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濃厚チーズとザクザクビスケット!チーズケーキアイスクリームの作り方【簡単!もむだけアイスレシピ】

「手作りするのは難しそう……」と思いがちなアイスクリームですが、お菓子・料理研究家の森崎繭香さんが教えてくれるレシピは、驚くほどとっても簡単! 「もんで凍らせるだけ」でおいしいアイスクリームが完成します。

今回は、クリームチーズと生クリームで作る「チーズケーキアイスクリーム」を紹介します。濃厚なチーズの味わいをたっぷり堪能できて、本格的な仕上がりに驚く人も多いはず。早速、作ってみましょう!

チーズケーキアイスクリームの作り方

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【材料】(2人分)

・クリームチーズ・・・100g

・砂糖・・・大さじ3

・生クリーム・・・100cc

・ビスケット・・・30g

【用意するもの】

ジッパー付き保存袋・・・1枚

※ジッパー付き保存袋は、冷凍保存用のものを使用してください。

【作り方】

(1)保存袋にクリームチーズと砂糖を入れて、よくもむ。

クリームチーズは常温に戻さなくてOK。手の体温で、もんでいるうちにだんだん柔らかくなっていきます。クリームチーズと砂糖がなじむまでよくもみましょう。

(2)生クリームを加えて、よくもむ。

生クリームを加えたら、さらによくもむのがポイント。もむ動作には、生クリームを泡立てるのと同じ効果があります。泡立てるようなイメージで、袋の中で何度も空気と触れ合うようにしてよくもんでおくと、ふわふわしたなめらかな食感のアイスクリームに仕上がりますよ。

(3)ビスケットを手で細かく砕く。

市販のビスケットを手で細かく砕きます。今回はザクザクした食感を楽しめる全粒粉のビスケットを使用しました。アイスクリームが甘くて濃厚なので、ビスケットは甘さ控えめのものを選ぶのがおすすめです。

(4)ビスケットを加えて軽くもむ。

ビスケットを加えてからもみすぎると、ビスケットが粉々になってしまうので、軽くもむ程度にして全体をなじませます。

(5)バットにのせて、冷凍庫で凍らせる。

保存袋の空気を抜いて口を閉じ、平らにしてバットの上に置き、冷凍庫で1時間冷やします。アイスクリームは薄い形状にして、熱伝導のよいステンレスのバットの上などに置いて冷やすと、早く凍らせることができます。

(6)1時間経ったら、よくもむ。

途中で冷凍庫から取り出し、よくもむのがポイント。冷凍庫で冷やしっぱなしにするよりも、少し凍ったところでもう一度よくもんで、袋の中で空気に触れている面を変えてあげると、よりなめらかな口溶けのアイスクリームに仕上がります。

(6)もう一度、冷凍庫で1時間凍らせる。

さらに1時間凍らせたら、最後に再度軽くもみます。アイスクリームディッシャーなどですくって器に盛り付けたら、できあがり! ビスケットが余っていたら、トッピングしても素敵ですね。

ひと口食べるとしっとりしたなめらかな口溶けで、濃厚なチーズの味わいがゆっくりと広がっていきます。想像以上に本格的なチーズケーキのような味わいに、思わずうっとり……。まるでチーズケーキを食べているような満足感を堪能できる、ちょっと大人のアイスクリームです。

ひんやりしているので、濃厚だけどしつこくなく、さっぱり食べられるのもいいところ。おもてなしのケーキ代わりにしても喜ばれそうですね。簡単なのに本格的に仕上がるので、ホームパーティーや特別の日のデザートに、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?

【取材協力】

森崎繭香・・・お菓子・料理研究家。フードコーディネーター。料理教室講師、パティシエを経て、フレンチ、イタリアンの厨房で経験を積み独立。書籍、雑誌、Webへのレシピ提案、テレビやラジオ出演など、幅広く活動中。身近な材料を使った、家庭でも作りやすいレシピが好評。『米粉で作る うれしい和のおやつ』(立東社)など著書多数。http://mayucafe.com

2018年11月に、人も犬もおいしく食べられる無添加のおやつとごはんのオンラインショップ『one’s daily』をオープン。https://onesdaily.com

 

取材・文/岸綾香

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