なんで、もっと早く買わなかったんだ!
nullいやあ、これまでの大根おろしとは「別の食べ物」ですね「鬼おろし」を使うと。
大根の水分が全然出ない。たとえていうならまるで「粗みじん切り」のような状態で“ふわふわシャキシャキ”なんです!
これまではプラスチック製のごく一般的な(?)ものを使っていました。なので当然、おろした大根はごく細かくすりおろされ、同時に水分もタプタプ……。合わせる料理によっては「水分多すぎだから絞る?」と迷うこともしばしば。
なのに、なんということでしょう!(←コレ、こういう時に使うフレーズなんだなと実感)。鬼おろしで作った大根おろしは、全然水分が出ないんです。
ちなみに私が購入したのは、酒井産業の鬼おろし(1,540円)で、通販で入手しました。
「鬼おろし」オススメポイント3つ
null1:「水分が出ない」から食べ応えあり!
はい、これがもちろん最大の魅力です。繊維を“すり潰す”というより“削る”イメージでしょうか。なので“ふんわりシャキシャキ”に。
水分が大根に残ってるので「食べ応え」がしっかりあるんです。水っぽいものだと「ソース」的な使い方になりがちですが、この大根おろしは「具材」として、しっかり食べたくなります。
ちなみ素材は「竹」製。使う前にさっと水に濡らすことで、食材の色素などがつきにくく、また汚れも落としやすくなります。木製のまな板を使うときなどと同じですね。
2:短時間でおろせる!これ、発見!
これは嬉しい発見!
大根に当たる「歯」が大きいので、ザクザクと大きく削れていく。結果的に、全体が早く削れるんですよね〜。これも地味に嬉しいポイントでした。
ただひとつだけコツが。
それは大根を1方向に動かすこと!大根を前後に動かすとかなり力がいるんですが「手前に引くだけ」にすると、引っかかりが減るのか、とてもスムーズ。
握力や腕力に自信がない方はぜひ、こちらの方法で!
3:洗いやすい
まあこれは想像に難くないと思うのですが、「歯」が少ない、そして引っかかりが少ないので、洗うのもノーストレス。
プラスチック製のものを洗うときの、大小の歯に絡まった大根の繊維……苦手でした!
ちなみに竹製ということもあり、洗った後はしっかり乾かしておきたい。この商品は、持ち手に穴があるので(←これも購入のポイントでした!)、私は引き出しではなく、吊るして保管。
新しい道具を台所に迎える時には「どこにしまうか」までを考えてから!というのは、私がkufura編集部にきて多くの収納のプロから学んだ、とても大事でありがたい教えだと思っています。
絶品「しらすおろし」は、驚きの「オリーブ油」がポイント
null先日、私が毎朝出演しているラジオ番組「KURASEEDS(クラシーズ)」で、料理家の瀬尾幸子さんに教えてもらった大根おろしレシピが、とても美味しかったので、家でもリピート中。
作り方は簡単。
大根おろし(ぜひ鬼おろしで!)に、同じ量くらいのしらすを混ぜ、そこに醤油を少しと、多めの“オリーブ油”をかけるだけ。お好みで七味唐辛子をパラリとしても。
オリーブ油というのが意外ですよね!
食べてみると「いつものしらすおろし」が、油分が加わることでグンとまろやかに。そしてオリーブ油のフレッシュな風味が加わると、醤油味でありながら、ちょっと洋風?イタリアン?なニュアンスも。
今回はゴハンに紫蘇を乗せ、その上にたっぷりかけて丼にしましたが、パスタでもうどんでもお蕎麦でも、万能の味です。
暑さやジメジメが本格的になってくるシーズンです。食卓に大根おろしを上手に取り入れ、さっぱりと美味しい毎日、送りたいですね。
編集長・佐藤明美
趣味は料理、スポーツ観戦と旅に出ること。食いしん坊。美容やファッション担当として20年ほど女性誌を編集、2018年からkufura編集長に。J-WAVEのラジオ、朝の帯番組「KURASEEDS<クラシーズ>)月〜木 朝5〜6時」でも、ナビゲーターとして、毎朝“暮らしの情報”をお届け中!