子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

絶品お刺身サラダは韓国風!自家製コチュジャンの作り方も…「いかのフェ」松田美智子のサカナが食べたい!#5

シンプルに手早く、旬のうま味を最大限に引き出すシーフードメニューを、料理研究家の松田美智子さんがたっぷりと魅せるこのシリーズ。今回は「いかのフェ」です。

「フェ」とは、韓国語で刺身のこと。いかと、コチュジャン(韓国の甘辛い味噌)に酢を合わせたチョコチュジャンを和えました。コチュジャンは市販のものを使ってもOKですが、作り方は簡単なので、ぜひこの機会に自分の口に合った“マイ・コチュジャン”にトライしてみてください。

りんごや梨をプラスして、ピリッと甘美な大人の刺身サラダに

null

「いか以外にも、鯛などの白身魚やまぐろの刺身でもおいしく作れます。セロリやねぎなどの香味野菜、そしてりんごや梨など歯ざわりのよい果物とともにサラダ仕立てにすると、おもてなしにもぴったりです。

コチュジャンで使うみそやごま油は定番の調味料。無駄にはなりませんから、ぜひ上質のものをご用意くださいね」(松田さん)

いかのフェの作り方

null

材料(4人分)

いか(白いか・あおりいかなど) 100g  1cm幅・一口大に切る。

きゅうり 1本     種を除き短冊切り

セロリ  1/2本    筋を引き、きゅうりに準じた切り方

りんご  1/2個    皮ごとマッチ棒状に切り、塩水に浸け水気を切る

長ねぎ  1/4           芯を除き薄切り

万能ねぎ  3〜4本    斜め薄切り

白ごま  適量

 

【チョコチュジャン】

自家製コチュジャン(※作り方は後半) 小さじ1/2

にんにく(すりおろす) 小さじ1/4

みそ 大さじ1

レモン汁 大さじ1と1/2

米酢 大さじ1

ごま油 大さじ2

 

作り方

(1)きゅうりは縦半分に切って種を除き、セロリは筋を引いて短冊切りにする。長ねぎは芯を除いて薄切りにする。万能ねぎは斜め薄切りにしておく。

(2)いかは1cm幅の食べやすい大きさに切る。

(3)【チョコチュジャン】の材料をドレッシングボトルなどに入れ、軽くシェイクして混ぜておく。

(4)ボウルに野菜とイカを合わせて軽くトスし、器に盛って白ごまをあしらってチョコチュジャンをかける。混ぜていただく。

 

自家製コチュジャンの作り方

null

(材料)作りやすい量

みそ 300g

みりん 1と1/3カップ

水あめ 100g

グラニュー糖 20g

韓国唐辛子(粉) 70g

しょうゆ 1/4カップ

 

作り方

鍋に材料をすべて入れて混ぜ、弱火にかける。鍋中がフツフツとしてくるまで混ぜながら火を通す。粗熱が取れるまで待って瓶などに移し、冷蔵庫で保存する。

動画・撮影/鍋島徳恭

松田美智子(まつだみちこ)

1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。http://www.m-cooking.com/

【松田美智子さんのレシピはこちらからも】

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載