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「白菜とんしゃぶ」オリーブオイルと塩でシンプルに味わいたい【松田美智子の白菜丸ごと一週間#5】

そろそろ白菜のシーズンも終盤。松田美智子さんの白菜使い切りレシピのシメは、やはり鍋! “冬”のイメージが強いですが、野菜がたくさん食べられて体を温め、消化にもよい鍋ものは、季節の変わり目のおこもり生活にこそ楽しみたい家庭料理。家族揃って夕食を囲む機会が増えてうれしい反面、「献立を考えるのが大変…」と悩む人も多いと思いますが、野菜の切り方や盛りつけの小さなひと工夫で、お金をかけなくてもごちそう感満点のひと品になります。

だし昆布不要!日本酒、にんにく、しょうがで手間なし&風味もUP!

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白菜は葉と軸を切り分けることで、ふたつの食感と味が楽しめると松田さん。また、ポン酢もよいけれど、オリーブオイルと塩だけでいただくと、素材のもつうまみを引き立て、飽きずに楽しめるとも。

「鍋の具材は“シンプル・イズ・ベスト”。肉や魚プラス野菜2品ぐらいでまとめると、味も鍋中も混沌とせず、最後までさっぱりときれいにいただけます。私はまず、オリーブオイルと塩でいただくのが好き。そのあとゆずこしょうやゆず汁、針ゆずなどをアクセントにいただきます。スープもすっきりしているので、おじやでも麺でもシメが自在に楽しめます」(松田さん)

葉もの野菜は手で裂くと、葉がバラバラにならずきれいに分けられる

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白菜の切り分け方&保存法

白菜の芯に包丁で56cmの切り込みを入れて、両手の親指をぐっと切り込みにいれ、そのまま手で裂く。1/4にする場合も同様に。保存は、キッチンペーパーで包み、きっちりラップして冷蔵庫へ。

「白菜とんしゃぶ」の作り方

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材料(2人分)

白菜 1/4

ねぎ 1/2

青ねぎ 2

しゃぶしゃぶ用豚バラ肉 300400

 

【だし】

4カップ

1カップ

しょうがのみじん切り 大さじ1

にんにくのみじん切り 大さじ1

 

【調味・薬味】

自然塩、オリーブオイル、ゆずこしょう、ゆず汁、針ゆずなど

作り方

白菜は葉と軸に切り分ける。葉は手で大きめのひと口大にちぎり、軸は7cm長さに切り揃えて1cm幅に切る。ねぎは縦半分に切って芯を除き、7cmに切り揃えて2cm幅に切る。青ねぎは斜め薄切りにする。

しゃぶしゃぶ用豚バラ肉は1枚ずつふんわりと丸める。野菜と肉を器に見栄えよく盛りつける。

土鍋に【だし】を入れて煮立て、豚肉からしゃぶしゃぶする。

煮えた順から器にとり、オリーブオイルと塩でいただく。

動画・撮影/鍋島徳恭

1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。http://www.m-cooking.com/

【松田美智子さんのレシピはこちらからも】

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