大皿でどうぞ!おしゃれで食べ応え満点の中華おかず
null松田さんのとっておき“白菜食べきりおかず”第4弾は、白菜の軸の部分を使った「白菜と鶏むね肉の中華風炒め」です。コスパ抜群!のひと皿ですが、味はもちろん、赤ピーマンをアクセントに目にも鮮やかなお惣菜で、ホームパーティーにもぴったり。
「鶏むね肉は高たんぱく質&低カロリーでとってもヘルシー。そぎ切りにして紹興酒に漬けることで、パサつきがちな肉がしっとりして風味も上がります。シンプルなお料理ですが、野菜は丁寧に切り揃えてくださいね。仕上がりの美しさ、口当たりが全然違います」(松田さん)
葉もの野菜は手で裂くと、葉がバラバラにならずきれいに分けられる
null白菜の切り分け方&保存法
白菜の芯に包丁で5〜6cmの切り込みを入れて、両手の親指をぐっと切り込みにいれ、そのまま手で裂く。1/4にする場合も同様に。保存は、キッチンペーパーで包み、きっちりラップして冷蔵庫へ。
「白菜と鶏むね肉の中華風炒め」の作り方
null材料(2人分)
白菜の茎部分 4〜5枚
ねぎ 1/3本
干ししいたけ 1枚
鶏むね肉 1枚
赤ピーマン 1個
片栗粉 小さじ1
紹興酒(または日本酒) 大さじ2
しょうが 1片
ごま油 大さじ1
塩 少量
こしょう 少量
【調味料】
豆板醤 小さじ1
オイスターソース 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
作り方
鶏むね肉は皮と脂を除き、縦に半分に切って筋を取る。ひと口大の削ぎ切りにして塩をふり、片栗粉をまぶす。紹興酒をかけて10分ほどおく。
赤ピーマンは天地を落として縦半分に切る。タネやワタを除いて筋をきれいに包丁で削ぎ取り、斜め薄切りにする。ねぎは芯を除いて斜め薄切りにする。干ししいたけはさっと水に通して10分おき、石突きを除いてそぎ切りにする。白菜の茎部分は5cm長さに切り揃え、1cm幅に切る。
中華鍋を熱し、ごま油と薄切りにしたしょうがを加えて中火で炒める。
香りが立ったら鶏むね肉を加えて両面を焼き、紹興酒(あるいは日本酒)のつけ汁も回しかける。白菜、ねぎ、干ししいたけを加えて炒める。
【調味料】を合わせておく。
全体に火が通ったら赤ピーマンを加え、【調味料】を回し入れる。
手早くさっと炒め、こしょうで味を調えて器に盛る。
動画・撮影/鍋島徳恭
松田美智子(まつだみちこ)
1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。http://www.m-cooking.com/