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新感覚!大根の皮をウスターソースで漬けたら激ウマでした!【ちょこっと漬け♯66】

料理研究家の沼津りえさんが、手軽に漬ける「ちょこっと漬け」を、動画で楽しく紹介する連載企画。

今回は、調理の後に余りがちな「大根の皮」をどうにかしたい! というkufura編集部からの悩みを、沼津さんが解決! ウスターソースで手軽に漬ける新感覚な食べ方を教えてくれました。

野菜の旨みが凝縮された「ウスターソース」で漬けるだけ!

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ぶり大根やおでんを作る際、おいしく仕上げるために大根の皮を厚くむきますが、残ったぶ厚い皮がもったいない……。

浅漬けやきんぴらにしたり、おみそ汁に入れたりすればもちろんおいしく食べられるのですが、もっと手軽な食べ方を知りたい! そんなkufura編集部のリクエストのもと、沼津さんが考案してくれたのが「ウスターソース」で簡単に漬ける方法。

「ウスターソースは冷蔵庫の中で、なかなか使い切るのが難しい調味料。そこで残りがちなソースを調味料として使い、手軽に漬け込んでみたらこれが大ヒット! ウスターソースは野菜や果物、スパイスの旨味が複雑に溶け込んでいるので、旨味たっぷりのひと味違った漬け物ができました」(以下「」内、沼津さん)

一体どんな味になるのか興味津々! 早速、作り方をチェックしてみましょう。

【材料】(作りやすい分量)

大根の皮・・・150g

ウスターソース・・・大さじ2

【用意するもの】

ポリ袋・・・1枚

【作り方】

(1)大根の皮は7〜8mm幅に切る

大根の皮は7〜8mm幅に切り、ポリ袋に入れます。

「ポリポリした食感が楽しめるように、やや厚めに切ってくださいね」

(2)ウスターソースを入れる

ウスターソースを入れて、よくもみ込みます。

「ウスターソースは大さじ2杯たっぷり入れます。いろいろな野菜や果物、スパイスの旨みがギュッと凝縮されているので、塩もみも不要。ソースを入れるだけでOKですよ!」

(3)冷蔵室で半日以上置いたら、できあがり!

空気を抜いてポリ袋の口を結び、大根の皮が茶色くなるまで、半日ほど冷蔵室で漬け込みます。器に盛り、セルフィーユなどのハーブを添えるとおしゃれな一品に。冷蔵で約1週間を目安に食べ切ってください。

どんな味かワクワクしながら食べてみると、筋張った皮っぽさはなく、ポリポリと後引くおいしさ! 皮なので水分が出すぎず、味が薄まらないため、スパイシーだけど辛すぎず、味が染みてちょうどいい塩梅に漬かっています。

「スパイシーなのでちょっとした箸休めやおつまみに最高。肉や魚の付け合わせにもいいですね。今回はウスターソースで作りましたが、冷蔵庫の中で残りがちな中濃ソースやケチャップでも作れますよ」

大根の皮の新感覚な食べ方、スタッフ一同、たちまち虜になってしまい、箸が止まりませんでした! 夫のおつまみや子どものおやつに、いかがでしょうか?

次回は、春キャベツを使ったちょこっと漬けを紹介します。

【取材協力】

沼津りえ

料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『低糖質だからおいしい!「おやつ&スイーツ」』(K&M企画室)、『食品保存大全』(主婦の友社)など多数。Instagram@rienumadu

 取材・文/岸綾香

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