おいしい塩を使うと、塩豚のうま味がグンと深まります
null「塩豚の材料は豚肉と塩だけですから、ぜひ上質な天然塩をお使いください。高価といっても塩の場合はたいしたことはありませんし、他のお料理でも塩は調味料の要。コーヒー1杯程度の価格で料理の味が格段に上がりますよ」(松田さん)
塩豚の作り方
null材料(作りやすい量)
豚ばら薄切り肉 200g
塩 小さじ1
作り方
まな板などに豚ばら薄切り肉を広げ、両面に塩をふる。ラップフィルムに丁寧に並べて包み、冷蔵庫で一晩寝かせてから使う。
冷蔵で2〜3日保存可。そのまま冷凍してもOK。使うときは冷蔵庫に移して自然解凍を。
「塩豚の谷中生姜巻き焼き」の作り方
null材料(2人分)
谷中生姜 6本
塩豚 6枚
薄力粉 適量
酒 大さじ2
作り方
谷中生姜の皮をこそぎ落とし、形を整える。包丁の刃先で切り込みを入れる。
塩豚に薄力粉を茶こしなどを通して薄くふる。谷中生姜にしっかりと巻きつける。
手で軽く握ってしっかりと塩豚を谷中生姜に密着させ、成形する。ふたたび薄力粉を全体にふる。
中温に熱したフライパンに、油を引かずに塩豚の巻き終わりを下にして並べ、蓋をして焼く。
軽くフライパンを揺すって、塩豚が動き始めたら焼き加減を見て上下を返す。酒をふり、軽く焼き目がついたら蓋を取り、回りをカリッと焼き上げる。
動画・撮影/鍋島徳恭
松田美智子(まつだみちこ)
1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。http://www.m-cooking.com/