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在宅ワーク17年のライターが実践する「自粛生活」10の楽しみ方【前編】

新型コロナウイルスの感染防止に向け発令された、日本初の“緊急事態宣言”。先日は、その延長も発表されました。

今後もコロナウイルスのワクチンや特効薬が開発されない限り、私たちの行動は余儀なく制限されることになると思います。だからこそ今のうちから“自粛生活”の楽しみ方を自分で見つけることが大切。 私の周りも4月の下旬あたりから「自粛疲れ」を訴える人が増えてきましたし、ある報道では外出自粛でストレスを抱えている人は50%以上にもなるといいます。

そこで在宅ワーク歴17年! 友だちとお茶やランチにもほとんど行かない“引きこもりママライター”が実践する自粛生活の楽しみ方やストレス解消法をご紹介。あなた自身の楽しみ方を見つけるヒントにしていただければ幸いです。

(1)自然音、クラシックを聞く

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音楽には空間の浄化作用があるといいますが、中でも自然音とクラシックはその効果に優れているといわれています。

いつもは仕事中、韓流アーティストたちの曲をガンガンに流して気分を上げていますが、1~2時間に1回、リビングの窓を全開にして換気をするときは自然音(川の流れや波の音、鳥の声など)やクラシックの曲を流しています

アマゾンプライムに入っているので、自然音やクラシックで検索してかけていますよ。

また、夫などは無料で楽しめる音楽ストリーミングアプリ「spotify」で「クラシック有名曲」や「クラシックベスト」などを楽しんでいます。こちらはアマゾンプライムに入っていない人にもおすすめです。

換気をするだけで気分がすっきりして気持ちがいいのですが、音楽を流すとより気持ちの良さが増しますよ~。

ちなみにスマホで音楽を楽しむなら、100円ショップで売っている“音が広がる”スタンド&スピーカーがおすすめです。

使い方は簡単! スマホをこのスタンドに入れるだけ。半信半疑だったのですが、使ってみたら信じられないくらい音が広がり、きれいな音楽を楽しめます。これで100円は買いです!

(2)お笑い番組、動物、赤ちゃんの動画を見る

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ずーーーっと家にこもっていると、家族それぞれにストレスがたまり、家の中に不満やイライラが充満してくるのがわかります。家の中に不満やイライラが充満してくるとどうでもいいことでいさかいが起きたり、つまらない兄弟げんかにつながるので、余計にイライラ! そうならないよう、母としてはなんとしてでもこの“悪しき雰囲気”を阻止したいのです!

しかし今はTVをつけても不安になるニュースばかり……そんなときはとにかく“くだらないもの”を見るようにして、目からまず楽しみを取り込むようにしています

恐ろしい伝染病や地球滅亡の映画なんか見ず、エディ・マーフィーの映画を見たり、ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズを見たりしてひとしきり笑います。
今、話題の講談師・神田伯山(はくざん)氏の動画もおすすめ。中学生くらいから楽しめると思います。

笑うってすごく大切です。

私は何しろ沸点が低いので、ちょっとしたことでイラッ!とするタイプです(笑)。なのでイラッとしたとき、すぐにスマホで動物や赤ちゃんの笑える動画を見て心を落ち着かせるようにしています。ツイッターの「もふもふ動画館」などフォローしておくと、常にかわいい動物たちの動画が見られるのでおすすめです。

動物、赤ちゃんには癒しの力があると思います。ついでに言えば、イケメンにも癒しの力があるので、イライラしたときにはインスタで好きなハリウッド俳優の画像をずーっと眺めています(笑)

今、インスタグラムで小さなブームになっている「#オンライン銭湯」もいいですよ。見ているとトゲトゲした気持ちが不思議と落ち着いてくるんです。水の動きや水音にヒーリング効果があるのを実感します。

(3)窓ふき、床ふきをする

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私は自粛ライフになる前から在宅ワーカーでしたが、1人で家で仕事をするのと家族が1日中家にいて仕事をするのでは訳が違います。今、明らかに仕事に集中できる時間は減りました。

でも、そこでイライラしても仕方ありません。その代わりその集中できない時間を“掃除”に当てるようにしてみました。掃除機は日々かけているので、拭き掃除!

まず朝、窓を全部開け放ち、リビングの窓を熱い湯でしぼった雑巾で拭きます。窓を拭くと晴れた日の光の入り方が違ってきて、気持ちがいいんですね~!

そしてひと仕事終えたら、夕方、市販のセスキ炭酸ソーダ配合のお掃除シートで家中の床を拭きます。やはりただ掃除機をかけるよりもスッキリ度が明らかに違います。

拭き掃除って体を使うのでいい運動にもなるし、家もきれいになって一石二鳥。イラッとしたら拭き掃除!を自分の合言葉にしてみませんか。

(4)水まわりの掃除

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そして水まわりの掃除も拭き掃除と同じく、掃除機をかけたりほこりをぬぐうより精神的スッキリ度が高いので時間がある自粛期間中はとくにおすすめです。

洗面台、お風呂場、キッチンのシンク、そしてトイレ。今、手洗い・うがいの回数が増えたことに加え、家族の食事を作る回数も増えたこともあり、水まわりが汚れる速度も速くなっています。でも時間はたっぷりあるので、しっかりお掃除。

毎日目にする水まわりがきれいだと気持ちがいいものです。それにゴシゴシ磨いているときって無心になれるもの。ストレス解消にもなりますよ。

(5)レシピ開発

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家族がいると3食しっかり作らないとなりません。はっきり言って大変です! でもどうせ作るなら楽しもう!と今まで作ったことがないメニューや、「お店風」のメニューに挑戦中。写真左から「吉野家風豚丼」や新大久保の韓国料理屋さんで食べた味を思い出しながら作った焼き肉のせ冷麺。

最近では私に感化された上の子(高校生)が、業務スーパーで買ってきた1kg焼きそばを作って「焼きそばアレンジ1週間チャレンジ」をしています。あんかけ焼きそば(写真右)にオイスターソース焼きそばと、昼ごはんにいろんな味の焼きそばを作ってくれるようになりました。

私はそもそも料理が下手なのですが、こうして日々3食やむを得ず作っているせいか、最近、異様に手際よく作れるようになってきました(笑)。これも自粛のおかげですね! まさにピンチはチャンス。

 

いかがでしたか。リフレッシュのヒントは【後編】でまたお伝えしていきますね。

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