第3位は女性にも大人気の「パスタ」
null「パスタにベーコンとにんにくをたっぷり入れて炒めると、コクのある濃厚な味になり、いくらでも食べられるくらい美味しいです」(51歳/男性/その他)
「ペペロンチーノの仕上げにフライドガーリックを追加しています」(41歳/男性/その他)
「どんなパスタ料理にもたっぷり入れます。にんにくの風味が野菜や肉の味を引き立ててくれます」(36歳/男性/研究・開発)
「市販のペペロンチーノのソースに、にんにくと唐辛子を増し増し。うま辛い」(46歳/男性/営業・販売)
「トマトパスタを作る時に刻んだにんにくをたっぷり入れます。香りづけのためだけでなく、にんにく自体も味わって食べています」(39歳/女性/総務・人事・事務)
今回のアンケート回答者は、3:1で男性の方が多かったのですが、その中で、最も多くの女性票を集めたのが「パスタ」でした。特に、ペペロンチーノやトマトソースのパスタがにんにくとの相性抜群のようで、増し増しにしていただく人が男女ともに多くいました。
第2位は子どもも大人もみんな大好きな「餃子」
null「餃子の主役はにんにく。細かく刻んで、あんにたっぷり入れます」(64歳/男性/公務員)
「わが家で作る手作り餃子はにんにくをたっぷり入れています。そのせいか、専門店に負けない最高の味に仕上がります」(70歳/男性/その他)
「やっぱり餃子にはにんにくでしょう。にんにくの香りと控えめな辛みが感じられないと、餃子を食べた気がしません」(72歳/男性/その他)
「水餃子を茹でる時に使う出汁に、炒めたにんにくを多めに入れると、とても美味しくなります」(44歳/男性/その他)
最近はにおいを気にする人に向けて、にんにく抜きの餃子もありますが、「餃子ににんにくが入っていないと食べた気がしない」という人が多数。味にパンチが加わるせいか「食べると力が湧いてくる」「スタミナがつく気がする」などの意見も多く、活力源になっているようです。
インスタントでもお店の味に近づける? 第1位はダントツで「ラーメン」
null「インスタントラーメンに、すりおろしたにんにくと豆板醤を加えると、お店で食べるラーメンに近い味になります」(45歳/男性/営業・販売)
「とんこつしょう油ラーメンにはガッツリ入れます。明日のことなんて気にしない。特に疲れた時は、パワーがもらえます」(48歳/男性/その他)
「みそラーメンにすりおろしたにんにくをたっぷり加え、最後にラー油を垂らしていただくと、にんにくの風味が効いてコクがあるうえ、ピリッと辛くてやめられません」(70歳/女性/主婦)
「寒い季節、みそラーメンににんにくをたっぷり入れると、体が温まります。北国の常識」(77歳/男性/その他)
「にんにくをいれるなら、しょう油ラーメン。他の味のラーメンだと、にんにくの香りと味が活きない気がします」(46歳/男性/その他)
「ラーメンにはフライドガーリックを入れるのが定番です」(71歳/男性/営業・販売)
「黒にんにくを薄く切っていれるのがおすすめです」(48歳/男性/その他)
約31%が「にんにくを増し増しにすると、最もおいしいのは“ラーメン”」と回答。みそ、しょう油、とんこつ……どんな味のラーメンにも合うようで、中には、台湾ラーメンやタンメンに加えているという人も。
にんにくの形状は、すりおろしが最も多かったものの、フライドガーリックや、「1個丸ごと電子レンジで温め、つぶしていれ、にんにくの食感も楽しむ」という人も。とにかくラーメンにはにんにくを入れ、ガツンとくる濃厚なうまみを感じないと、食べた気がしないという意見が多数。熱々のスープといただくと、体も温まるようです。
え!これにも入れるの?という創作レシピが続々!!
null「アヒージョににんにくを入れると、くさみも少なくホクホクしてクセになります」(47歳/女性/主婦)
「しょう油ににんにくをたっぷり加えたたれに、かつおのたたきをつけて食べるのが最高」(36歳/男性/その他)
「白菜を漬ける時に入れておくと、香りがよくなり、ご飯が進みます」(54歳/女性/主婦)
「玉ねぎに切り込みを入れ、そこににんにくを挟んでレンジでチンすると、柔らかくトロトロになります」(34歳/女性/主婦)
「つゆに刻んだにんにくを入れて、ざるそばをいただきます。絶品です」(35歳/女性/総務・人事・事務)
「風邪のひき始めの時は、スライスしたにんにくをたっぷり入れたもつ鍋をいただきます。鶏鍋にもおすすめ。体が温まります」(55歳/女性/総務・人事・事務)
「なすとにんにくを一緒に炒めてから、市販の麻婆豆腐のたれと具材を加えます。なすににんにくの味がしっかりしみこんでいて、ついご飯を食べすぎてしまいます」(62歳/男性/その他)
「しょうが焼きには、にんにくもたっぷり入れます。サッパリした生野菜と一緒に食べると、味のバランスが抜群です」(58歳/男性/営業販売)
「カレーを作る時は、まずにんにくを炒め、香りがたってから、玉ねぎなどの野菜を炒めていきます。最後にもにんにくをたっぷり入れて、コクを出します」(62歳/男性/会社経営・役員)
「焼きたてのソーセージといえば、これまではマスタードでしたが、今はおろしにんにくにハマっています」(51歳/男性/その他)
「フランスパンに、すりおろしたにんにくをたっぷりのせ、その上にさらに、焼いた厚切り牛肉、玉ねぎのスライス、クレソンをのせて焼くのがおすすめです」(47歳/女性/主婦)
「刻みにんにくにしょう油、和風だしを加えた炒飯をよく作ります。シンプルだけど、にんにくのおいしさや風味が最大限に引き出せるレシピです」(28歳/女性/主婦)
「焼きそばを作る際におろしにんにくを大量に入れます」(54歳/男性/総務・人事・事務)
「マッシュポテトにたっぷり入れると、香ばしさとにんにくのコクが加わって、すごく美味しくなります」(49歳/男性/その他)
にんにくをたっぷり加えたい料理の4位は「焼き肉のたれ」、5位は「ステーキ」でした。特に男性は、肉料理ににんにくを増し増しにするのが好きなようでした。一方女性は、においが少ない調理法など、多様なレシピを考案していました。
いかがでしたか? 隠し味にするどころか、にんにくを主役にすげ替えるくらいたっぷり入れ、味のバリエーションを楽しまれる方が多いことがわかりました。味に深みを出すだけでなく、体を温め、元気を与えてくれるにんにく。風邪などに負けない体を作るためにも、今日の食事に加えてみませんか?
文/嶋田久美子