なんと「10人に1人」が貯めていた…残高1,000万円以上!
nullまず、「現在、あなた個人の貯金は、1,000万円以上ありますか?」の問いに対しての回答は、
「ある」……12.4%(62人)
「ない」……87.6%(438人)
となり、なんと10人に1人は、貯金の残高が“1,000万円以上”という結果になりました。
1,000万円という数字は、あっという間に貯まる金額ではないはずですよね。では、具体的にどんなことを「やめて」貯蓄にまわしてきたのでしょうか?
1:無駄な「買い物」
null「無駄な買い物」(48歳/総務・人事)
「洋服を買わなくなった」(52歳/女性)
「洋服の衝動買いをやめた」(54歳/主婦)
「コンビニで無駄遣い」(32歳/その他)
「ネットショッピング」(54歳/女性)
「無駄な食費を削減したり、“本当にほしいもの”以外は購入しないようにしている」(37歳/金融関係)
「流行の服、靴、鞄」(57歳/主婦)
「無駄な買い物やおやつの買い物」(29歳/その他)
何かを買えばお金が出て行くのは当然のことですが、まずはお金が「出て行く」という行為をやめて貯蓄に回したという声が多く聞かれました。
お店でもインターネットでも、気軽にモノが買える時代ですが、“気軽に買わずに、慎重に買う”ということがお金が貯まるための大切な心がけということかもしれません。
2:お金も時間も使ってしまいがちな「人との付き合い」
null人付き合いをして行く中でかかるお金とは、意外に大きいものだったりしますよね。
「気が乗らない飲み会に参加しない」(36歳/主婦)
「頻繁にいっていた外食をやめました」(71歳/主婦)
「あまり楽しくない友人・知人とのランチをやめました」(65歳/総務・人事)
「頻繁な飲み会」(42歳/会社経営・役員)
飲み会や食事会に参加したあとに、「お金がもったいない飲み会だったな……」と後悔した経験があるという方もいらっしゃるでしょう。
また、飲み会は、お金だけでなく時間も使っていることから、どちらもうまく節約をしながら上手にコミュニケーションをとっていくといいですよね。
3:こだわっていた「美容」
null美を追求したい!という美容に対するこだわりをやめることで、貯蓄に回したという意見も多く出ました。
「お化粧品のランクを落とす」(67歳/女性)
「美容院の回数を減らした」(57歳/総務・人事)
美にこだわると出費はどうしても嵩んでしまいます。見た目の美しさか、それとも懐の豊さか……。女性には悩ましいジレンマかもしれません。
4:自分自身の「習慣」
null生活をして行く上での自分の習慣を変えるのは簡単なことではありませんが、1,000万円以上貯めてきた猛者は、いろんなことを試行錯誤しながら試しているようです。
「ファーストフードやコンビニによること」(42歳/女性)
「ひとりの外食」(60歳/その他)
「やめたことはないが使う前に貯金をしてしまうとか、買い物をした時のおつりは100円以下のコインを貯金する」(62歳/その他)
「無駄な事全般」(36歳/主婦)
「本当は毎日外食したいが、貯金を殖やすために、ぐっとがまんする」(53歳/その他)
「コンビニや自販機で買うのをやめた」(68歳/主婦)
「外食しない、お酒を飲まない、節電、欲しいものでもよく考えて買う」(49歳/主婦)
「断捨離して身辺整理」(44歳/総務・人事)
「家計簿をきっちりつけるようにしたので、不計画にお金を使うことをやめました」(59歳/総務・人事)
「日常的に自炊する食材を、高価な物にしない」(58歳/主婦)
「外食を控える。マイボトルを持ち歩く」(51歳/主婦)
「ほしいものは買わずに必要なものを買う」(53歳/主婦)
「バスに乗らず、なるべく歩く。野菜を買うことを減らし、畑で作る。服を買わず、お下がりを着る」(58歳/その他)
すぐに真似できそうな身近なものから、なるほど……と頷いてしまう工夫まで、様々な意見が出ました。どの意見も、貯めるためには!と腹をくくっている雰囲気を読み取れるような気がします。
その他、少数ではありますが、
「無理なく貯蓄してきた」(61歳/主婦)
「私自身はあまり倹約していません」(47歳/主婦)
と、自分のペースで、無理のない範囲で節約するという意見もありました。
「1,000万円」というとものすごく高いハードルに感じてしまうかもしれませんが、貯蓄は日々のお金の付き合い方の積み重ねでもありますよね。
毎日コツコツ続けていくことで、何年後、何十年後にまとまった金額になっていくはず。「これだったらやめられそう!」ということが見つかったら、積極的にいろいろと試してみてくださいね!