腹筋に力!上半身で大きく伸び上がってストレッチします
null首や肩こりの原因となる筋肉は、肩甲骨につながっています。本来肩甲骨は、天使の翼のように背中の上部で浮いているような構造をしているのですが、長時間前傾姿勢を続けていると、肩甲骨が外側に引っ張られて凝り固まってしまうのです。
「肩甲骨周辺の筋肉は、意識して動かせば比較的ほぐれやすいんです。腕をゆっくりゆっくり大きく回旋させて、肩甲骨をはがしていきましょう。
また、股関節が硬いと足先をももにのせるのが辛いかもしれませんが、続けているうちに股関節が開くようになりますから、ぜひ継続してください。太ももは背中と同様に大きな筋肉群でできています。ここをしっかり刺激しておくことで、ストレッチ効果もグンと上がります。起床時と就寝前に行うとさらに効果的です」(Sachiさん)
「座ったまま全身ストレッチ」のやり方
null呼吸を止めないこと。肩甲骨が動いていることを感じて。
(1)椅子に浅くすわる。お腹に力を入れて骨盤を立て、胸を張る。
(2)右足を左の太ももにのせ、上体でももを押すように少し前傾させる。そのまま左手を下におろし、右手を上げゆっくりと回旋する。
(3)2回まわしたら今度は内側から外側に向かって2回まわす。
(4)左足を右の太ももにのせ、(2)(3)と同様に腕を回旋する。
POINT
- ゆっくり深く呼吸しながら行う。
- 終始腹筋をゆるめない。
【取材協力】
Sachi・・・オリジナルプログラム「ボディデザイン」をベースにシェイプアップインストラクターとして活躍。また、モデル、ダンサーとしての一面も。2015年に女児を出産。その経験を活かし、産後のボディバランス改善エクササイズを東京都内各地のスタジオにて開講。また、ラテンエクササイズはじめ、オンラインレッスンも好評。http://www.sachifitness-latin.com