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備えて安心!話題の「ソーラーランタン」を自宅で毎日使ってみたら…【本日のお気に入り】

この原稿を書いている今日は「電力が足りないから節電を!」というニュースが朝から流れています。先日の大きな地震では都内でも停電があり、日頃からの備えの大切さを改めて痛感しています。

自然災害は避けられない日本、だからこそ!

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ここのところの日課は、このふたつのソーラーランタンに、太陽光をしっかり充電させること。防災(節電)グッズになるのはもちろん、「アウトドア用です!」というゴツさがないので、部屋のインテリアの邪魔もしない、優れものなんです。

地震はもちろん、台風や大雪など、日本では1年を通して色々な自然災害が起こる可能性があって、昨今の気候変動でその被害は大きくなってるように思います。となると、節電が必要になったり、時には停電することだって、増えていくでしょう……そう考えたとき「ソーラー=太陽の光」で光を作れるランタン、家に備えておこう!と思ったわけです。

「CARRY THE SUN」薄軽で防水仕様、アウトドアにも防災にも!

このサイコロ状のものは「CARRY THE SUN」という商品名。
ヨットのセイル(帆)生地を使っていて丈夫で軽い、ソーラー充電式の携帯型LEDランタンです。

この1〜2年 “密を避けたい!”という意図もあってか、ゆるキャンプや外ごはんの需要が高まってきた流れがあり、この種の「本格的すぎない」アウトドアグッズは大人気ですよね。

特にコレは、環境や社会にも配慮した灯りとして、インスタなどSNSでもよくみかけます。

上面にソーラーパネルがあり、電源を押すと、弱→中→強→点滅と変化していきます。
昼間たっぷり光を当てておくと、一晩中明りが途絶えないというのが頼もしいところ(サイトによると、充電時間7〜9時間で、強10時間、中42時間、弱72時間ほどもつらしい……もちろん天気によりますが)。

サイズはSとMがあって、これはM(11cm角 4,180円)。ウォームライト(暖色系の光)とクールライトが選べて、私が購入したのはクールライトです。引っ掛けるベルトもついてるので、吊るしてランタンとしても使い勝手よし!折りたたむとこんなに薄型になるので、私は2つ購入して、ひとつは防災リュックに入れっぱなしにしてあります。

いざ停電、ということになったら懐中電灯ももちろんだけど、電池不要でひと晩中、光があるってホントに安心ですよね。火を使う訳でもないから小さいお子さんやペットがいる部屋でも安全に使えるところもありがたい。

 

全世界で300万個売れてる!「ソネングラス」

こちらは、ガラス瓶の蓋部分にソーラーパネルがついている「ソネングラス」というアイテム。以前、kufuraの記事で、ライターさんが紹介してくれたことがあり(「ソネングラスは」はエコで防災にもなる優れもの)、それをきっかけに購入しました(ソネングラス1000ml 4,400円)。

晴れた日のお昼なら、1時間の充電で点灯約2時間分を充電してくれます(ただもちろん、こちらも天気に左右されます)。フル充電すると24時間の点灯が可能。

昼間、窓際に置きっぱなしにしておくと、夜間、朝までの充電は十分なことが多いです。

ガラス瓶の中に、ドライフラワーを入れたりと素敵に飾る人も多いようですが、私はシンプルに何も入れず、素のままのガラスの光を楽しんでいます。

 

蓋の白い丸の部分がスイッチ。ここに、ワイヤーの先についてる丸を合わせることで、点灯する仕組みです。

しかもこのソネングラス、スイッチをオンにしたままでも、外が明るくなると自動的に電気がオフになって節電、そして、暗くなってくると自動的にオンになるという、自動ON・OFF機能付き。なんと賢い!

ちなみにこのソネングラス、太陽光だけでなく、マイクロUSBでも充電可能なハイブリッドタイプ。こちらだと、4時間で100%の充電になります。屋外でのBBQに絶対使いたい、など予定が決まってるときは、前もってフル充電にしておけるのが安心です。

電池の残量が少なくなったり、8時間連続で使うと、光の明るさが自動的に50%に。20時間の連続使用で、自動的に電源がオフになるという機能も搭載。この小さい中に、せっかく蓄えた太陽光充電を無駄にしない技術が、ギュっと詰まっています。

このソネングラス。実は南アフリカで、今も手作りで作られているプロダクトです。

現地では電力の供給が不安定なこともあり、それまではロウソクなどの利用が一般的だったのですが、火事が起きやすいのが問題で。その危険性を少しでも減らそうと、ソーラーエネルギーに着目したこのアイテムが生まれたとのこと。今では南アフリカはもちろん、欧米を中心とする11ヶ国で合計300万個以上を販売しています。

「太陽光」という、誰でも手に入るエネルギーを上手に使って、無理のない節電生活、少しずつ実践していけたらと思っています。


編集長・佐藤明美

趣味は料理、スポーツ観戦と旅に出ること。食いしん坊。美容やファッション担当として20年ほど女性誌を編集、2018年からkufura編集長に。J-WAVEのラジオ、朝の帯番組「KURASEEDS<クラシーズ>)月〜木 朝5〜6時」でも、ナビゲーターとして、毎朝“暮らしの情報”をお届け中!

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