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3分で全身を伸ばし、ほぐす!朝やコリを感じたときの「壁ドン!ストレッチ」

1日の始まりに、仕切り直しに、そして就寝時のリセットに。メリハリのある美しい姿勢を作る「ボディデザイン」インストラクターのSachiさんによる、とっておきストレッチ&セルフケアレッスンをご紹介します。

【Sachi×kufura 溜めない体を作るStretch Lesson 】10回目は、壁を使って立ったまま全身を効率よく伸ばす「壁ドン!ストレッチ」です。

肩甲骨、腰、お尻、太もも&ふくらはぎ、3ステップでしっかり伸ばします

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外出自粛が続く中、運動不足で下半身が重い、あるいは在宅勤務などで長時間パソコンに向かって首や肩のコリに悩んでいる人も多いのではないでしょうか? そんな「体が固まっている」閉塞感はグーッと押して伸ばして解消しましょう。

ずっと同じ姿勢を続けたり運動不足が続くと、血行が滞り、筋力の低下によって体全体が緊張。それはコリや痛みとなって表れます。また、骨と筋肉がつながって人間の体は形成されているため、肩コリを感じたときには、腰もツラい状態にあることが多いのです。

「人間は歩くことで筋肉を維持し、新陳代謝が促されることで体内のスムーズな循環を保っています。

巣ごもり生活でそのサイクルが崩れやすくなるのは仕方がないこと。でもだからこそ、意識的に体を動かしてあげることが大切です。壁を使うと無理なく筋肉を伸ばすことができ、強度も自分で調節可能。こまめに全身を気持ちよく伸ばして、リセットしましょう」(Sachiさん)

腹筋に力!まっすぐ姿勢を意識するとさらに効果UP

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【ステップ1】

(1)壁に左肩がくるように立ち、足を肩幅よりやや広めに開く。

(2)肩よりも少し高い位置に手の平をつき、息を大きく吸って吐きながら左胸を突き出すように体をゆっくりひねる。

(3)胸筋がしっかり伸び、痛みが出ないところでストップして10〜20秒キープ。反対側も同様に行う。

【ステップ2】

(1)両手をまっすぐ伸ばして壁につく。足はピンと張った状態で肩幅よりも大きめに開く。息を大きく吸って吐きながら、おへそを覗き込むように、上体をゆっくり下げていく。

指を上方に這わせていくと強度があがる。腹筋に力を込め、膝を曲げないこと。背中とふくらはぎの伸びを感じたところでストップして10〜20秒キープ。

【ステップ3】

(1)両足を腰幅で開き、両手を壁につける。

(2)息を吸って吐きながらゆっくりと右足を後ろに大きく引く。

(3)ひじを曲げていき、伸びを感じたところでストップ。頭と足のラインが一直線に呼吸を続けながら10〜20秒キープする。ひじと足をもとの位置に戻し、左足も同様に行う。

POINT

呼吸を止めない

腹筋に力を入れ、背筋、ふくらはぎを伸ばして行う。

【取材協力】

Sachi・・・オリジナルプログラム「ボディデザイン」をベースにインナーマッスルトレーナーとして活躍。また、モデル、ダンサーとしての一面も。2015年に女児を出産。その経験を活かし、産後のボディバランス改善エクササイズを東京都内各地のスタジオにて開講中。http://www.sachifitness-latin.com

 

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