肉も魚も野菜も全部まとめる濃厚チーズのパスタソースで激うまドリア!
まあ、確かに生きてはいけます。とはいえ、育ち盛りのうちに、できるだけいろいろな種類の野菜を食べさせておきたい……と考えて閃いたのが、ひき肉やベーコンと野菜の粗みじん切り、ご飯を炒め、市販のパスタ用トマトソースを加えてちょっと加熱。チーズをどっちゃりのせてオーブンで焼く戦法。
これなら原稿が立て込んでいるときでもちゃちゃっと用意できるし、チーズに覆われ、トマトソースにごまかされて具材はほぼ判別不能のため、お代わりしながらパクパク食べてくれます。残りは翌日の朝食、お弁当、さらにおやつ(好きなものは永遠に食べ続けられるリアルタイム“中二病”の恩恵)にと、大助かりです。
市販のレトルトパスタソースは、ご飯と合わせると倍以上のボリュームに!
最近のお気に入りは「クラフト チーズパスタソース」シリーズ(写真)。2皿分のボリュームで1袋300円前後です。写真は「ボロネーゼ カマンベール仕立て」。このほか、「チェダーチーズクリームと燻製ベーコン」「完熟トマトのポモドーロ マスカルポーネ仕立て」「パルメザンのクリーミーカルボナーラ」があります。
パスタのソースとして使えば2人分ですが、肉や冷蔵庫にある野菜を加えてケチャップや牛乳で伸ばし、ご飯と合わせると4人分は余裕でイケます。これにさらにとろけるチーズをのせて20分ほど焼くだけで“チーズの殿堂ご飯”のできあがりです。
やや残念なのは、濃厚なチーズベースのソースが具材の風味をよくも悪くもマスキングしちゃうため、旬の食材もへったくれもなくなること。全体に茶色に染まってしまうわけですが、とにかく食べ盛り時代はたくさんの栄養素を「おいしい!」と摂取することが最優先!と割り切ってます。
さて、今晩も冷蔵庫に半端に残っているれんこんや大根、里いもも投入した「チーズご飯」、いってみます!
神史子(じんふみこ)
フリー記者/編集者。料理を中心に生活情報の記事を担当。単行本の制作も行う。特技はネイティブとケンカができるレベルの英語とスペイン語。中学生の母。