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冷え、むくみ、辛いコリも改善!「股関節とハムストリングスのストレッチ」まいにちエクサ#37

たるんだハミ肉や脂肪を効率的に刺激しつつ、バランスのよい美しい姿勢を作るボディデザイン インストラクターSachiさんの特別クラス【簡単だけど効く! まいにちエクササイズ】。今回は、運動の前後に行うと効果的な股関節と太ももの裏側「ハムストリングス」のストレッチを紹介します。

エクササイズの前後にしっかり股関節をストレッチしておくと運動効果もUP。ついでに太ももやふくらはぎも伸ばして、体がコチコチになりやすいこの季節、しなやかな体をキープしましょう!

股関節をゆるめて、脂肪が溜まりにくい体に!

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股関節は上半身を支え、下半身の稼働を司る、体の中でもっとも大きな関節。立つ、歩く、座る、走るといった人間の基本動作を担う非常に重要な部位です。股関節が姿勢の歪みや運動不足が原因で硬くなって可動域が狭まると、血行不良や体の歪みで冷え、肩凝りや腰痛を引き起こし、新陳代謝が低下して太りやすい体になってしまいます。

また、筋肉の付き方も歪み、いわゆる“かた太り”の要因にも!

股関節が硬いと最初は伸ばすのが辛く、ちょっと痛いかもしれません。無理をせず、呼吸を続けながらゆっくりとストレッチしましょう。毎日続けているうちに、股関節が緩んできたこと、そして体全体が動かしやすくなったことを実感できるはずです。

同時に、ハムストリングスもしっかりストレッチ。ここの筋肉をゆるめておくと、ヒップアップのエクササイズ効果も上がって一石二鳥です。

基本の呼吸姿勢「ドローイン」のやり方

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お腹にグッと力を入れて凹ませたまま行う呼吸です。体幹を鍛えて正しい姿勢を維持します。

(1)お尻をキュッと締める。

(2)息を吐きながらお腹が凹んだ状態をキープ。

(3)深く吸って、細く長く吐く呼吸を続けます。

じわーっと伸ばして軽やかな体に!「股関節とハムストリングスのストレッチ」

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(1)両手を肩からまっすぐ下に床につき、右足を90度に立て、左足を後ろに引く。足の付け根がしっかり伸びていることを意識してつま先は立てる。姿勢を正し、息を大きく吸って吐きながら、そのまま20秒キープ。

(2)息を大きく吸って吐きながら、手と足の位置を変えずにゆっくりお尻を後ろに引く。太ももの裏(ハムストリングス)が伸びていることを確認し、そのまま20秒キープ。足を入れ替えて繰り返す。

POINT

深い呼吸を続ける。背中が丸まらないように注意。両足2回ずつから始める。

 

「背中が丸まったり、体の重心が左右どちらかに偏らないよう注意してください。股関節を伸ばすのに慣れていない方は、無理に足を伸ばそうとせず、痛気持ちいいところでストップ。フーッと大きく息を吐きながらゆっくり動いてください」(Sachiさん)

【取材協力】

Sachi・・・オリジナルプログラム「ボディデザイン」をベースにインナーマッスルトレーナーとして活躍。また、モデル、ダンサーとしての一面も。2015年に女児を出産。その経験を活かし、産後のボディバランス改善エクササイズを東京都内各地のスタジオにて開講中。http://www.sachifitness-latin.com

 

【衣装協力】

Reebok  https://reebok.jp

Top: 8,629円、Bottom: 7,549円、Shoes:9,709円(税込)

 

【ステップ台協力】

株式会社プロアバンセ www.proavance.co.jp

「リーボックステップ」21,600円(税込)

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