+TIC LITE (プラスチック ライト)は、「さびない、折れない」
null出会いは突然、偶然の雨の日のこと。取材先に向かう道でかなり激しい雨にあい、飛び込んだセブンにあったのがコレ。
通常のビニール傘も並ぶ中、このハーフマットなグレーな持ち手に惹かれて、手に取りました。パッケージには「さびない、つよい、長く使える傘。」と大きく買いてあり、迷わず購入。
これまでのビニール傘は、正直「まあこれでいいか……」という選択で。どこかで「壊れやすいし、壊れたら捨てる運命。なくしてもそこまで後悔しないだけに、愛着もわかない」そんなスタンスでした。
でも、この傘はレジで包装をとってもらい初めて開いた瞬間「あ、これイイ!!」と、すぐにわかったんです。
+TIC LITE の傘、5つの「ココがすごい」
nullこの傘、もう素晴らしいところばっかりなのですが、まとめてみると……
1:全てのパーツがプラスチック。通常開いたときに「カチっとはめる」ストッパー部分もない、特殊な設計。だから錆びない!
2:骨部分は強化プラスチック。ほどよくしなるから、強風で「おちょこ」になってしまっても折れることなく、しなやかに元のカタチに。だから壊れない!
3:先端の石突部分が平坦。コレ発明ですよね。だから安全!
前々から思ってたのですけど、雑に傘を持ってる方の後ろを歩いていて「危なっ!」と思ったこと誰でもありますよね。ましてや子ども連れのときならなおさら。
4:グレーの色でデザインがシンプル。だからセンス良し!
黒でも白でもなく、絶妙なグレー。持ち手や骨の先端はもちろん、ビニール部分にも細いボーダーでグレーのラインが施されていて、これが上品でまたいいんです。
5:値段が1,100円(税込)。だから買いやすい!
普通のビニール傘よりは少し高価ですが、耐久性などコスパも考えたら、全然アリの値段だと思います。
雨の日のお出かけはこの3点セットで!
nullちなみに雨の日。傘はもちろん、足元とかバッグも気になりますよね。私はもっぱらこの3点セットで過ごしています。
靴は、以前記事でもご紹介した(「GUの白エナメル靴(1,690円)がオトナカジュアルに“ちょうどいい”理由」)GUの合皮でゴム底のフラットローファ。雨の日専用ではないのですが、ゴム底のすべらない感、エナメル調で沁みてこない感は、とても助かります。
そしてバッグは、再生プラスティックを使って作られている「メルカドバッグ」。これも濡れたらささっと拭くだけ、という気楽さがいい!
靴とバッグを同じ色で揃えておくと、どんな洋服の日でも、コーディネートがちぐはぐにならないのも、ポイントです。
壊れないから、捨てなくていい!
null日本国内では、実に1年間で約6,000万本ものビニール傘が消費されてるそう(サエラ調べ)。
ビニール傘を使っていて心が痛むのは「あ、またゴミにしてしまった……」というコトも大きな要因。この傘ならその心配はありません! 壊れないって嬉しい。
調べてみると、この傘。(株)サエラという、創業以来ずっと傘やレインウェアを作り続けてきた会社が、ビニール傘のゴミ問題に着目した中で生まれてきたアイテムで、2019年から発売されていたモノ。さすがの取り組みですよね! しかもこの安価で。
梅雨がある国、台風がくる国、雪が降る国、ニッポン。傘が手放せない私たちだからこそ「考えた傘選び」をしていけたら、と、この1本に出会って気付かされたのでした。
編集長・佐藤明美
趣味は料理、スポーツ観戦と旅に出ること。食いしん坊。美容やファッション担当として20年ほど女性誌を編集、2018年からkufura編集長に。J-WAVEのラジオ、朝の帯番組「KURASEEDS<クラシーズ>月〜木 朝5〜6時」でも、ナビゲーターとして、毎朝“暮らしの情報”をお届け中!