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つるんと簡単皮むき!里芋の長持ち保存方法…選び方のコツから冷凍保存の仕方まで

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つるんとしたなめらかな舌触りと、ホクホクの食感が魅力の「里芋」。煮物やお味噌汁などに入れると、味がしっかり染み込んでとても美味しいですよね。里芋は10月から12月のまさに今が旬。どのように保存すれば鮮度と美味しさをきちんと保つことができるのでしょうか?

そこで今回も、食品保存のスペシャリストである料理研究家・食品保存アドバイザーの島本美由紀さんに、長持ちさせるための「正しい保存方法」をレクチャーしてもらいます。


こんにちは、島本美由紀です。連載77回目は「里芋」。ぬるっとした独特の食感は、ほかの野菜では味わえない里芋ならではの美味しさです。里芋の選び方や上手な保存方法を押さえて、里芋を毎日の料理にどんどん活用していきましょう。

美味しい里芋の選び方

里芋はふっくらと丸みがあり、手に持ったときにズシリと重さのあるものが良品です。皮が湿っていてもかまいませんが、皮が割れていたり、傷があるものは避けるようにしてください。触ったときにフニャッと柔らかいものは、傷んできている証拠。古くなってくるとカビ臭くなるので、購入する際はニオイもしっかりチェックしましょう。

里芋の常温保存の仕方

里芋はそのまま常温で保存することが可能です。泥つきのまま、まとめて新聞紙で包み、風通しのよい場所で保存するようにしてください。

里芋の冷蔵保存の仕方

里芋を冷蔵庫で保存する場合は、きれいに洗ってしっかり乾かしてから保存することが長持ちさせるためのポイントです。

・泥を落としてしっかり乾かす

里芋は流水できちんと洗って泥を落とし、外で丸1日乾かしましょう。皮がしっかり乾いたら、まとめて新聞紙で包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存します。

里芋の冷凍保存の仕方

里芋は皮をむいて生のまま冷凍することができます。凍ったまますぐに調理できるうえ、冷凍することで味がしみやすくなるので、料理の時短にもつながります。

・皮をむいて生のまま冷凍

里芋は皮をむいてから軽く塩でもみ、水洗いします。水けを拭き取ったら、そのままもしくは輪切りにして冷凍用保存袋に並べて入れます。使用する際は、煮物や炒め物、炊き込みご飯やお味噌汁など、凍ったまま調理をしていただきましょう。

里芋の保存期間の目安

里芋はご紹介したとおり、適切な方法で保存をすれば、冷凍だけでなく常温でもかなり長持ちさせることができます。

・常温保存の場合の目安

泥つきのまま新聞紙で包んで保存した場合は、約1カ月間保存が可能です。必ず風通しの良い場所で保存するようにしてください。

・冷蔵保存の場合の目安

きれいに洗って、しっかり乾かしてから保存した場合は、野菜室で約1週間保存することができます。

・冷凍保存の場合の目安

皮をむいて生のまま冷凍すると、約1カ月間長持ちします。

ラクワザ!里芋の皮をつるんと簡単にむく方法

里芋はヌメリがあるため、滑りやすくて皮がむきにくいですよね。また、皮をむいているとヌメリで手がかゆくなってしまうこともあります。次にご紹介する方法なら、手がかゆくなることなく、簡単に里芋の皮をむくことができますよ。

・加熱してから皮をむく

通常、里芋は生のまま皮をむく人がほとんどだと思いますが、実は加熱してからむいたほうが簡単です。よく洗って泥を落とした里芋をボウルや耐熱皿に入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジで5分ほど加熱しましょう。

熱々の里芋に水をかけてしっかり冷ましてから、おしりに向かって皮を指でつまむように引っ張ると、つるんと簡単に皮をむくことができます。包丁を使う必要がないので楽だし、ヌメリで手がかゆくなることもありませんよ。

いかがでしたか? 里芋は常温保存でも長い期間保存することができるので、特売日などにまとめ買いしておきたいもの。皮をむくときに手がかゆくなるのが嫌で、里芋はあまり買わないという人も多いようですが、ラクワザでご紹介した方法なら手がかゆくならずに簡単に皮をむくことができます。ぜひ、いろいろな料理に里芋を活用してみてくださいね。

【参考】

島本美由紀(2015)『もっと野菜を!生のままベジ冷凍』(小学館)

島本美由紀(2015)『ひと目でわかる!食品保存事典』(講談社)

構成・文/土田奈々子

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