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それうちにもある…!「使わないのに10年以上捨てられないもの」主婦の声に共感の嵐

スッキリと家を片付けるためのシンプルな方法といえば、断捨離。そう頭ではわかっていても、物を捨てるのってなかなか難しいですよね。みなさんの家庭にも、「捨てなきゃ」と思いつつ、長年処分できずに持て余しているものがありませんか?

今回、20代~50代女性500人を対象に“使わないのに10年以上捨てられないもの”をテーマにアンケート調査を実施したところ、共感を呼ぶコメントが続々と……! 早速チェックしていきましょう。

衣類、靴、バッグなどのファッションアイテム

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『kufura』が過去に何度か実施した“捨てられないもの”アンケートでも、必ずコメントが続出する衣類。今回の調査でも、実に多くの声が寄せられています。

「30代前半に購入したお高めの洋服。いつか痩せたら着れるかもと思い月日だけが流れ一向に痩せる気配がない」(44歳/主婦)

「若いころに買ったワンピース。型も古いのだが、高かったのと新婚旅行の思い出もあり捨てられない」(42歳/主婦)

「可愛い柄の洋服。40代になった自分には似合わず、もう着られないと分かってはいても、思い入れが強すぎてどうしても捨てられない」(45歳/主婦)

「よそ行きのロングコート。一度も着る機会が無いままタンスに眠ってますが、高かったし、いつか必要かもしれないと捨てられないし、売れない……」(51歳/主婦)

「昔買ったブランド服。初任給で買ったので、思い出深く捨てられない」(34歳/主婦)

「親からもらった着物。思い出もあり高額なので着る機会はないし邪魔だけど捨てられない」(42歳/主婦)

もう着られなくても、大枚をはたいて購入したものや、何らかの思い入れのある衣装は捨てるに忍びないもの。とはいえ、1年以上袖を通していないものは、その後もずっとタンスの肥やしになってしまいそうです。

そして、衣類以外のファッションアイテムでは、こんな声も。

「ヒールの高い靴。結婚しておしゃれなとこも行くことないから捨ててもいいんだけど、女を捨てるみたいでなんか手放せない」(39歳/主婦)

「ブランドのバック。結婚式のパーティー用に買ったが、年齢的にも合わない。でも、気に入って買ったので手放したくない」(46歳/その他)

「高級時計。全く時計を使わない毎日だけど、気に入っているので手放すことが出来ない」(47歳/主婦)

「古い折り畳み傘。大好きだったプライベートレーベルのチューリップ柄の折り畳み傘が、派手なので全然使っていないのに捨てることができない」(50歳/主婦)

高かったのに、まだ使えるのに……。捨てることに対する罪悪感がどうしても拭えない場合は、フリマアプリなどを活用して処分するのもいいかもしれません。

書籍

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「学生時代から買い集めた漫画本。全く読んでいないが、収集癖のようなものがあるので捨てられない」(47歳/その他)

「本です。気に入っていた本なので、また読むだろうと思い置いておいたら、10年も過ぎていました」(36歳/その他)

「『風の谷のナウシカ』のマンガ本。アニメしか見ないけど、大好きでなぜか手放せません」(39歳/主婦)

「ミヒャエルエンデの本。装丁も素敵すぎるし、子どもにも読ませたいので」(36歳/主婦)

「料理本。全部作ったことあるし読まないのにまだずっと捨てられない」(42歳/主婦)

「英語の参考書。勉強するかもと思ってなかなか捨てられない」(24歳/営業・販売)

「大学の教科書。無駄に高かったので、なんとなくしまい込んでそのままになっている」(40歳/その他)

なかなか読み返す機会もないのに、書籍を捨てられないという声も多数。すっきり片付けたいなら場所をとらない電子書籍という手もありますが、やはりお気に入りの本は紙媒体でとっておきたいものですよね。

ちなみに、筆者の場合、書籍はなるべく地域の図書館に寄贈するようにしています。必要なときはいつでも借りて読み返せるので、結構おすすめの方法ですよ。気になる方は、お住いの地域の図書館では受け入れてているかどうかを調べてみてくださいね。

子ども時代、学生時代の思い出の品

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「子どもの頃の友達との交換日記。見るとその頃の思い出が蘇るから」(32歳/その他)

「小さい頃書いた日記帳。覚えていない思い出や自分の癖がおもしろくて」(27歳/その他)

「学生時代の成績表。その当時の思い出として捨てられない」(27歳/主婦)

「高校の時に課外授業で使っていたファイル。傷んでプリントを収める部分が破れてきているが、当時割と楽しかったので何だかんだ捨てられていない」(27歳/総務・人事・事務)

「学生時代に集めたプリクラを貼った手帳。思い出がいっぱいで捨てられない」(40歳/主婦)

「学生の頃貰った寄せ書きの色紙とか、学生時代の思い出の品は、なかなか捨てられないです」(33歳/公務員)

「昔の黒歴史写真。見られて良いことなんかないのに、こんなバカなことは今後の人生でやらないだろうなあと思うと変な愛着があって捨てられない。いらないのに」(43歳/金融関係)

実用性や金銭的価値はゼロでも、思い出はプライスレス! 懐かしい記憶の詰まった品々は、そう簡単には手放せないですよね。

ときどきは見返したいけれど、できるだけ場所をとりたくないのであれば、デジタルカメラで撮影して、物自体は思い切って処分してしまうのも一考でしょう。

家族など大切な人にゆかりのあるもの

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「父が使っていた毛布です。父との思い出があるので」(36歳/総務・人事・事務)

「祖母が作った私の写真のテレフォンカード」(33歳/主婦)

「おじいちゃんが買ってくれた時計。壊れたのと、子ども用なのでつけれないけど思い出にとってある」(31歳/総務・人事・事務)

「祖父とよく行った温泉旅館のタオル。今もハンガーに掛けて部屋に飾ってあります。今はその温泉旅館は無くなってしまいました」(55歳/総務・人事・事務)

「小学生の担任からもらった小銭入れ。良い先生だったから」(48歳/主婦)

「子どもが小さい頃に使っていたボロボロのバスタオル。名前が書いてあって懐かしくて仕方がないから捨てられない」(52歳/その他)

「子どもが幼稚園で使っていたカバン。もう使うことはありませんが、思い出がつまっているので、捨てられません」(38歳/主婦)

「子どもの幼稚園や小学校の時の工作や、日記やノート」(52歳/総務・人事・事務)

「子どもが使っていた、木製のキッチン玩具。思い入れがあり過ぎて、近所の子や親戚にも譲る気になれません」(41歳/主婦)

人からもらったものや、家族などの思い出にまつわる品も、処分するのに勇気がいりますよね。とはいえ、年々たまる一方で収納スペースを圧迫している場合は、前述したデジタル化によっていつでも見返せるようにして、断捨離を検討してみては?

ぬいぐるみ、人形

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これも一種の思い出の品ですが、ぬいぐるみや人形を捨てられないという声も多数。

「子どもの頃から一緒にいるぬいぐるみ。家族のようなもの」(44歳/その他)

「私が赤ちゃんの頃にもらった、うさぎのぬいぐるみ。息子達が小さい頃は一緒に寝てたりしてたけど、もうただ置いてあるだけに。耳がとれかけたりと古くなってしまった。でも多分私が死ぬまで捨てられない」(38歳/主婦)

「好きだったぬいぐるみ。特別な愛情・愛着があり捨てると言う選択がどうしても出来ません。可愛そうという感情が邪魔をします」(28歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「ジェニーの人形。押入れの奥にいれっぱなしですが、すごくかわいくて大好きだったので、捨てられないです。もし捨てたら“今、あなたの後ろにいるの”って呪われるかも」(52歳/主婦)

長く連れ添ったぬいぐるみや人形って、魂が宿っていそうで、ゴミと一緒に捨てるのは心が痛みますよね。

筆者は以前、大切な人形をお寺の供養に出したことがあります。飾っておくには痛々しいほどボロボロだったので、長年タンスの奥に眠らせていたのですが、「そうやって放置しているほうがかわいそうじゃない?」という夫の一言で、手放す決心ができました。

思い入れはあるけれど、ただしまいこんでいるだけの状態になっているものは、「今までありがとうね!」という感謝の気持ちを込めてお別れするのもアリかもしれません。

家電、家具

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「使っていない携帯電話。捨て方が分からない」(42歳/主婦)

「壊れたパソコン。中のデータがまだ生きてるんじゃないかと考えると捨てにくい」(29歳/その他)

「型落ちのパソコンは、もったいないと感じてしまい、全然捨てられない」(37歳/デザイン関係)

「ホットプレート。粗大ごみでお金がかかるし面倒だからしまってある」(54歳/総務・人事・事務)

「炊飯ジャー。もうずっと土鍋で炊いていますが、もしものために……と戸棚の中で寝ています」(51歳/主婦)

「低周波治療器。昔はよく使っていた。今は使っていないがまたいつか使うだろうと思って捨てられない」(49歳/総務・人事・事務)

「洋服ダンス。お下がりでもらったものだが処分するのも面倒くさくてそのままになってしまっている」(28歳/その他)

「勉強机。重くて収集場所に運べないから」(28歳/学生・フリーター)

「グランドピアノ。捨てる方がお金がかかるから大変」(39歳/主婦)

家電で特に多かったのは、携帯電話やパソコン。不要になった古い機種の適切な処分の仕方がわからなかったり、手順を踏むのが面倒だったりで、捨てずじまいになってしまう人が少なくないようです。

携帯電話に関しては、携帯キャリアショップに持ち込むのが、手っ取り早くかつ安心できる方法。データを物理的に破損したうえで回収してくれるので、個人情報の漏洩が気になる人におすすめです。

その他の家電や家具は、処分に費用がかかるという点でも、ついつい二の足を踏んでしまいますが、グズグズしていると一向におうちの中が片付きません。1年以上、使用機会のないものは「まだ使うかも……」という淡い期待を持たずにきっぱり処分するのが賢明かもしれません。

その他、こんなものも…

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「スキー。いつか使うんじゃないかと捨てられない」(46歳/その他)

「アロマポット。アロマエッセンスも揃えたのに、焚くひと手間が面倒で、使わずにずっと取ってあります」(52歳/その他)

「ヘアスプレーの中身8割は入っているのでどうしていいかわからず、放置したまま10年以上経ちます」(54歳/その他)

「レターセットの残り。出す予定はないのに、何となく捨てることができません」(45歳/その他)

「マニキュア。とてもきれいな色でいつかまた塗るからと思ってずっと放置している」(26歳/総務・人事・事務)

「1回だけ使った調味料。食べ物を捨てる事が出来ない」(54歳/総務・人事・事務)

「好きだったアイドルのDVDとか。みる事無いけど捨てられない」(40歳/主婦)

「CD。スマホに入っているので、わざわざCDカセットできくことはないですが、集めていたので捨てられず、大切に保管してます」(22歳/学生・フリーター)

「撮りだめたβのビデオテープ。もう見られないがもったいなくて捨てられない」(55歳/主婦)

「20年前に好きだったアイドルの切り抜きや雑誌。当時の思い出が詰まっているため、見返さないが捨てられない」(31歳/その他)

「昔入会していたファンクラブの会報誌。もうファンではないけれど、なんとなく捨てられない」(40歳/主婦)

まだ使えそうで捨てられないもの。およそ活躍する機会はなさそうだけど何となく未練のあるもの……。みなさんのおうちにもきっとあるはず!?

 

使わないのに10年以上、持て余しているものは、あと10年経っても、やはり捨てられないままかもしれません。家の中にものが多すぎるとお悩みの人は、ゴールデンウィーク期間中にでも、自分の身の回りで断捨離できるものがないかチェックしてみては?

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