ご飯の上に「豆腐？」sioの鳥羽シェフレシピを作ってみたら、ヘルシー＆絶品だった！

フライパンで作ると火加減が難しく、卵が固くなりすぎる……そんな悩みを 解決してくれたのは、ホテルで出てくるスクランブルエッグの調理法でした！

「要は親子丼を作るイメージです。親子丼は、“割り下”に卵を入れて半熟に煮るのですが、それと同じように、今回は鶏出汁に卵液を入れることで柔らかく仕上げます。卵液を2回に分けて入れるのも、ふわとろに仕上げるコツ」

お米は、ケチャップと出汁を一緒に炊いてピラフ状に。 料理初心者でも楽しくオムライスが作れる新しい提案です。

実際作ってみると、驚くほど簡単に“ふわとろ卵”ができました。出汁に卵液を溶かす！、確かにこれは革命的な発想！　フライパンで炒めるのとは違う、味付きゴハンに“のっける”だけの新しいオムライス、ふわふわ好きは是非トライを。

【材料（2人分）】

卵 4個
生クリーム 大さじ2
鶏がらスープの素 小さじ1
無塩バター 　15g
ケチャップ 適量
乾燥パセリ 適宜

<ケチャップライス>
米300g
（A）水 225ml
（A）鶏ガラスープの素 小さじ2弱
（A）ケチャップ 50g
無塩バター 10g

【作り方】

（1）ケチャップライスを作る。通常通りに米をセットし、Aを加え、普通に炊く。炊き上がったらバターを加えて混ぜ合わせる。

（2）ボウルに卵と生クリームを入れてよく混ぜる。

（3）鍋に水100ml（分量外）と鶏ガラスープの素を入れて沸騰させる。2の卵液の2/3を加え、焦げないように菜箸で絶えず混ぜる。とろとろになったら、残りの卵液を加えてさらに混ぜ、バターを加えて半熟状に仕上げる。

（4）器に1のケチャップライスを盛って3をのせケチャップをかけ、好みでパセリを振る。

この作り方は、kufuraの動画記事（鳥羽シェフ流！極上「ふわとろオムライス」は包丁もフライパンも使わない！）でも、わかりやすい動画でご紹介しているので、参考にしてみてください。

このチャーハン、下味をつけて炊いたご飯を使うという、これもまた革命的な作り方！

「始めから、鶏の出汁と油、しょう油を加えて炊くことによって、“パラパラのお米”が炊きあがるんです。あとは、かまぼこ、ネギ、卵、しょう油で炒めるだけ。もともとパラパラなので、あんまり炒めすぎなくてOKです」

チャーハンに火力はいらない、という鳥羽シェフ。
実際に作ってみると、確かに！　炊き上がった状態で既に味付きピラフ状にパラパラなので、炒める作業はゴク短時間でOK。最後に入れるしょう油が香ばしく、簡単かつ、これまでで最高のチャーハンが、あっという間に。これからは、これでいきます！

【材料（2人分）】

卵（Mサイズ）2個
長ネギ 1/3本
かまぼこ 75g
塩 ふたつまみ
うま味調味料 ふたつまみ
しょう油 小さじ1
サラダ油 大さじ4

＜万能お米＞
米 250g
水 300ml
鶏がらスープ 小さじ2
しょう油 5g
サラダ油 5g

【作り方】

（1）万能お米の材料を炊飯器に入れて普通に炊く。

（2）長ネギはみじん切り、かまぼこは5mm角に切る。ボウルに卵を割り入れ、溶きほぐす。

（3）フライパンを中火で熱しサラダ油をひき、2の卵を入れて軽く混ぜ、半熟状になったら1を入れて炒め合わせる。

（4）卵に火が通ったら塩をふり、2のかまぼこを入れて中火で炒め、うま味調味料、ネギを入れて炒める。

（5）全体がなじんだら、しょう油を入れて中火でさっと炒め合わせ、火から下ろして盛り付ける。

今回紹介したレシピ1~3は、鳥羽シェフの新刊『食べたいから作る！鳥羽周作のとっておきごはん』に収録されてます。他にも簡単美味しいレシピが満載なので、ぜひお手にとってみてください。

ラジオ番組『KURASEEDS（J-WAVE）』では、これからも暮らしを豊かにする情報をお届けしていきます。ぜひラジオも併せて聴いてみてくださいね！

文／古橋祐也