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シンプルを極めた「無印良品」のおしゃれ着洗い用洗剤が、敏感肌親子にうれしい【本日のお気に入り】

家族そろって敏感肌なうえに、外遊びが好きなのでアウトドアアイテムも自宅で洗いたい。そこで出会ったのが『無印良品』の「おしゃれ着用洗剤」です。

無香料の中性洗剤を求めて

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きっかけは、レインジャケットやダウンジャケット、バックパックなど、アウトドアグッズを自宅で洗うための洗剤探しでした。機能性素材を使っているこれらを自宅で洗うには

  • 中性洗剤、つまり「おしゃれ着洗い用洗剤」であること
  • 香りも残らないようにすすぐ

必要があります。というのも、香料も機能性素材にとっては本来のはたらきができない原因になるので、落としきらなければならないのです。

「エマール」や「アタック」など、ドラッグストアで手に入るものもいろいろ使ってきました。洗い心地はもちろんばっちり! でも、香りが、香りが〜〜……。

いっそのこと無香料はない? そうして『無印良品』で理想のものを見つけました。

素材がシンプルで、環境にも肌にもやさしい

型崩れや縮みなども防ぎ、ニット類などにも対応している中性洗剤です。たっぷり洗える濃縮タイプ。
この潔い成分! かえって安心感があります。

まず「無香料」という表示に飛びつきました。次に、パッケージのコピーを読むと“環境のことを考えて、使用する界面活性剤を植物由来にしました”。おお、いいじゃな〜い。

さらに裏返してびっくり。使用されている素材が、じつにシンプルなのです。

成分|界面活性剤(25% ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)、安定化剤

以上! 界面活性剤は、環境や肌にやさしい非イオン界面活性剤。蛍光増白剤・漂白剤も使わず、エタノールフリーです。

見た目がシンプルで、空間になじむ

横6.75×奥行6.75×高さ22.3cmのボトルは詰め替え式。

『無印良品』ですから、デザイン性も必要最小限

ミルク色のボトルに、白いラベル、黒い文字と、目にも煩くありません。また、ボトルが角形なので、ラックにきれいに収まり、ガタガタならないのも地味にうれしかった

空間に、そっとなじんでくれる家庭用品の存在は貴重です。

使いごこちがよく、価格も良心的

キャップの内側には、10〜30mlまで、5ml単位で計量できるメモリ入り。
細く長めの注ぎ口。記者は、どばっと出しすぎることが減りました。

見た目はシンプルでも、必要な機能性は押さえています。角形のボトルという点もそうですが、キャップの内側には5ml単位でメモリが刻まれ、注ぎ口も細く長いため、ほしい分を注ぎやすい。

ダウンジャケットや中綿ベスト、大切に着たいお洋服を洗いましたが、いずれも素材由来のにおいも感じず、洗いあがりもばっちり。環境や肌にやさしい成分でちゃんときれいになる?という心配は吹っ飛びました。

価格は500mlの濃縮タイプで499円。詰め替え用なら299円です。さまざまな条件を考えても、高すぎることはない、よいお買い物ができました!

アルカリ性の「衣類用洗剤」と「部分汚れ用 洗濯石けん」、そして「香りの付かない柔軟剤」もラインナップしているので、いま使っているものが切れたらシリーズでそろえてみようと思います。

【参考】
日本界面活性剤工業会

他にないくすみカラーの詰め替えボトル

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洗剤を探す中で、ボトルのデザインも気になり始めました。そこで100円均一も覗いたのですが、ほとんどが透明や白(中が見えない)。

「詰め替えボトル500ml」(330円)。もう一回り大きな「詰め替えボトル1000ml」(550円)もありました。

程よい透け感で、繰り返しの使用にも耐えられる素材感で、角形で、なおかつお財布にもやさしいものは……? 見つけたのが『3COINS』の新作。注ぎやすい取っ手付きで、空間にもなじみやすそうなくすみカラーです

中身が分かるよう、チェックをつけられます。
サイドにはメモリ付き。
とっても軽い、ポリプロピレン性のキャップ。
注ぎ口はキュッとななめにカットされています。

『3COINS』のホームページによると、今季のランドリーグッズは、このくすみカラーでそろえられるようラインナップしているそう。他にないかわいらしさはもちろん、使い勝手もマル!です。

残量が分かりやすい透け感のある本体は、軽量なポリエチレン性。詰め替えて使い続けるにも、安心感がある程よい固さです。サイドにあしらわれたメモリは、ぷくっと膨らんだ仕様で、使い続けるうちに消えることもありません

注ぎ口も、細すぎず太すぎず。ななめにカットされていることで注ぎやすく、キャップも15mlまで5ml刻みで計れます

どちらもシンプルながら、細かな部分まで考え抜かれたランドリーアイテム。洗濯は毎日のことだから、お気に入りに囲まれて、少しでも気分よくこなしたいものです。

ニイミユカ
ニイミユカ

朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote

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