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異業界に転職しても「即戦力」として活躍できる?思いがけない分野で活きるスキル【森本千賀子の転職アドバイス】

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転職の方向性を考えるとき、選択肢は大きく分けて4つあります。

「同業界・同職種」「同業界・異職種」「異業界・同職種」「異業界・異職種」です。
一般的には、年齢が高くなるほど、「同業界」「同職種」への転職の方が成功率が高く、「異業界」「異職種」への転職はハードルが高くなります。転職を考える人自身も、「一から新しいことを覚えて、経験を積んでいくのは大変……」と腰が引けてしまうものです。

まさか、この業界で経験が生かせるなんて!

実際には、これまでの経験やスキルが異業界・異職種で活かせるケースは多々あります。業界の専門知識や商習慣は入社後に覚えなければならないにしても、業界に関わりなく求められる「汎用スキル」を活かせば、「即戦力」として評価されるのです。

私は転職エージェントとして多くの転職事例を見てきましたが、「まさかこの業界で自分の経験が活かせるなんて」と新たな発見をする方も多く、実際に応募すると高評価で採用されるケースは少なくありません。

異業界へのキャリアチェンジを果たした方の一例をご紹介しましょう。

●アパレル会社の販売職→Webサービス会社の営業職

転職先となったWebサービス会社では、小売店の運営の効率化・集客力アップを図るWebサービスを開発・販売しています。つまり営業先は小売店のマネジャーやスーパーバイザー、チェーン本部など。アパレルの店舗で勤務した経験から、店舗運営の現場を理解した上で顧客と対話できる点が期待され、採用されました。

●ホテルのサービスマネジャー→介護施設のマネジャー

宿泊客に対するコミュニケーション力、ホスピタリティなどが身に付いていることから、富裕層向けの高齢者介護施設のマネジャーとして採用されました。季節のイベントの企画なども、ホテル勤務時代の経験が活かされています。

●学習塾スタッフ→人材会社のキャリアカウンセラー 

学生に対して進路・学習に関するカウンセリングやアドバイスを行ってきた経験を、転職希望者に対するキャリアカウンセリング業務に応用し、活躍されています。

●IT企業のシステムエンジニア→組織コンサルティング会社のコンサルタント

システムエンジニアとして培った、顧客の課題に対するヒアリング力、分析力、課題解決力、プレゼンテーション力、折衝力などが評価され、企業の組織改革を支援するコンサルティング会社へ転職されました。

 

このように、業界や職種が異なっても「接する相手が同じ」「使うスキルが同じ」であれば、入社早々に即戦力として活躍できる可能性は十分あります。

なお、昨今はあえて異業界出身者を求める企業も増えています。
というのも、「少子化に伴う国内マーケットの縮小」「ビジネス環境の激変」などを背景に、多くの企業が「今までにない価値」を生み出すことで生き残りを図ろうとしているから。

異分野に進出し、新規事業を立ち上げるケースも増えています。そのため、異業界出身者の視点やノウハウを取り入れたいと考えているのです。

これまでの経験を活かせるのは同業界・同職種だけとは限りません。視野を広げて、自分のキャリアが応用できるステージを探してみてください。

 

構成/青木典子

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【消費税増税に伴う価格表記について】
2019年9月末までの記事内の「税込み価格」につきましては、増税前の税率(8%)での価格となっておりますので、ご了承ください。

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