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パスタのゆで汁で、塩豚のうまみ炸裂!「カンタン塩豚とキャベツのパスタ」【松田美智子の簡単塩豚レシピ#2】

豚肉に塩をまぶして寝かせる「塩豚」。豚肉に塩をまぶすと浸透圧によって余分な水分とともにくさみも抜け、うま味がギュッと凝縮。やわらかでジューシーな肉質に変身します。

塩豚は通常、豚ばらかたまり肉と塩で作りますが、薄切り肉でもおいしい塩豚が簡単に作れます。「わが家の冷凍庫にはつねに塩豚がストックしてあるんです」という松田美智子さんが、塩豚を使った絶品メニューをご提案。今回はチャチャッとすぐにおいしい「塩豚とキャベツのパスタ」です。さっと済ませたいランチに、あるいは忙しかった1日の締めくくりにおすすめです。

味つけは白ワインとこしょうだけ。パスタはアルデンテがマストです

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「パスタのゆで汁をだし代わりにたっぷり使って塩豚のうま味を増幅。アクセントにケイパーをプラスします。材料はとってもシンプルですが、それぞれの持ち味がうまく絡んで、お腹も気持ちもホッとするひと皿です。白ワインと一緒にどうぞ」(松田さん)

塩豚の作り方

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材料(作りやすい量)

豚ばら薄切り肉 200g

塩 小さじ1

作り方

まな板などに豚ばら薄切り肉を広げ、両面に塩をふる。

ラップフィルムに丁寧に並べて包み、冷蔵庫で一晩寝かせてから使う。冷蔵で2〜3日保存可。そのまま冷凍してもOK。使うときは冷蔵庫に移して自然解凍を。

「塩豚とキャベツのパスタ」の作り方

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材料(1人分)

ロングパスタ 100g

水 1.5リットル

塩 大さじ1と1/2

 

塩豚 100g

オリーブオイル 大さじ1

にんにくのみじん切り 大さじ1

ケイパー 大さじ1

白ワイン 大さじ2

パスタのゆで汁 1カップ

キャベツ 4枚  大きめの一口大

白こしょう 少量

パルメザンチーズ 適量

作り方

パスタをゆでる湯を大きめの鍋に沸かす。パスタを鍋に入れたら、フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて中火にかける。香りが立ったら半分に切った塩豚を入れ、脂を出しながら炒める。

肉の色が変わったら白ワイン、ケイパーを加えてさらに炒める。

パスタをゆでて約10分、アルデンテにもう一歩のところでゆで汁をフライパンに加え、さっと煮る。

大きめのひと口大にちぎったキャベツをパスタの鍋に入れ、すぐにパスタとともにそのままフライパンにすくい入れる。

塩豚とよく絡ませて白こしょうをふる。

器に盛り、パルメザンチーズをあしらう。

動画・撮影/鍋島徳恭

松田美智子(まつだみちこ)

1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。http://www.m-cooking.com/

【松田美智子さんのレシピはこちらからも】

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