

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