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「ブロッコリー」が生活に欠かせない指定野菜に!買う頻度や好きな理由から人気ぶりが見えてきた

ブロッコリーが2026年度から「指定野菜」に追加されることをご存じですか? 「指定野菜」とは、消費量が多く、私たちが生活する上で重要性が高い品目として位置づけられたもの。指定野菜になれば、天候などによって収穫量が減っても、生産者には手厚い補助金が出るなどして、安定的に供給されるような仕組みになっているんです。つまり、それだけブロッコリーは多くの人が食べている野菜ということ。

そこで、『kufura』では、20代から60代の女性308名にアンケートを実施。ブロッコリーが本当にたくさん食べられているのか、調べてみました。

ブロッコリーが「指定野菜」に追加されたのはなぜ?

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農林水産省は、キャベツ、だいこん、きゅうりなどの14品目を、消費量が多く生活に欠かせない「指定野菜」と定めています。

ここに、2026年度から新たに「ブロッコリー」が追加されることが決まりました。新しく野菜が追加されるのは、およそ50年ぶりとか!

農林水産省の「作物統計調査」をもとに作成

ブロッコリーの出荷量の推移を見てみると、調査がスタートした1989年から2022年までの30年余りで、約2倍にも伸びています。つまり、それだけ消費量が増えているということ。安定供給の確保に向けて、「指定野菜」に追加されたのです。

そこで今回のテーマ、「ブロッコリー人気は本当?」を調べてみました。

「ブロッコリーが好き!」と答えた人は驚異の9割超

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まずはじめに、ずばりブロッコリーが好きかどうか聞いてみました。その結果は、次の通りです。

  • とても好き・・・41.2%
  • 好き・・・50.1%
  • やや嫌い・・・5.5%
  • 嫌い・・・3.2%

その結果、「とても好き」が41.2%、「好き」は50.0%で、合わせると9割以上の方が「ブロッコリーが好き」と回答しました。決して派手な存在といえる野菜ではないかもしれませんが、ブロッコリー人気はかなり高いと言えるのではないでしょうか。

ブロッコリー、どのくらいの頻度で買ってる?

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次に、どのくらいの頻度でブロッコリーを購入しているか聞いてみたところ、下記のような結果になりました。

  • 毎日・・・1.9%
  • 2〜3日に1回・・・5.5%
  • 4〜5日に1回・・・10.7%
  • 6〜7日に1回・・・14.3%
  • 10日に1回・・・14.0%
  • 2週間に1回・・・16.9%
  • 1カ月に1回・・・23.1%
  • 買わない・・・13.6%

「1週間に1回以上」購入している人が32.4%、「10日に1回〜2週間に1回」購入している人が30.9%、「1カ月に1回」購入している人が23.1%という結果でした。「2週間に1回」以上購入している人は、全体の6割以上となり、かなりの人が定期的にブロッコリーを購入していることがわかりました。

ブロッコリーのここが好き!

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多くの方が頻繁に食べているブロッコリー。では、どんなところがブロッコリーの魅力でしょうか? ブロッコリーが好きな理由についても聞いてみました。

調理法がいろいろ!加熱するだけでも1品に

「煮ても焼いても蒸しても、おいしい。いろいろとアレンジできるので大好きです」(59歳/主婦)

「どう料理してもおいしい。蒸してドレッシングをかけただけのものでもごちそうになるくらいおいしい」(44歳/主婦)

「茹でるだけで1品でき上がるので、手間がない」(28歳/その他)

「冷凍保存もできて、茹でたてをマヨネーズで食べるとすごくおいしい」(43歳/主婦)

「茹でて温かいままマヨネーズをつけて食べるのが、最高においしくて好き」(42歳/その他)

茹でるか電子レンジでチンするだけでも、簡単に食べられるブロッコリー。とくに、「マヨネーズだけでも十分においしい」という声が、とても多くありました。それだけでなく、焼く・蒸す・煮込むなど、さまざまな調理法に使えるところも便利ですね。

どんな料理&食材にも合う

「和洋中どんな料理にでも使える。冷凍野菜で下処理をしたものが安く手に入るので、常に冷凍庫にストックしてあります」(42歳/その他)

「トマトやささみやゆで卵など、けっこうなんにでも合う食材」(35歳/その他)

「単品で食べてもおいしいし、大好物のパスタに混ぜてもおいしい、お弁当にも入れやすい、万能選手なところ」(41歳/主婦)

ブロッコリーは、サラダはもちろん、和・洋・中、どんなジャンルの料理にも合う万能野菜。「いつも冷蔵庫や冷凍庫にある」という方が多いのも納得ですね。

料理の彩りに!お弁当では隙間埋めにも

「彩りが良くなるから料理がおいしそうに見えるのがいい」(42歳/主婦)

「シチューやグラタンなどホワイトソースによく合うし、彩りにもなるので、必ず入れている」(48歳/学生・フリーター)

「一度茹でておけば、そこそこ保存がきき、お弁当や料理の彩りに重宝している」(51歳/主婦)

「栄養があるしお弁当の彩りとして、場所埋めとして、とても便利」(53歳/金融関係)

ブロッコリーは、料理に彩りを添えたり、お弁当では隙間埋めも兼ねたりと見栄えも良くしてくれる野菜。鮮やかな緑色に「いつも助けられている!」という方が、多いようです。

栄養面もバッチリ!

「茎まで栄養がたっぷりで、冷凍保存もできるので、必要なときに手軽に栄養を摂れる食材として重宝しています」(44歳/その他)

「鉄分が多いところ」(34歳/営業・販売)

「低カロリーなのに高い栄養価」(56歳/総務・人事・事務)

ビタミンC、βカロテン、ミネラルなど、ブロッコリーは栄養面でも優秀。からだに必要な栄養素をしっかり摂れるのはうれしいポイント。

茎まで食べられて捨てるとこなし!

「茎も含めて全部食べられるところ」(48歳/総務・人事・事務)

「ブロッコリーの茎の部分が茹でると甘くておいしいので、細く切っておひたしのようにしています。花のところは茹でて、マヨネーズをかけて食べます」(62歳/主婦)

「茎の部分がアスパラのようでおいしいし、栄養価が高い」(59歳/その他)

「茹でたての茎の甘さが口に広がるところが好きです」(37歳/主婦)

ブロッコリーの茎は捨てずに、茹でたり炒めたりして食べることができます。まるごと食べられて食品ロスが少ないところも、経済的でいいですね。『kufura』で人気の「ちょこっと漬け」でもお馴染み、料理研究家・沼津りえさんによる茎の活用レシピもぜひご参考に!

料理の主役になることは少ないかもしれないけれど、万能選手としていろいろなメニューに使われているブロッコリー。今回のアンケートを見ても、多くの方の「ブロッコリー愛」を感じられる結果となりました。

文/佐藤まきこ

 

【参考】

農林水産省 「作物統計調査」 作況調査(野菜)葉茎菜類

JAグループ「春・冬の旬野菜 ブロッコリー」

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